趣味を楽しみながら心地よく住まう！建物間口15mを超える重厚感のあるパッシブ住宅

通りに面した塀の隙間からは、庭の植栽がそっと顔を覗かせ街との関係性に程よい距離感を生むデザインとなっています。

玄関に入ると、視線は中庭の緑を切り取る窓とソファへ。さらに、ご主人こだわりのためのギャラリースペースや土間収納、裏のご実家との直結動線も備え、趣味と暮らしの動線が心地よく交わる空間構成が特徴です。

南側の壁下部は大胆に抜いてガラスをはめ込み、ホール側の景色を楽しむことができます。もしも来客時のLDKへの視線が気になる場合は、上部に埋め込んだロールスクリーンを降ろします。

テレビ背面から玄関ホールまで続く左官仕上げの壁。 光の移ろいとともに陰影が浮かび上がり、やわらかな質感を感じられます。

南面上部に設けた窓はリビングから階段上部まで続き、家の奥まで自然光で明るく照らします。大きな開口部や高窓から自然光が降り注ぎ、時間帯によって光の表情が変化します。

陽の光をたっぷり取り込むお家でもピアノを良い状態で保存できるよう、ウィンドウベンチの隣には専用の収納スペースを設けました。

グレージュでまとめつつ、円錐のブラックペンダントライトがアクセントに。

大人気設備のガス衣類乾燥機乾太くん。取り込みやすい高さになるようにこだわり、下部にはお掃除ロボットが収納できるように。美しくありつつ、使いやすいことを追求した空間です。

洗面台はお掃除がしやすい上にデザインの自由度が高いスマートサニタリーを採用しています。鏡背面壁は耐水耐熱性・施工性・堅牢性の高いセラールセレントという不燃化粧板を貼っています。

造作棚のある書斎はデスクだけでなくベッドも置けるほどの広さ(6帖)を確保しています。ブルーのクロスが空間のアクセントとなっています。

LDKと水まわりがまとまった1階家事完結型の間取り。裏手のご実家に訪問しやすいよう、土間クロークには玄関ドアとスロープ、キッチンには勝手口を設けています。

2階には3部屋とウォークインクローゼットを配置し、個々が落ち着いて過ごせる“自分の空間”をしっかり確保しました。生活リズムや趣味に合わせて使い分けられる間取りとしながら、家族との程よい距離感も保てるバランスの良いフロア構成となっています。