空き家対策ガイド 空き家をお持ちの方もこれからの方も、空き家のリスクから事前対策、解決方法まで、管理と活用を考えてみよう。空き家対策ガイド 空き家をお持ちの方もこれからの方も、空き家のリスクから事前対策、解決方法まで、管理と活用を考えてみよう。

あなたのお家こんな状態になっていませんか?

空き家所有者のお悩み

両親が亡くなって、田舎の実家を相続したんですけど、私も兄弟も戻る予定がないんです。家は大切な思い出が詰まっているけど、ただの空き家になってしまって…どうしたらいいか、途方に暮れています。

空き家になっている実家を処分したいんですけど、解体費用が思った以上にかかるみたいで、正直、財布が厳しいんです。それに、どう手続きを進めたらいいのかも分からなくて…。このままだと、家がさらに傷んでしまうのが心配です。

最近、法改正の話を聞いたんですけど…。相続登記が義務化されて、登記をしないと罰金が科されるかもしれないんですよね?相続登記をしていない空き家があって、急に不安になっています。誰かよく分かる人に相談したいのですが。

空き家をお持ちの方も、
これからの方も

空き家を所有する人が
考えておくべき
3つのポイント

放置するとどうなる?空き家のリスク

老朽化・
荒廃化が進む

家は人が住まなくなると急速に劣化します。何も手入れをしないと、ボロボロになり、倒れたり、シロアリが湧いたりすることも…。また、ゴミの放置などが原因で火災が起きたり、伸びた草木が通行の妨げになることもあります。

損害賠償が必要になる
可能性

空き家の問題は、空き家所有者の責任問題に発展します。 例えば、外壁材の落下で他人を死亡させた場合、数千万円以上の損害賠償を請求されるケースもあります。保険に入れば賠償金額をカバーしてもらえますが、築年数によっては保険に入れない、十分な保証を受けられない場合もあります。同様に火災や台風等の被災にも注意が必要です。

地域環境や周囲との
関係が悪化

建物が老朽化し、不法投棄が行われると、地域の景観が損なわれ、その結果、地域全体のイメージが低下する恐れがあります。また、空き家は不法侵入の対象となり、犯罪やトラブルの原因となることがあります。これが原因で、近隣住民との関係にも亀裂が入ることが考えられます。

空き家になるその前に!空き家の事前対策

空き家になってしまったら、また将来的に空き家になりそうだと気付いたら少しでも早く相談し、早期対策を始めることが大切です。体力がある元気なうちに行動することで、リスクとコストを軽減しながら空き家活用に向けた準備を進めるようにしましょう。

対策その01空き家対策
チェックリストの確認

  • 専門事業者への相談

    不動産の価値評価や売却、リノベーションの可能性について専門事業者に相談し、対応策を検討しておく

  • 登記の確認・完了

    不動産登記簿について、現況と登記内容が一致しているか等の確認と、相続登記(相続人の名義変更)を済ませる

  • 家族・親族との相談

    空き家になった場合の管理方法や最終的な処分方針(売却・賃貸・解体等)について家族・親族で検討をしておく

  • 判断能力が衰える前の処分

    所有者本人の判断能力があるうち に、売却などの処分を検討する

  • 後見制度等の利用

    成年後見制度や任意後見制度を利用して、所有者本人が認知症などで判断能力が衰えた場合に財産を守れるようにしておく

  • 家族信託の利用

    家族信託制度を利用して信頼できる家族に不動産の管理や処分を任せる

  • 承継者の指定

    遺言等で特定の相続人、もしくは第三者や特定団体への寄付などを指定する

対策その02不用品の分別・処分

「いかに荷物を少なくするか」を念頭に作業しましょう。
思い出深いものは残しても良いですが、使わなくなった衣類や食器類、古い家具、家電類は思い切って処分してしまいましょう。
大型家具や家電など、自力で荷物整理が困難なものは、専門業者に依頼したり、リサイクルショップへ相談してみましょう。 買取や無料で引き取りしてもらえるものもあります。

対策その03資産の整理

金融財産を整理することは相続トラブルの防止にもなります。 チェックリストにまとめておくとよいでしょう。

希望や状況に合わせて考えよう!空き家の解決方法

空き家対策には「売却」「賃貸」「活用・自己使用」「解体」といった方法があります。
一般的には「売却」「賃貸」「解体」を選択する方が多いのが実状です。それぞれの特徴や、家族の希望・状況に合わせた解決を考えましょう。

管理コストが掛からない売却

  • 次の世代に維持管理・処分等の負担を負わせなくて済む
  • 固定資産税の支払い義務・維持管理義務がなくなる
  • 現金化することで相続時の遺産分割が容易になる
  • 家を維持・活用できる人へ継承することができる

物件の維持がしやすい賃貸

  • 管理を入居者に託すことができ、家の寿命が伸びる
  • 家賃収入で、補修にかかるコストをカバーできるため、定期的に補修することができ、空き家も維持しやすくなる
  • 利用希望者に貸し出す事で 地域の活性化に貢献できる

手入れが少ない解体

  • 建物の手入れや修繕の必要がなくなり、手間やコストが削減できる
  • 住宅用地の特例が不適用となり、固定資産税等が増加する可能性がある
  • 古いが住める物件もあり、専門家相談が推奨される
  • 近年、解体にかかる費用が高騰しており、費用の捻出が困難な場合がある

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空き家バンクとは?

「空き家バンク」は、自治体が主体となって運営している制度で、空き家を貸したい、売りたい人がその情報を登録し、それを求める人に情報を提供する仕組みで、空き家や空き地を売りたい・貸したい人と、それらを買いたい・借りたい人をつなぐ役割を果たしています。

※国土交通省のサイトに遷移します

空き家対策の相談窓口

各自治体で空き家専門の相談窓口を用意しています。初めての方から、対策を進めている方まで、状況に応じた相談・解決策の提案・サポートをしてくれます。まずはお持ちの空き家がある自治体の空き家相談窓口へ相談してみましょう。

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