住まいや暮らしでのエピソードを川柳にして応募いただく「LIFULL HOME'S住まいの川柳」も第3回となり、今回も7,064句と数多くのご投句をいただきました！ご応募いただいた皆さま、誠にありがとうございます。今回は「住まいのすべらない話 ～夏編～」と、「すべらない話」「夏」という、これまでとは少し異なる二軸のお題を設けさせていただきました。

「面白い、笑える」、物理的な「滑る」、「口が滑る」といった様々な「滑る」エピソードを題材とした、住まいや家族での楽しい情景が浮かぶ句を多くお寄せいただきました。「滑る」というと、どちらかというと冬のイメージを描きやすいかもしれません。そういった意味で少し 難易度の高いお題かなと懸念した部分もありましたが、上手に「夏」らしい川柳をたくさん投句いただき、みなさんの川柳のレベルの高さに審査員一同、感心させられました。

今回も多く寄せられた、家庭でのお父さんの立場の弱さを”イジる”作品や、逆に奥さんのお尻に敷かれる様子を嘆く作品。もはや毎回恒例となっています。一方で、子どもたちが揃って扇風機の前で声が変わるのを楽しむ様子など、夏だからこそ見られる微笑ましい作品も多く、どれも大変印象的でした。

そうした中でどれも共通していたのは、「すべらない＝クスッと笑える」という点です。トラブルに感じる夫婦喧嘩も笑えるエピソードとして昇華され、7,064通りの住まいでの楽しいエピソードが寄せられたと認識しています。応募の数だけ、それぞれのご家庭で楽しい”事件”が起こっているのを想像でき、私たちもなんだか幸せな気持ちになりました。

ご応募いただいた皆さんに、”すべらない”川柳作品づくりを通して、住まいや暮らしについて考え、愛着をもっていただく機会になれば幸いです。次回も、多くの方のご応募を楽しみにしています。