古着に魅せられた会社員が選んだ街、三軒茶屋がもたらした出会い

都内で古着の街といえば、多くの人が原宿や高円寺、下北沢をイメージすると思いますが、実はここ数年で三軒茶屋に古着店が軒並みオープン。深夜まで営業している店舗が多く、仕事を終えた美容師さんやファッション業界につとめる若者が多く訪れるオシャレタウンとして、新たに注目を集めています。都内の広告制作会社に勤務する高橋純平さんも、大の古着好きが高じて三軒茶屋へと引越した一人。かねてから古着屋巡りが趣味だった高橋さんは、三軒茶屋での暮らしをきっかけに、生活が大きく変化したといいます。

1軒の古着屋から始まった三軒茶屋での暮らし

「自分にとって三軒茶屋は遊び場という感覚。いまだに家への帰り道さえもワクワクしています。古着をとおして出会った友だちと新しくオープンした古着屋に行ったり、『三角地帯』というディープな飲み屋街に挑戦したりする日々は、学生時代に戻ったような新鮮な楽しさがあるんです。仕事で疲れて帰ってきても、活気のあるこの街の雰囲気に元気づけられて、『よし、古着屋に寄ってから帰ろうかな』と、アクティブになれる。気分があがることで仕事へのモチベーションにもつながりますし、結果的に生活にもゆとりが生まれました」

三軒茶屋に住むことを決意したいちばんの決め手は、古着屋「NOIR」との出合いだったと言います。

「友達が三軒茶屋に引越したのがきっかけで、この街を開拓し始めたんです。そこで出合ったのが、ヴィンテージアクセサリーや1950年代〜1980年代の古着を取り扱っている『NOIR』。商品やお店の雰囲気はもちろん、店長のかずおくんとは同い年ですぐに意気投合。かずおくんを通して常連客とも仲良くなり、一度訪れると2〜3時間はお店に入り浸って、いつもたわいない話で盛り上がっています。『NOIR』はひまなときにプラッと遊びに行ける友達の家のような感覚なんです」

そうした高橋さんにとっての暮らしの変化は、普段のコミュニケーションにもうれしい影響をもたらしました。

「なんといっても“三軒茶屋”って、響きがいいんですよね(笑)。『どこに住んでるの?』『三軒茶屋だよ』って、声を大にして言いたくなるというか(笑)。飲み会などで訪れることの多い渋谷や新宿で終電を逃したとしてもタクシーで帰れる距離なので、時間を気にせずに飲み続けていられます。また、三軒茶屋はアパレルスタッフや美容師など感度の高い人が多いんです。コミュニケーションのなかで得たアイデアが、仕事につながることもあるんですよ。これからも好きなところが多い三軒茶屋での暮らしを謳歌していきたいと思ってます」

▼取材先情報
「NOIR」
東京都世田谷区三軒茶屋1-35-3
TEL/090-8640-0317
営業時間/16時〜24時(土日祝日14時〜24時)
定休日/年末年始

▼取材協力者
高橋純平さん
1994年生まれ。東京都出身。広告のビジュアルやコンテンツ制作に携わっている。

※このページの内容は、2019年2月15日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください