人懐っこいフェレットと暮らしてます。飼い方や寿命、費用を徹底解説

人懐っこいフェレットと暮らしてます。飼い方や寿命、費用を徹底解説

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

犬、猫だけでなく、さまざまな珍しいペットを飼う人が増えています。そのなかでも胴長短足のかわいらしいシルエットのフェレットは、とくに女性からの人気が高い小動物です。
しかし、まだまだ飼育者数は少なく、飼育に必要な情報を十分に収集するのは決して簡単ではありませんよね。

そこで今回は、フェレットを3頭飼育している私が、フェレットの飼い方と飼育環境について実体験を交えて紹介します。

ペットとして人気が高まる、愛らしいフェレット

フェレットはペットとしてとっても魅力的。フェレットと暮らすメリットを紹介します。

フェレットとはどんな動物?

フェレットはイタチ科の動物で、胴長短足なシルエットに好奇心旺盛な性格が特徴です。

繁殖地である「ファーム」により体格・性格など傾向が異なります。流通量が多いファームではカラーバリエーションも豊富で個性が出ます。ペットショップで販売されるフェレットは海外から輸入された個体がほとんどで、臭腺除去・避妊去勢手術が完了しています。

フェレットは1頭で飼っていても寂しがらずに10時間程度は留守番ができるため、一人暮らしでも飼いやすい動物です。

人懐っこいからたくさん遊べる

小動物は人間に懐かないことが多いですが、フェレットは人間によく懐きます。
好奇心旺盛で遊ぶことが大好き。おもちゃのじゃらしを追いかけてきたり飼い主の後ろをついてきたりと、遊んでもらいたいアピールをしてきます。
「ペットと一緒に遊びたい」派の人にはぴったりです。

留守番も大丈夫

フェレットは1日の大半を寝て過ごしています。ご飯、トイレ、飼い主と遊ぶ以外の時間は寝ていることが多いので、自宅を留守にしがちな一人暮らしでも飼いやすいペットといえるでしょう。

また1泊2日の泊まりで外出をする場合は、エサと水を多めに入れておけば自宅でのお留守番もできます。2泊以上はペットホテルを利用しましょう。

散歩はおうちの中で

フェレットの散歩は室内でケージから出して遊ぶだけ。おもちゃを使って遊んであげるとよりストレス発散になります。
毎日ケージから出す時間を設け室内を散歩させていれば、外での散歩は不要です。ハーネスを装着して外での散歩もできないことはありませんが、脱走事故や虫の付着などのリスクが高いので注意が必要です。

フェレットと暮らすための準備・飼い方

毎日のお世話は合計すると1時間程度かけていますが、その大半はフェレットと遊ぶ時間です。

飼育ケージのレイアウト

飼育ケージに設置する飼育用品とレイアウトを紹介します。

ケージは平屋構造で面積が広いものを選びます。フェレットは高い場所に登ることはできても降りられないので、平屋構造のケージが安全です。ケージに設置するものは下記のとおり。

・トイレ
・ハンモック
・給水ボトル
・エサ入れ
・ケージマットなど(布類)

基本的なお世話の方法

毎日するべきお世話は、エサやり・掃除・遊びの3つです。

エサやり
フェレットは食べる量を自分で調整できるので、多めにペットフードを入れても大丈夫です。朝晩2回ほどフードと新鮮な水を準備しましょう。

掃除
トイレは朝晩の2回、1日に1回ケージ内に落ちたゴミを掃除します。ハンモックやケージマットは1週間に1回程度交換して清潔を保ちましょう。掃除をしっかりすれば、動物のにおいは少なくなります。

遊び
1日に30分から1時間程度、ケージの外に出して遊ばせます。フェレットは床に落いてあるものを誤飲しやすいので、フェレットが遊ぶ空間は整理整頓を心がけましょう。
事故は飼い主が目を離したときに起こります。遊んでいるフェレットから目を離してはいけませんよ。

定期的に身体のお手入れ

きれいで健康な身体を保つためには爪切り・耳掃除・お風呂が欠かせません。定期的に身体をきれいにしてあげましょう。

爪切り:1週間に1回
耳掃除:1週間に1回
お風呂:1ヶ月に1回

欠かせない予防接種

発症すると致死率100%のジステンパー症とフィラリア症は予防が大切です。

生後1年のベビーフェレットは年に2回、2年以降の大人のフェレットは年に1回、ジステンパーワクチンを動物病院で打ちます。ジステンパーワクチンを接種していないと、ペットホテルの利用やフェレット連れのイベント入場に制限がかかることがあるので注意してください。

蚊を媒体とするフィラリア症を予防する薬は5月から12月まで、月に1回投薬します。

フェレットのよくあるQ&A

フェレットに興味を持っている方に向けて、よくある疑問にお答えします。ポイントを押さえて飼えるかどうか検討してくださいね。

最初にかかる費用と月々の費用は?

初期費用は10万円程度かかりました。ファームにもよりますが、生体価格は6~8万円の価格帯が多いです。生体価格に初期の飼育用品代として3万円ほど見積ればお迎えできます。

月々の飼育費用は約5千円です。別途、1年に1回(ベビーは1年に2回)のジステンパーワクチンに1万円程度、フィラリア症予防のための投薬に5月~12月までの8ヶ月間は1ヶ月に1回千円程度かかります。

しつけはできるの?

トイレと噛み癖のしつけはできます。フェレットは角で排泄する習性があるので、ケージにフェレットの身体がすっぽり入る長方形のトイレを設置すると成功しやすいです。

噛み癖は噛まれた直後に叱ってしつけます。ベビー時代は噛み癖がひどいことが多く大変ですが、1歳くらいから落ちついてきます。

においは大丈夫?

ペットショップで販売されているフェレットは臭腺除去手術がすでに完了しており、イタチ科特有の臭腺のにおいはありません。日本ブリードのフェレットのみ臭腺は残っていますが、基本的にペットショップには出回りません。臭腺のきついにおいが苦手な場合は海外ブリードのフェレットを選びましょう。

臭腺をもたない動物でもにおいがあるように、臭腺がないフェレットにも多少のにおいはありますが、お世話をきちんとして清潔にしていれば、においは少なくなります。

夜はうるさくない?

飼い主が寝ている時間はフェレットも寝ていることが多いので、静かです。飼い主の生活リズムに合わせてくれている感覚です。
ただ、遊ぶときには足音が響くので、夜にケージから出して遊ぶときは足音に注意をしましょう。

寿命は?

フェレットの寿命は6年~8年といわれています。
高齢期にはフェレット3大疾病とよばれるリンパ腫・インスリノーマ・副腎腫瘍になりやすく、病気で亡くなってしまうことも多いです。

オスとメスの多頭飼育はできる?

避妊・去勢手術が完了しているので、同じケージ内でオスとメスを多頭飼育しても繁殖せずに飼えます。
日本ブリードのフェレットのみ、引き渡し時に避妊・去勢手術が完了していませんが、適切な時期に避妊・去勢手術をすることを条件に販売されるので個人での繁殖はできません。

フェレットと幸せに暮らすための住環境

飼育環境を整えるのは簡単ですが、重要なポイントを押さえていないと事故につながるのがフェレットです。ポイントをしっかりとチェックしてくださいね。

動物病院が近いペット可物件

フェレットは必ずペット可の物件で飼います。フェレットは足音が響きやすく、集合住宅ではトラブルになりがちです。こっそり飼うとあとでトラブルの元です。大家さんに必ず相談し、フェレットを飼う許可をもらいましょう。フェレットはメジャーになりつつある動物なので、ペット可の物件であれば飼育許可はもらいやすいです。

また、フェレットを診察できる動物病院は数が少ないので、飼う前に動物病院の場所もチェックした方がいいでしょう。

6畳あれば飼育は問題なし

飼育部屋は6畳もあれば大丈夫です。フェレットはケージで飼い、毎日飼育部屋でケージから出して遊ばせる飼育方法をおすすめします。ケージを使わず部屋で放し飼いをすると、さらに広いスペースで遊ばせないとストレスがたまります。

ケージの外で遊ばせるときは、誤飲や転落事故に要注意。フェレットには広い飼育部屋より、6畳でもいいので安全な遊び場を確保しましょう。

飼育部屋に必須な設備

エアコン
フェレットは暑さが苦手な動物なので、エアコンの設置は必須です。室温が高くなるとフェレットの動きが鈍くなります。
汗をかけないため、扇風機などの送風だけでは体温は下がりません。30度以上の室温では熱中症になり最悪の場合死んでしまいます。夏場は室温が25度~27度になるようにしてください。また、5月と6月は急な気温の上昇に注意です。

防音マット

鳴き声が小さく、集合住宅で飼う人が多いフェレットですが、防音対策をしないと下の階にフェレットが遊ぶときの足音が響き、トラブルの原因になります。約1kgの動物が跳ねたり走ったりするため、フェレットを遊ばせる部屋には防音マットやジョイントマットなどを敷いて防音対策をした方がいいです。
私はタイルカーペットを飼育部屋全体に敷き、さらに汚れを拭き取りやすいミニカーペットの上にケージを設置しています。

登らせないための家具配置
フェレットは家具をつたって器用に高い場所へ登っていきます。しかし登ることは得意でも降りることはとっても苦手。高いところに登ってしまうと転落の危険があります。遊び部屋の窓を開けていると家具をつたって脱走することもあるので注意が必要です。
飼育部屋に家具を設置する場合は、フェレットが簡単に登れないような配置にすることが大切です。

一人暮らしでもフェレットと暮らせる

フェレットを飼うには広い間取りは必要ないため、一人暮らしにも向いているペットといえるでしょう。
好奇心旺盛な性格で人間に懐きやすいですが、好奇心旺盛なゆえに誤飲や転落事故に注意しないといけません。
フェレットが遊んでも安全な空間を作れると飼育難易度はグッと下がります。危険がないよう整理整頓を心がければ、フェレットも人間も住みやすいですよ。

ぽん

ぽんエキゾチックアニマルブロガー

フクロウとフェレットと一緒に暮らしている動物好きブロガーです。これから初めて飼う人のためのフクロウ飼育ブログ「くるるの野望」、フェレット飼育ブログ「GO!GO! FERRET」を運営中。かわいい画像を中心に魅力を伝えながら、飼い主目線で飼い方を解説しています。

※このページの内容は、2020年10月3日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

この暮らしの記事を共有しませんか?

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

LIFULL HOME'Sは安心・安全のための取り組みを行っています

  • 信頼できる物件情報サイトNo.1を目指して

    このサイトは「不動産情報サイト事業者連絡協議会」が定める情報公開の自主規制ルールに則ったサイトとして承認されています。

  • 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格
    すべての情報を適切に取り扱うために

    株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。