「みんなの空き家!活用Collection」空き家・遊休不動産の活用プロジェクトをシェア!【LIFULL HOME'S 空き家バンク】
みんなでともにつくる小さな家
- 福井県
- 空き家
- その他
- 登録日
プロジェクトについて
プロジェクトの概要を教えてください。
国土交通省の平成30年度「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」として、鯖江市内の空き家をリノベーションし、中古物件として再販するモデルケースづくりを行います。また、2018年10月26日(金)~28日(日)に鯖江市内で地方の空き家リノベーションのモデルケースの魅力発信を目的にした市民参加型の「空き家セルフリノベーション」をワークショップ形式で開催しました。
参加型ワークショップ「空き家セルフリノベーション」を、2013年より全国で多数の事例を手がけるKUMIKI PROJECT株式会社がプロデュースし、地元木材(鯖江市・井波木材が供給)を使用したキットを開発しました。地元住民および全国のセルフリノベーションに興味をもつ人たちに、ワークショップを通して低価格セルフリノベーションのノウハウを教えながら、魅力を伝えました。
KUMIKI、LIFULLと鯖江側との連携コーディネートおよび各種調整や広報を、鯖江市で空き家を活用したオフィスコーディネートやWEB広報を営む地域事業主わどうが行いました。
地元不動産会社である白い雲不動産が「LIFULL HOME'S」を活用しながら、リノベーション後の空き家を鯖江市内および全国に購入可能物件として流通・発信し、再生空き家の成約に至ることができました。
物件との出会い
どのような方法で物件を入手しましたか?
本プロジェクトの参画メンバーの1社である白い雲不動産の協力のもと、通常の販売手法では成約が困難または時間がかかることが想定される空き家を探していたところ、鯖江市等の協力もあり、手放すかどうかを迷いながらも一定の管理をされていた空き家のオーナーに出会うことができました。
オーナーに事情を聞いたところ、建物は築後49年が経過し老朽化が進んでおり、また、前面道路も狭く、道路に除雪すら入らない地区であることから、売却等の処分が出来るか不安を感じつつも、親から引き継いだ財産であるため、相続後2年ほど空き家の状態で管理をしていたとのことでした。オーナーが物件を手放すことを決心したきっかけとしては、2018年2月の福井豪雪により、建物と道路は雪に埋もれ、建物に近づくことすらできない状況が発生し、建物が倒壊したり、損傷しないかと不安な日々が続いたことについに心が折れ、売却を決心したようです。オーナーに、今回のプロジェクトの説明をしたところ、快く承諾していただきました。
物件ギャラリー
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リノベーション後
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リノベーション後
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押入
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1階居室
地域にどんな効果があったか
プロジェクトがスタートしたことで、
地域に変化はありましたか?
もともと、鯖江市の中心地であり、駅やセントラルパークでもある西山公園も近く、生活環境は良好な立地であったものの、ご先祖様から受け継いだ財産を売却することに抵抗をもつ方が多い地域で、使用されなくなった後も空き家として放置されていることが多い地域ではありました。
今回のプロジェクトを実施したことで、地域の様々な方が参加して、売却することにポジティブなイメージで持ってもらうことが出来、本プロジェクトの隣の空き家やその3件隣の空き家のオーナー様も不動産を売却することなりました。
プロジェクトに関するデータ
物件について
| 物件名 |
みんなでともにつくる小さな家 |
| 所在地 |
福井県鯖江市本町4丁目
地図を見る
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| 物件タイプ |
空き家(一戸建て) |
築年月 |
1969年8月
|
| 取引形態 |
売買 |
入手時期 |
2018年8月 |
| 間取り |
6DK |
事業開始時期 |
2018年6月 |
| 建物面積 |
116.88 m² |
賃料・購入価格 |
410 万円 |
| 土地面積 |
132.64 m² |
事業用リノベ費用 |
非公開 |
| 活用分野(詳細) |
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資金調達について
| 資金調達方法 |
補助・助成金 |
| 自己資金 |
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投融資 |
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| クラウドファンディング |
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補助・助成金 |
非公開 |
| その他 |
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| 初期投資は回収できたか |
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