一戸建て賃貸で叶えよう! 北の大地でのびのび子育てライフ

私たちは転勤族。2、3年に一度の間隔で転居を繰り返しています。賃貸マンション住まいを経験後、現在は一戸建て賃貸に居住。北の大地でおおらかに子育てしています。なぜ一戸建て賃貸物件にこだわったのか、実際の一戸建て賃貸での生活方法やおすすめの一戸建て賃貸物件の探し方についてご紹介します。

北の大地で一戸建て賃貸暮らし

私たちは地方勤務を続ける転勤族です。2~3年の間隔で転居を繰り返し、結婚後の引越し回数は10年間で実に7回を数えるほどとなりました。

そんな7カ所目の赴任地となったのは北海道第2の都市である旭川市。
この土地で、私たち家族は「北の大地らしいおおらかな子育てがしてみたい」と初めて一戸建て賃貸に住む決意をしました。

家賃は10万円を超えますが、首都圏ではありえない4LDK、オール電化の築浅物件です。
中学生を筆頭に子ども3人を抱える私たちにとって100㎡を超える広さは絶対条件でした。希望に見合った物件を探しあてることができたので、今とても満足しています。

ただ、旭川は道内でも北に位置するため寒さが厳しく、有数の豪雪地帯。ネックになるのが光熱費です。

極寒期の1~2月は5万円を超える月もありかなり家計を圧迫しますが、備え付けの蓄熱型暖房器のタイマー機能を利用し無駄を省いたり、IHでの調理時には多層構造の鍋を利用して沸騰後は電気を消したりしながら極力出費を抑える工夫をしています。

なぜ一戸建て賃貸住まいを決意したか

私たち家族は今回の転勤でどうして一戸建て賃貸の契約にこだわったのか。それは以前経験した賃貸マンション暮らしでの子育て体験が影響しています。

賃貸マンションではとかく騒音の問題が浮上しやすいものです。未就園児の子育て中は特にわが子の発する音がネックとなりました。つたい歩きのころはよく転びますし、歩けるようになったあとはどんなに注意しても室内で動き回ってしまいます。

騒音には十分に気を配ってきたつもりでしたが、とある転勤先で階下に住むお子さんのいないご夫婦から「子どもの走る足音がうるさい」とクレームを受けてしまいました。育ち盛り、動きたい盛りの子どもたちに対して、私は毎日「家のなかでは足音をたててはいけない」と注意し続け、子どもたちも音を立てずに歩くという技を見事に体得しました。

でも、結局はお互いに疲弊し「自分のおうちなのに、どうして静かに歩いたり話したりしないといけないの?」と子どもに聞かれたときには「ご近所の迷惑になるからよ」と説明しながらも「こんな暮らし方は本来なら間違っている…」と心の中で思ったものでした。

そこで私たち夫婦は「次回転勤になった暁にはどんなに費用がかさんでも、一戸建てに住んで子どもをのびのびと育てよう」と決めたのです。

さらに、一戸建て物件を探さなければいけない別の理由がありました。それは私の相棒であるグランドピアノを実家から引き取るということでした。
グランドピアノは奥行きが2メートル近く、幅も1.5メートルあります。

グランドピアノを自宅に置くには騒音や大きさの問題もあるため、マンションはもちろんのこと、賃貸では設置がなかなか実現しないのです。このため、実際には条件に見合った物件でも、家主さんから楽器設置についてOKが出るかどうかという心配がついて回りました。

私たちの担当となった不動産会社のスタッフは、そのような勝手な願いも聞き入れ、親身になって物件探しをしてくれました。おかげで私たちは今の物件に出あうことができたのです。

一戸建て賃貸に住んでみて感じたメリットは3つ

一戸建て賃貸に住むことで我が家が得たメリットは3つです。

1つ目は、子どもが自由に暮らせるようになったこと。騒音を気にせずに、家の中で過ごすことが可能になりました。賃貸マンションではなるべく避けていたのですが、お友達を家に呼んで元気に遊ぶことも叶いました。

大声で歌を歌ったり笑い合ったりして、転校先の友人とも本当に楽しそうに過ごしています。


2つ目は、のびのびと生活することが叶ったこと。

これまでは賃貸マンションでの生活が殆どだったので、なんとなく物音に気を付けたり、お隣りの方や階下の方とのコミュニケーションに気を配ったりするのが日常でした。

一戸建て賃貸では汚れや破損などに気を付ける点は変わりませんが、一戸建て特有の高い天井や広い間取りのせいか、家族全員が心穏やかにのびのびと暮らせるようになりました。


3つ目は、子どもが玄関から地続きで活動する大切さを知ったことです。

土地柄、朝は、小鳥のさえずりや雪の深々と降り積もる音で自然と目が覚めるようになり、日中は隣りの空き地にキツネがやってきたり、高い空にはいつもトンビやタカなどの猛禽類が飛んでいたりします。春のはじめには白鳥が編隊を組み北に向け出発していきます。

子どもたちは靴を履いてすぐに庭へ飛び出し、春から秋にかけてはちょうちょうやバッタ、トンボなどをとり、冬はどんなに寒い日でも雪遊びを欠かさなくなりました。自然と日々対峙することで、生きるうえで気を付けなければいけないこと、大事にしなければいけないことなどを知らない間に身につけている気がします。

このような具合で、一戸建て賃貸暮らしを始めてからというもの、家の外では自然に生かされ、家の中では自然と笑顔がこぼれることが多くなりました。

一戸建て賃貸を実際にどうやって探したか
夫の勤め先では、引越しを伴う物件探しに利用できる不動産会社があらかじめ決められています。

このため、転勤の打診があった時点からネットでの物件探しをスタートさせたり、不動産会社を勝手に回って物件を探したりということができません。

ただ、我が家の転居のタイミングはいつも世間の一般的な引越し時期より1ヶ月程度前に始められるというメリットがあります。このため、物件が大きく動き出す前にいい物件に出あえるよう提携先の不動産会社に早めに連絡をとり、一戸建てという譲れない希望があることを伝えました。

まずは内示までに物件をメールにてやりとりし、実際に間取り図をもらった10件程度から3件まで候補をしぼり、現地に足を運んでからは学校との距離や近隣の環境・雰囲気などを見て回りました。

体験してわかったいい一戸建て賃貸物件を見つけるポイント

私たちの住む旭川は道内でも札幌に次ぎ人口の多い都市です。このため不動産会社も多く、賃貸物件の数は豊富にありました。ただ、転勤族ということで賃貸マンションを紹介されることが多く、当初一戸建て賃貸の物件探しは難しく思えました。

私たち家族は一戸建て物件のみを所望していましたので、いろいろな条件を少し緩める形で物件探しにのぞみました。

第1に、少々郊外でもOKとしたこと。少々職場から遠くても、比較的まだ敷地に余裕がある駅近の郊外まで範囲を広げて探しました。

第2に、不動産会社の担当者とコミュニケーションを密にとることで、子育てしやすい地域を紹介してもらったり、学校の規模や評判を聞いたりできるようにしました。同じ子育て世代の方が担当者だと子どもを持つがゆえの親の悩みも共通する部分が多く、話も通じやすくおすすめです。

実際に今回の物件探しにいたっては、担当者が「転勤族が多い学校なら、お互いに馴染みやすいのでは…」「中学校に進学したあとでもこの地域なら安心ですよ」とアドバイスをくれたこともあり、見知らぬ土地に入る身としては大変助かりました。

旭川市内に住むならおすすめしたい「神楽・神楽岡周辺エリア」

北海道旭川市といえば「旭山動物園」「旭川ラーメン」を思い浮かべる方も多いかと思います。ただ、実際に旭川に足を踏み入れてみると市全体は大変広く、交通手段もバスかマイカーがほとんど。JR旭川駅から旭山動物園まで車でも片道30分はゆうにかかります。

さすがは北海道、という気分になります。

この地で一戸建て物件を探した頃は、JR旭川駅から車で15~30分程度走りさえすれば物件数もかなり多いという印象だったのですが、職場からは遠すぎて借りられません。

そのようなとき意外と盲点だったのが、JR旭川駅南口から車で5~10分たらずの場所に位置する「神楽・神楽岡周辺エリア」です。

不動産会社の担当者によると、
2011年以降にJR旭川駅の裏を流れる忠別川に氷点橋やクリスタル橋がかかったころから、駅へのアクセスが良好となり開発が一気に加速したといいます。

各住宅メーカーのモデルルームも多く軒を連ね、近隣には素晴らしい音響を誇る旭川市大雪クリスタルホールや旭川市博物館、旭川大雪アリーナといった文化施設が点在しますし、四季折々の風景が美しい神楽岡公園、上川神社もおすすめの観光スポットです。

神楽・神楽岡地域を走る国道237号線を南に進めば、ドライブがてら1時間かからずに美瑛・富良野方面といったリゾート地に出向くことも可能です。

子育て世代なら一戸建て賃貸という選択肢もあり

ここまで、子育て世代だからこそ、一戸建て賃貸を選択することでのびのびとおおらかに生活をおくることができるというメリットについてお伝えしました。

家賃の負担は決して小さくはありませんが、子どもにとっても親にとっても過ごしやすい住環境を用意するということは、生きるうえでかなり大切なことなのではないかと思います。

のびのび生活することができると、たとえ知らない土地であったとしても心休まる空間があるだけで日々の暮らしにゆとりが生まれ、自然と笑顔がこぼれます。

叶うのなら、ぜひ一戸建て賃貸に住むことも視野に入れ、おおらかな環境で子育て時間を思い切り楽しみ、満喫してください。

ゆかな

ゆかな

仕事と子供、家庭をこよなく愛するWebライター。
転勤族の夫とともにこの10年間を海外・国内問わず転々と移動してまいりました。
どの地においてもその土地土地に受け継がれてきた慣習や人とのつながりを大切に、丁寧に生活することをモットーにしています。目下新天地にて友達作りに奮闘中!

※このページの内容は、2019年5月10日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください