一人暮らしのパートナーはヘビ!? 爬虫類女子の暮らし事情

ペットとの暮らしは、何にも代えがたい喜びと癒やしがあります。心寂しいときもある一人暮らし、帰りを待っていてくれるペットと一緒に暮らすことができたら……と、考える人も多いのではないでしょうか? とはいえ、散歩やエサやりなどのお世話や飼育費、部屋の広さなど、ペットを飼えない事情も多数。今回は、一人暮らしでペットを飼いたいと思っている方に、爬虫類の特性や部屋選びのポイントなどを、爬虫類女子の森島玲さんに伺います。

世話をしすぎないほうがいい? ヘビが飼いやすい理由とは

都内在住の森島玲さんのパートナーは、なんと3匹のヘビ! これまでの10年間、ヘビとともに過ごしてきました。幼少期よりヘビとの暮らしに憧れていた森島さんは、現在、理想の生活を手に入れ、大満足だと笑顔で語ります。苦手な人も多い爬虫類ですが、他の動物では味わえない独特な癒しがあると教えてくれました。
「私が飼っているのはコーンスネークという種類のヘビで、性格も穏やかな飼いやすい子です。デリケートな動物なので、頻繁に触るほうがダメで……。本当はもっと愛でたいけど、大好きなヘビたちが体調を崩さないように、毎日眺めて楽しんでいます。長年一緒に暮らしていると、私のことを認識してくれているのかすんなり触らせてくれるようになったり少しずつ慣れてくるんです。また、バイオリンの練習などで忙しいときでも、犬や猫のようにかまってあげる必要がないので、気にせず家をあけられるんです。こっちのペースで接することができて、癒やしが必要なときに癒やしてくれるのが、ヘビのいいところですね。そんなくっつき過ぎず離れ過ぎない適度な距離感がたまりません」

爬虫類の飼育は難易度が高いと思われがちですが、意外に一人暮らしにはオススメな動物だと言います。
「最初にヘビを飼ったのは、上京して一人暮らしをはじめたすぐのころでした。必要なものは、ケージやヒーターなどの一式をペットショップで購入して家にセットするだけ。ニオイもほぼないし、もちろん鳴くこともありません。エサやりは2週間に1度と、本当に手間がかからないんです」

長きにわたりヘビと暮らしてきた森島さん。これまで3度の引越しをしていると言いますが、爬虫類を飼う際の部屋選びにおいて注意するポイントは?
「品種にもよりますが、1〜2mほどのヘビであれば、高さ約20cm×長さ約60cm程度のプラスチックケースがあればいいので、わざわざ広い部屋を借りる必要はありません。ペット不可の物件でも交渉の余地もあるので、犬や猫などと比べて部屋選びの自由度はかなり高いです。強いて言うならば、ヘビは変温動物なので直射日光が当たらない場所があるといいですね。また、ヘビは目がほぼ見えない分、振動をよく感じると言われています。車の通りが少なく、静かな場所が理想的です」

さまざまな理由からペットとの暮らしを諦めていたひとは、ぜひヘビとの暮らしを検討してみては? 爬虫類であれば、今お住まいの家でも飼うことができるかもしれません。新生活を機に新しい家族を迎え入れて、癒やしのある生活を送りましょう。

▼取材協力者
森島 玲さん
1989年生まれ。神奈川県出身。幼少期より音楽を親しみ、音楽大学に進学。現在はバイオリニストとして活動している。

※このページの内容は、2019年1月28日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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