明るさと開放感に包まれた二階リビングの住まい

2方向が道路に接する土地条件を踏まえ、プライバシーをしっかり確保しながら快適に暮らせるよう設計された外観デザイン。 1階は居室以外の開口を極力抑えることで、通行人や車の視線を遮りつつ、落ち着いた生活環境を実現しています。 その一方で、暮らしの中心は2階リビングとし、視線が届きにくい高さからのびやかに外へと開ける構成に。 さらに、周辺の街並みや背後に広がる山々との調和を意識し、切妻屋根を採用。シンプルでありながら凛とした佇まいが、自然との連続性を感じさせます。 余計な装飾を排したミニマルなフォルムが、洗練された美しさを際立たせる、上品で静謐な外観です。

玄関に入ってまず目を引くのは、スタイリッシュな鉄骨階段。 細かなフレームで構成されたデザインが光を遮らず、玄関全体に抜け感と広がりをもたらします。 視線が上へと抜けることで、実際以上のゆとりを感じられるのも魅力。 さらに、広めにとった土間スペースが使い勝手を高め、靴の脱ぎ履きはもちろん、ベビーカーや荷物を置く際にも快適です。 デザイン性と機能性が美しく調和した、心地よい玄関空間です。

廊下や扉をできるだけ省き、ひとつながりの大きな空間とすることで、視覚的にも実際の広さとしても開放感を感じられるLDKに仕上げました。 白を基調とした明るいインテリアの中で、ダークトーンのキッチンが美しく際立ち、空間に上質なコントラストをプラスします。 艶のある床材が光を柔らかく反射し、まるでホテルのような洗練された雰囲気に。 大きな窓からは外の景色を楽しむことができ、自然と家族が集まりたくなる心地よさが広がる、開放的で上質な住まいです。

横一面に広がる大きな窓が印象的なキッチン。 明るい光が差し込み、料理をしながら外の景色を楽しめる、気持ちの良い空間です。 ロングカウンターは作業スペースとしてもディスプレイスペースとしても優秀で、広さをそのまま活かした使い勝手のよさが魅力。 対面側にはブラックのキッチンを配置し、白を基調とした空間に上質なコントラストを生み出しています。 開放感と機能性が両立した、毎日の時間が豊かになるキッチンです。

キッチンとダイニングを横並びに配置することで、美しい水平ラインが生まれ、空間にぐっと広がりを感じられるレイアウトに。 窓際に並ぶことで自然光が差し込み、食事の時間がより心地よいものに。 さらに、横の配置は動線が短く、キッチンからそのまま配膳ができるため家事もスムーズ。 見た目の開放感と実際の使いやすさを兼ね備えた、暮らしにやさしいダイニングスペースです。

リビングに寄り添う畳スペースは、やわらかな光に包まれる心地よい癒しのコーナー。 畳のやわらかな質感が自然と気持ちを落ち着かせ、読書やお昼寝、子どもの遊び場など、暮らしの中で多目的に活躍します。 頭上に設けた吊り収納は、足元をすっきり見せて空間に広がりをもたらし、視覚的にも軽やかな印象に。 和の要素をさりげなく取り入れながら、モダンなリビングとも自然に調和する、上品で使い勝手のよい畳スペースです。

落ち着いたグレートーンでまとめられた、美しさが際立つ上質なトイレ空間。 壁に柔らかく広がる灯りが陰影をつくり、控えめながら洗練された雰囲気を演出します。 カウンターには重厚感のあるボウルを配置し、素材感が上品さをいっそう際立てるポイントに。 余計な装飾を排したシンプルなデザインだからこそ、静けさと心地よさが際立つ、美しく整えられたトイレです。

直線的なフォルムでまとめた、ミニマルデザインの洗面スペース。 ワイドミラーが奥行きを生み、空間全体が広く感じられます。 グレーの天板は落ち着いた表情で、白を基調とした空間にやさしいコントラストをプラス。 オープン棚にはタオルや収納ボックスをすっきり置け、使い勝手も良好です。 壁面のニッチには植物や小物を飾ることで、シンプルな中にさりげない彩りを添えることができます。 毎日の身支度が心地よくなる、洗練された洗面台です。

洗面台の奥には、家族みんなで使えるファミリークロークを配置。 身支度の流れがそのままスムーズにつながり、朝の支度も帰宅後の片付けもストレスなく行える動線設計が魅力です。 ワイドミラーとグレーの天板で洗練された雰囲気を保ちながら、生活動線はしっかり快適に。 洗面・収納が一体となることで、空間がより広く使え、家事も身支度も効率よくできる心地よいスペースです。

ブラックのアクセントウォールが印象的な、落ち着きのある洋室。 シンプルな照明が壁面に柔らかな陰影を生み、空間に上質な雰囲気を与えています。 窓際には造作のロングカウンターを備え、ワークスペースやディスプレイ棚としても活躍。 収納付きのベンチカウンターは実用性も高く、すっきり整った暮らしを支えてくれる一室です。