リスクを分散するための利用

アルバムや思い出の品は、いつまでも大切に残しておきたいもの。でも、自然災害の多い日本では、いくら大切に保管していても、地震で建物の下敷きになってしまうかもしれませんし、台風による洪水で水に濡れてしまう可能性もあります。また、火災で焼失するおそれもあるでしょう。災害はいつどこで起きるかわからず、予防は難しいものです。そこで、数か所に分けて保管することでリスクを分散することができます。その際、保管先の1つとしてトランクルームを利用するのがおすすめです。

また、アルバムなどは重量があるものも多く、地震の際や、何かの拍子にこうした重い物が倒れてきて怪我をする可能性もあります。そうした家庭内のリスクを削減するためにも、自宅に収納する荷物は減らし、重いけれどすぐに使わない思い出の品はトランクルームに預けておく。これもリスク分散によるトランクルームの活用方法と言えます。

災害時の備蓄

災害時には、水や食料が不足しがちなもの。そのために、飲料水や缶詰を備蓄しているご家庭も多いのではないでしょうか。でも、いざ災害が起きれば、自分たちが避難するのに精いっぱいで、備蓄していた商品を持ち出す余裕がない事態も考えられます。そこで、トランクルームに備蓄品を保管するのも一つの方法です。

もちろん、災害時にトランクルームが利用できるかどうかはわかりませんが、保管場所を数か所に分けておけば、どれか一つは取り出せるかもしれません。生物の収納は不可ですが、缶詰やペットボトルの飲料水は収納可であることも多いので、事業者に確認してみましょう。災害時用に預けておくと便利なものは、非常食のほか、トイレ用の凝固剤、モバイルバッテリー、携帯用浄水器などがあります。

駐輪場代わりに

健康のため、自転車通勤している方もおられるでしょう。でも、勤め先に駐輪場がない場合もありますし、自転車に乗りやすい服装が会社勤めに適しているとは限りません。そこで会社の近くにトランクルームを借りて、自転車を置いたり、着替えをしたりするスペースとして利用するケースもあるようです。ただし、自転車の汚れに注意を払わなければなりませんし、着替えなどの短時間でも滞在不可の物件もありますから、利用規約を事前に確認しましょう。

2019年 06月23日