2019年、日本で流行ったものと聞いて、何を思い浮かべますか? タピオカ、TikTok、IZ*ONE…など、様々な事例が考えられます。実は、日本でブームになっていることは、先に海外でブームが起こり、日本に流れてきたものが多くあるのです。
次に日本でブームが来るものは何なのでしょうか。そのヒントは、海外にあるかもしれません。そこで今回は、アメリカ、韓国、台湾などで現在流行っているものをチェックして、最新トレンドを追っていきましょう!
旬のトレンドを見つけるにはインスタと日経トレンディ!

私が最新トレンドのリサーチをする上で愛用しているのは、「インスタグラム」と、「日経トレンディ(雑誌)」です。
インスタグラムはとにかく情報の鮮度がよく、流行に敏感な若者から発信される最新のトレンドをいち早くゲットすることができます。日経トレンディは、名前通り「トレンド」を追っている雑誌で、ビジネスマン向けではありますが、写真も多く、とても読みやすくまとめられています。
トレンドをいち早く察知することは、生活をより豊かにすることにつながります。
私の場合は、日本に初上陸したカフェやレストランをいち早くチェックし、休日に友達と遊びに行くことがよくあります。今まで見たことがない、食べたことがないようなフードに出会うことができ、私にとってはとても楽しい時間を過ごすことができます。
2020年のトレンド予測! アメリカ・韓国・台湾の流行を先取り
海外のトレンドは必ず日本でも話題になる! ということで、2020年のトレンド予測をしてみました。 グルメ編とその他サービス編に分けてご紹介します。
トレンド入りしたら行列必須! 2020年注目のグルメフードは?
エッグスラット(アメリカ)

アメリカから上陸し、今年9月に新宿サザンテラスにオープンしたばかりのエッグスラット。“LAセレブに愛される朝食”としてブームをおこした「エッグスラット」発祥の店です。ふわふわのスクランブルエッグをたっぷりとサンドした“究極のエッグサンド”を提供しており、朝からリッチな気分になれること間違いなし。バンズは少し甘めになっています。オレンジジュース付きのセット販売もありますが、ホットコーヒーと一緒に食べるのがおすすめです。
植物肉バーガー(アメリカ)

一見、ジューシーなハンバーガーですが、一切肉を使っていない、植物由来の代替肉商品がアメリカで大ヒットとなっています。海外ではビーガン(絶対菜食主義者)が多いのもヒットの要因ですが、日本でも健康意識の高まりから、広がっていくと予想されます。また、本物の肉と味の差がそこまでないため、ハードルが低いといえます。
スターバックスナウ(アメリカ・中国)

スタバのドリンクをスマホで注文できるサービスです。モバイルオーダー専用で、レジに並ぶ必要がなくなる新業態。日本では人気店には当たり前のように行列ができていますが、今後は行列が珍しい世の中になるかもしれません。キャッシュレス化が加速する中、日本でもレジなし店舗が増える予感がしています。
ドーナツサンド(アメリカ)

ドーナツにクリスピーチキンを挟んだ高カロリースイーツ。植物肉バーガーの流行と裏腹に、驚きの見た目がアメリカで話題になっているそう。揚げ物×揚げ物というかなりのインパクトに、日本でも「インスタ映えする」と流行するかもしれません。
フージンツリー(台湾)

台湾の人気料理店が、2019年9月に東京のコレド室町にオープンしました。距離も近く、気軽に低価格で行ける台湾は、日本人にも人気の観光地。台湾屋台グルメの人気がより過熱しそうです。
台湾フルーツティー(台湾)

一芳(イーファン)という台湾フルーツティーのお店が人気急上昇中。台湾式のお茶にそのままのフルーツを入れるのが特徴です。ごろごろと入ったフルーツが写真映えし、タピオカに次ぐ台湾ブームが来るかもしれません。
UFOチキン(韓国)

一時期ブームがきたチーズタッカルビの次にブームが予想されるUFOチキン。丸い鍋にチキンを並べた形が「UFO」に似ていることからそう名付けられました。チーズにチキンを付ける姿は、ついつい動画に収めたくなってしまいます
いちごあめ(韓国)

韓国の屋台から火がついた「いちごあめ」。2019年6月に渋谷に「ストロベリーフェチ」という専門店がオープンしました。かわいらしい見た目は、若い女子の心をくすぐること間違いなし。今後、全国の女子のハートをわしづかみにするかも!?
グルメ以外もまだまだある! SNS、ソーシャルサービスを先取り
フィットネスミラー(アメリカ)

フィットネスクラブで行うようなエクササイズが、自宅でできるというサービス。なんと、鏡にバーチャルインストラクターが現れ、指導をしてくれるのです。リアルタイムで見ることができるため、その場で質問が可能です。
デカトロン(フランス)

フランス発の世界最大のスポーツメーカー。2019年3月に兵庫県の西宮にオープンし、売り上げが世界中の店舗で3位になったという人気急上昇ぶり。今後、全国に出店が加速し、さらに大ヒットとなる予感です。
斧投げゲーム(アメリカ)

ダーツと同様に、斧を投げて得点を競う斧投げゲーム。2019年10月に東京にも体験できるお店がオープンしました。豪快でかなり危険なゲームですが、新しいストレス解消法として流行するかもしれません。
Facebook Pay(アメリカ)

Facebook、メッセンジャー、Instagram、WhatsAppなどのFacebookグループ全体で使える決済サービスです。Facebookは日本でも多くのユーザーが使っているので、仮に上陸したらPayPayや楽天Payなど現在あるサービスを脅かす存在になるかもしれません。
最新のトレンド探しでわくわくする毎日を
アメリカ、台湾、韓国など、文化の違う海外は流行の宝庫です。目新しいグルメ、新業態のサービスなどが次々と海外から入り込み、日本でブームを巻き起こす流れは2020年も続くのではないでしょうかう。海外から来たトレンドの中には、日本人に合った形に変わっていくものもあるかもしれません。
今回取り上げた街の他にも、原宿、表参道も最新トレンドの発信地です。
トレンドは移り変わりが激しいもの。ここに挙げたものも、ほんの一例です。わくわくするようなトレンド情報を積極的に取り入れ、生活を豊かにするヒントにしてみてはいかがでしょうか。