【リノベ暮らしな人々】vol.53 森ぬけ海ぬけ都へ

住まい探しのきっかけ

以前は石神井公園に近い賃貸マンションに住んでいたNさんご家族。1歳になる長女の保育園や学校のことを考えて、定住しようと思い、物件探しを始めていました。リノベーションを前提に、エリアは環境がよくて住み慣れた公園の近くを希望し、地域の不動産屋を介して一戸建てを探しましたが、半年かけても見つからなかったそうです。「その頃、ブルースタジオが個別相談会をやっているぞ、というので申し込んでみたんです。10年も前にウェブサイトで施工例を見てから、その後も定期的にチェックしつつ、いつかこんなところに住めたら...と思っていました。でも、まだ、リノベーションする物件が見つかったわけでもないし。とにかく話を聞くだけのつもりでした」【リノベ暮らしな人々】vol.52
相談会でブルースタジオが不動産仲介まで手掛けていることを知ったNさんご夫婦。
「リノベーションを成功させるためのチェックポイントなど、知り尽くしたうえで物件を探してくれる...心強いと思いました。それで、物件探しから一括してお願いすることにしました」さらに、木造の一戸建てよりもRC構造のマンションのほうが、自由に空間を変えやすいと説明を受け、改めて中古マンションを探し始めました。物件探しは仲介担当者からのアドバイスを受け、リノベーションでは変えられない窓の位置や、窓からの景色などをチェック。
「外観やゴミ置き場、駐車場などを確認し、管理体制やマンションに住んでいる人たちの傾向を掴んでいきました。購入したマンションを内見した時に感じたしっかりしているという印象は、住んでからも変わりないですね」。結局エリアは当初の希望と少し外れてしまうものの、広さ・眺望・駅からの距離など、それ以外の条件がとてもよい物件にめぐり合いました。

【リノベ暮らしな人々】vol.52

リノベーションのポイント

「食事の時間を楽しく過ごしたい」「人を呼べるような家にしたい」「木目を生かした北欧テイスト」、他にも、ご主人の仕事場、将来を考えて2人分の子ども部屋、収納スペースを広く...などの要望を受けて、設計担当者が提案したコンセプトは"アーバンな暮らし"。「ケース・スタディ・ハウス」の色使いやテイスト、空気感などを取り入れたプランでした。「ケース・スタディ・ハウスとは1945年から行われたアメリカの雑誌『アーツ・アンド・アーキテクチュア』がスポンサーの実験的住宅建築プログラムです。現代から見ると、ちょっと昔のモダニズムのようなかっこよさがありますね」と設計担当者。【リノベ暮らしな人々】vol.52
「このプランを初めて見たとき、これは違うやろ! って思いましたね(笑)。僕らが最初に思い描いていたのは、北欧テイストで、白くて、木のぬくもりを感じるようなイメージだったんですよ。でも、頂いた提案資料を見ているうちに、あれ...かっこいいかもって」。次第に心が動かされ、もしかしたらこっちのほうが好きなのでは? と、気がついたそう。

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一方で、玄関や寝室、ご主人の仕事場、ご家族のライブラリーといった空間は、LDKとはまったく異なる雰囲気。木目を生かした色合いで、自然素材が主に使用されています。都会をイメージしたモダンな空間と森をイメージした自然テイストの空間。1枚の扉を隔てて、空気感や雰囲気が変わる、"時間軸がふたつある住まい"を目指しました。

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「間取りや仕様を決めていくなかで提案頂いた『小上がり』は即採用しました。とても気に入っています」
将来お子さまが大きくなったときに、壁をつくって個室にする計画もあるとのこと。【リノベ暮らしな人々】vol.52
「暮らし始めたら、やっぱり生活が変わりました。たとえばお風呂。以前は賃貸物件の普通のユニットバスで、あまり時間をかけてお風呂に入ることってなかったんですが、今回はタイルまでこだわった分、思い入れも強くて。今はゆったり湯船にも浸かっています。入浴後の掃除は大変だけど、愛着を持ってやっています」【リノベ暮らしな人々】vol.52

リノベーションを振り返って

「"デザインがかっこいい=捨てなきゃいけないものがいっぱい"で、暮らしづらいのかもと思っていたんですが、生活にフィットして暮らしやすいんです」「設計と工事で、6ヶ月間のやり取りでしたが、めちゃくちゃ面白かった。自分たちが出した要望をどんなかたちで実現させてくれるのか、期待はしていましたが、それを超えた提案をもらったことが良かったです。プランを受け入れて、そこでの暮らしや使い方を想像するのは楽しかったですね。もう一回やりたいです」【リノベ暮らしな人々】vol.52

間取り図で見る
ビフォーアフター

【リノベ暮らしな人々】vol.53 森ぬけ海ぬけ都へ

リノベ暮らしInfo

■家族構成: 30代ご夫婦・お子様
■リノベーション面積: 80.30m2
■築年数: 築30年(1984年竣工)
■階建: 7階建て
■構造: RC造
■リノベーション費用: 1600万円
■設計: 株式会社ブルースタジオ

■取材後記

「どんな家にしようか?」と考えるとき、「リビングはこう、寝室はこう」など、既成の住まいを思い浮かべてしまうことが多いと思います。でも、ここは思い切ってNさんのように「楽しく食事をしたい!」「友達を呼んでホームパーティをしたい」と、暮らしの中のひとつひとつのシーンを自由に思い浮かべることに集中して、その物語を形にする工程はプロに任せてしまいましょう。そんな方法で家づくりをしてみると、少しばかり魔法がかった理想の空間が手に入るかもしれません。

株式会社ブルースタジオコンテンツ協力:リノベーション住宅推進協議会

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