在宅ワークはメリハリが決め手! 在宅ワーカーを支える住まいとは

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多様化する働き方の一つとして、時間と場所の制約を受けない、いつでもどこでも仕事ができる働き方を選ぶ人が増えています。
自宅を拠点として起業する人、会社に籍を置いたまま、通常の仕事をリモートワークで在宅勤務する人、会社や団体に所属せず、個人事業主として在宅で働く人。

「在宅ワーク」とはおもにこの3つ目の働き方を指します。

会社勤めをしていた人が、退職して在宅ワークに切り替えたり、やりたい仕事を自分のペースで進めるために在宅ワークを選んだりするほかにも、結婚・出産育児を機に職を離れた女性が、ふたたび仕事を始める受け皿ともなっています。

在宅ワークを始めてみたい。在宅ワークに切り替えたい。でも、実際はどんなものなのだろう…。

そんな不安をお持ちの方に、15年にわたって在宅ワークを行ってきた私が、在宅ワーカーをサポートする住まいについてご紹介します。

在宅ワークを選んだきっかけは子どもの病気

私自身は当初、復職するつもりでいたのですが、生後5ヶ月頃から発症した子どものアレルギーがひどくなり、キャリアを中断することを選択しました。

1歳半頃から症状は少し落ち着いたのですが、それでも毎日のケアと週に2回の通院は欠かすことができず、24時間子どもに縛り付けられる日々が続いていました。当時は精神的にもかなり追い詰められていたと思います。

そんなとき、以前の職場から翻訳を頼まれました。
子どもの世話をしながらの細切れの仕事でしたが、久々の仕事のおかげで、どれだけ気持ちが楽になったことでしょう。

ああ、私は本当に仕事が好きなのだ、と思い出させてくれるきっかけでもありました。それから少しずつ仕事を増やしながら、私の在宅ワーク生活は今日まで続いています。

在宅ワーカーの一日

私の在宅ワークライフは、朝、夫と子どもを送り出し、ダイニングテーブルにノートパソコンを広げるところから始まります。

スケジュールとTODOリストを確認したら、そこから子どもが帰ってくるまでが勝負。座りっぱなしは腰を痛める原因なので、掃除や洗濯は気分転換とストレッチを兼ねて。時間に余裕のあるときは、ジムに行ったり、散歩に出かけたりもしますが、基本はパソコンに向かってひたすら仕事、仕事です。

子どもが幼稚園の頃は、帰る時間も早いし、そのあと公園に行ったり、お友達の家へ遊びに行ったり、家へも来てもらったり。

時間のやりくりが大変でした。その分、小学校に入ってからは本当に楽でした。そのうちダイニングで仕事をしている私の向かいで、自然と塾の宿題やテスト勉強をするようにもなりました。
6時になれば店じまい…といきたいところなのですが、実際にはなかなかそうもいかず、晩御飯のあと、テレビやDVDを見てくつろぐ家族を横目に、パソコンの画面に目を凝らすこともしばしばです。

ただ、同じ部屋にいるだけで、なんとなく団らんの雰囲気にはなるもの。テレビの音に気を散らさない集中力も身に付きました。

在宅ワーク生活のメリット

「在宅ワーク生活で良かったことは何か」と聞かれたら、やはり私は「つかず離れずで子どもと一緒にいられたこと」と答えると思います。

そのときによって、どちらかに比重がかかることはあっても、子どもにべったりになることもなく、仕事をないがしろにすることもなく、ふらふらしながらも続けてくることができました。

また、子どもにとっても、間近で大人が仕事をしている姿を見ることができたのは、いい経験だったかと思います。

スケジュール管理に失敗して、納期間際に目を血走らせたり、仕事が進まなくてイライラしたりする私の姿は、見せたいものではなかったのですが、子どもからすれば仕事の責任やスケジュール管理を学ぶ機会にもなったようです。

在宅ワークってどんなことをするの?

在宅ワークの種類と仕事の取り方

さて、ここで在宅ワークの業務にはどのようなものがあるか、どうやって仕事を取るかについて、ごく簡単にご紹介します。

在宅ワークは大きく分けて、文章入力やデータベース作成、データを元にしたグラフや資料の作成などを行う事務系、ライターやエディター、DTPオペレーターなどの編集系、ウェブデザイナーやイラストレーターなどの美術系、ソフト開発やプログラミング、システムエンジニアやネットワーク管理などの技術系、翻訳や経理代行などの専門系などがあります。

スキルや経験が必要なものもありますが、文章やデータの入力業務やライティングなど、特別な経験がなくても仕事を覚えながらやっていけるものもあります。

どの仕事にしても、在宅ワークは管理する人や指導をしてくれる人がそばにいてくれるわけではないので、自分で勉強し、管理することが必要になってきます。

そのため、自分に向いている仕事や好きな仕事を選ぶことが必要になってきます。

仕事を獲得するためには、元の勤務先から仕事を請け負ったり、人脈を通じて紹介してもらったりする以外に、エージェントに登録して仕事を請け負う方法もあります。

エージェントに登録すると、仕事を紹介してくれるだけでなく、価格交渉や報酬の回収など、個人が在宅ワークを行う上で起こりうる心配事の多くを代行してやってくれるため、初心者でも安心な仕事受注スタイルです。

在宅ワークのメリット・デメリット

在宅ワークの最大のメリットは、いつでもどこでも、自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるということです。ラッシュアワーに通勤する必要もありませんし、スーツや化粧品などの費用もかかりません。

半面、一日のほとんどを家で過ごすことになるため、運動不足になるだけでなく、ストレスも溜まります。どうしても仕事が気になり、メリハリを意識しないと、ついダラダラと仕事をし続けることにもなります。

私の場合、ときには面倒くさいと感じることはあっても、家事をはじめとした家族との生活が、いい区切りになっているようです。

デメリットを解消するためには住環境が大切

私が在宅ワークを始めたばかりの頃の家は東向きで、奥にあるダイニングは窓もなく、ほとんど光が入らない、日中も電気をつけっぱなしにしていなければならない部屋でした。

そこで小さな子どもの世話をしながら仕事をしていると、だんだん息が詰まりそうになってきたものです。

1年ほどで引越しをしたのですが、次に家を選ぶときは、ダイニングにも窓のある、見晴らしのいい部屋を探したのは言うまでもありません。

家の中にいる時間が圧倒的に長いからこそ、家は心からくつろげる場所であると同時に、インテリアや窓から見える景色が、自分の気に入ったものでなくてはならないのです。

在宅ワーカーだからこそ家にはこだわりたい

子どものいる家庭では、どうしても子ども中心に家を選びがちですが、子どもが学齢期になれば、学校で過ごす時間の方が長くなります。

在宅で仕事をしている人が一番家に長くいるので、その人にとってストレスのない住環境を選ぶ方がいいでしょう。

まず、仕事をする場所を決めます。別に部屋を用意できなくても、本棚やデスクを間仕切りにして、独立した空間を確保します。そうしておけば、メリハリをつけずに働いてしまうことを防ぐことができます。

天井の高さ、採光や窓の位置、壁の色、また外から聞こえてくる音や、上階の生活音など。家を探すときはぜひチェックしてください。
部屋数は余裕があった方が、リビングと職場を完全に一緒にすることなく使用することができます。

ジムや美術館、図書館はリフレッシュのための必需品

私が住んでいる地域は、学校や図書館の立ち並ぶ文教地区。通学時間帯を除けば、静かなところです。図書館や美術館は、私にとっては情報や知識を得るだけでなく、何よりのリフレッシュの場所。煮詰まったら、ふらっと立ち寄ることにしています。

15分ほど歩けばジムやショッピングモールのある駅前に出ます。在宅ワーカーにとって体は資本。運動不足は大敵です。時間を見つけてはジムに通い、少しずつでも「運動貯金」をするようにしています。

在宅ワーカーの私が選ぶおすすめのエリア

東京都内なら…三鷹市エリア

静かで落ち着いた文教地区です。
井の頭恩賜公園や美術館、三鷹の森ジブリ美術館など、リフレッシュ空間には事欠かないエリアです。
駅から少し離れたところでも、バスの本数は多いので、買い物などで駅前に出るのに不便はありません。

大阪なら…豊中・千里エリア

北摂地区は大阪の中でも転勤族の多い、「コテコテの大阪」とは少し雰囲気の違うエリアです。
なかでも豊中・千里エリアは落ち着いた文教地区として、府下でも人気。
モノレールを使えば万博記念公園や国立民族学博物館、海遊館などの施設にも近く、緑に親しんだり、子ども連れで楽しむこともできます。

理想の住まいを求めて

あきらめず粘り強く探せばきっと見つかる

6年前、夫の転勤が決まり、今の住まいに越してきました。

当時、遠方に住んでいたため、最初に希望する条件として、文教地区であること、スポーツジムや公園、図書館などの施設が近くにあることなどを挙げ、満たすエリアをネットで検索したり、知り合いに聞いたりしながら、候補地をいくつか選び出しました。

実際の物件探しはウェブサイトでエリアを絞って検索し、広さや間取りなどを調べ、家族全員で話し合って候補をいくつか選び出し、家族全員で内見に出かけました。

周囲の環境と住まいの両方が納得できる物件にめぐりあうまで時間はかかったのですが、幸い引越しするまで時間的に余裕があったため、妥協せずに探すことができました。

当初考えていたエリアとは異なる場所でしたが、2ヶ月半後に理想的な住まいを見つけることができました。
仕事もプライベートも大事にできる「在宅ワーク」をはじめてみませんか?

小坂井さと子

小坂井さと子翻訳家・ライター

出産を機に退職し始めた在宅ワークも15年を超えました。翻訳やライターとして在宅で仕事を続けています。
日常業務は、ほとんどが文章を読んだり書いたりで、コミュニケーションもほぼ文字のやりとりに限られます。だからこそ、情報だけでなく、思いや人としてのぬくもりが感じられるような文章を書きたいと思っています。在宅ワークを検討している人や、不安を感じている人に、私の経験がお役に立てれば、と思っています。

※このページの内容は、2019年5月21日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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