【リノベ暮らしな人々】Vol.16

元美容室兼住居の一軒家を昭和レトロな雰囲気にリノベーションしたFさん。美容室の店舗スペースだった空間を土間として活かした素敵な住まいを紹介します。

住まい探しのきっかけ

田舎の出身だからか、マンションには魅力を感じず、家を買うなら一戸建てだと思っていましたが、予算とエリアの都合から難しい・・。消去法で中古のマンションを見学したこともありました。でもまったく希望の物件がなかった。そんなときに、リノベーションという言葉や考え方を知り、時を同じくしてリビタが主催していたリノベーションのトークイベントにも参加し、それまでのモヤモヤが消えて、中古物件を購入してリノベーションをすることに決めました。やり方次第では自分の好きなように出来るリノベーションという選択肢を得た途端、がぜん興味やアイディアが沸き出し、物件探しが苦痛から快感へと変わっていきましたね。【リノベ暮らしな人々】Vol.17

住まいの探し方


たまたま妻の実家の隣の土地が古家付きで売り出されるという話があり、リビタに仲介をお願いして購入することにしました。古家は築60年の木造2階建てを、40年前にリフォームした元美容室兼住居。建替えを前提に実質土地だけの価格で販売されていたのですが、予算的に更地にして新築を建てる余裕もないし、元々中古の戸建てを探してリノベーションしようと思っていたので、古家を活かすことにしました。築古でも、セミナーなどに参加していろいろ勉強していたことで、「元はどうあれリノベーションすれば変わる」と、既存の状態に惑わされずリノベーション後のイメージを持つことができたのも、スムーズな決断につながっています。
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【BEFOR】


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【AFTER】


リノベ暮らしのポイント

●たくさんの人が集まる多目的でパブリックな土間
元美容室の店舗スペースだった玄関すぐの空間は、白い壁とコンクリートの土間。商店街に面した窓からは、通りを行き交う人が見えるオープンな雰囲気です。この土間は、家族がそれぞれの友人や仲間を呼んで自由に使えるパブリックな空間としてつくりました。
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私は仕事の打ち合せに、ガールスカウトやPTAの活動に参加する妻は仲間とのミーティングに、中学生の娘はバンドの練習に、高校生の息子は友達を集めて宿題をしたり、遊んだりと、日常的にたくさんの人たちとシェアしています。週末には、近所に住む親戚や甥っ子、姪っ子が集まって皆で賑やかに食事をする場所にもなりますね。
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●築60年の味わいを活かし、昭和レトロの演出を楽しむ
土間から続く小上がりの空間はリビング。仕事で資料として使う雑誌などが並ぶ本棚もここに置いてあるので、ライブラリーのような場所でもあります。2階へ続く急勾配の古い階段もそのまま残しました。【リノベ暮らしな人々】Vol.17
これら築60年ならではの年季の入った柱や階段、浴室の玉石タイル、型ガラスなどの既存物件に残るパーツを見た瞬間に、インテリアの演出の方向性は昭和レトロに決定。徹底的に研究して楽しんでしまいました(笑)。【リノベ暮らしな人々】Vol.17
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●収納で間仕切った2階は、家族のプライベート空間
1階はいろいろな人が集まって、キッチンの奥まで自由に入ってもらえるようなオープンな空間ですが、2階は家族のための空間にしたかった。子どもたちも中学生と高校生で、個々のライフスタイルがあり、大人が4人いるようなものなので、それぞれのプライベートな空間と収納を設けました。造作の収納家具で間仕切りした4つの空間は、物理的に個室になっているわけではありませんが、気持ち的には個が保たれた自分だけの空間になっています。
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●引っ越してきてから、変わったことはありますか?
今までは家族以外の人を呼べない家でしたから、毎日のように、隣に住む両親や近隣の親戚、家族と関わりのある人が、土間や家に出入りしているというのは大きな変化です。こういう下町的な感覚は、このエリアならではの文化なのかもしれませんが、大らかでいいなと新鮮に感じています。【リノベ暮らしな人々】Vol.17
●これからやってみたいことは?
1階の土間では、白い壁をスクリーン代わりに、PCの画面やDVDを投影することもできるので、このスペースを上手く使って、写真やイラストなどを展示するギャラリーとして使用したり、トークショーやイベント、ライブ、料理教室などを開催したり、近隣の商店街などの地域貢献に活かしたりと、多目的でパブリックな活動を考えて、実現していければと思っています。
将来的には、実家と合わせて建替えすることも考えています。あと何年住むか分かりませんが、それまでは味わいのあるこの空間を思いっきり楽しみたいです。
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リノベ暮らしInfo

■家族構成: 夫婦+お子さま2人
■専有面積: 99.38m2
■築年数: 築60年超
■リノベーション費用: 約800万円 ※設計料別
■コーディネート: 株式会社リビタ

■取材後記■

「年季の入った柱や階段、浴室の玉石タイル、型ガラスなどの既存物件に残るパーツを見た瞬間に、インテリア演出の方向性は昭和レトロに決定。徹底的に研究して楽しんでしまいました(笑)」と語るFさん。更地状態でゼロからつくるのもいいけれど、既存建物の特性・個性をヒントに編集してゆけるのもリノベーションの醍醐味。
豊富な選択肢がある中古住宅なら物件の個性も多種多様。Fさんのように、個性的な中古住宅との出会いが新たな住まいづくりの可能性に気づかせれくれるかもしれません。

株式会社リビタ マンションのリノベーションならReBITA

コンテンツ協力:リノベーション住宅推進協議会

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