「週末婚」は一つの選択肢! 2年間やってみてわかった幸せに暮らすポイント

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「週末婚」という結婚スタイルを聞いたことはありますか?
週末婚とは「入籍はしているが平日は別居し、週末など休日にのみどちらかの家で同居する暮らし方」のことです。別居婚といわれることもあります。

私は2年間、週末婚での結婚生活を経験しました。その後、出産をきっかけに、現在は夫と子どもと三人で暮らしています。ということで、両方の暮らし方を経験した私ですが、週末婚も一つの結婚のスタイルとして「選択肢の一つ」だと感じています。
今回は、週末婚のリアルな暮らしぶりから、週末婚をポジティブに幸せに暮らすポイントまで、私の実体験をもとにご紹介します。

週末婚のきっかけ

夫とは大学時代からお付き合いをしており、就職をきっかけに住まいが離れてしまったことで遠距離恋愛をしていました。
最初は遠距離恋愛が続けられるか不安でしたが、大好きな仕事を続けたい気持ちもあり、交際は順調。物理的に距離が遠くても幸せな交際はできると確信しました。

次第に私たちは結婚を意識するように。遠距離恋愛という道を選んでまでやりたい仕事を選んだ私たちは、充実した毎日を送っていました。夫は転勤族で今後もいつ引越すかわからず、夫がたまたま私の職場近くに転勤できるまで結婚を遅らせるのは現実的ではありません。

二人で話し合って出た結論は、「結婚したからといって、どちらかが我慢して好きな仕事を辞めてまで同居しないといけないなんておかしい」ということ。そこでたどり着いたのが、週末婚という結婚スタイルでした。私たちは「家族も仕事も諦めない夫婦でいよう」、と考えたのです。

そして夫が初めて転勤し住まいが変わるタイミングで、結婚することを決意しました。

週末婚のメリット・デメリット

週末婚のメリット

実際に週末婚を経験して一番のメリットだと感じたことは、結婚がお互いのキャリアに影響せず、好きな仕事が続けられた点です。

キャリアを優先できる
どちらかがパートナーに合わせて我慢する、仕事か家族のどちらかを諦めなければならないという必要がありませんでした。
夫婦のどちらかが転勤のある仕事に就いている場合、結婚してからもずっと別々に暮らす可能性があります。私たちの場合はまさに夫が転勤族で、またいつ転勤になるかわからない状態でした。
夫の勤務先は地方だったので、私は転職したとしても都会での収入を維持することはかなり難しかったでしょう。週末婚を選択して仕事を辞めないことは、世帯収入の安定にもつながりました。

別々の時間はそれぞれ自由に
また、週末婚のメリットは、別々に暮らしている平日の時間を自由に使うことができたことです。夫婦それぞれが思いきり仕事にうちこんだり、同僚や友人と時間を気にすることなく楽しめたりできました。
その結果、結婚生活を窮屈に感じることがほとんどありませんでした。むしろ平日会えない分、週末は夫婦の時間を大切にしようと、お互いを思いやる気持ちが自然とわいていた気がします。

二人でいる時間をより大事にできる
そのおかげで、私たちは二人きりの週末がたとえ短い時間だったとしても有意義に過ごすことができました。些細な言い合いなども時間の無駄だから、と起こりにくかったです。
別々に暮らすことで、家事を夫婦のどちらか一方に押しつけることができないため、夫婦ともに家事スキルを身に付けるようになります。夫は一人暮らし歴が長かったため、家事・掃除・洗濯など一通りのことができました。むしろ今でもゴミの分別などは私よりもずっと詳しく、率先してやってくれるほどです。
夫婦ともに家事スキルがあることが活きたと一番感じたのは、妊娠・出産時。私が切迫早産で自宅安静指示を受けてしまい夫の家で同居したのですが、夫が二人分の家事をこなしてくれて大変助かりました。

週末婚のデメリット

一方で、週末婚のデメリットは、とにかくお金がかかったことです。

お金がかかる
別々に住まいをもつことで住居費、光熱費、インターネットの通信費などがすべて一人暮らしの倍になります。さらにお互いの家を行き来するための移動費がかかったり、まとめ買いができないことで食費なども節約しにくかったりします。
共働きで収入も多い一方、支出も多くなってしまうのです。私はついつい共働きで同居している夫婦と比較してしまい、むなしい気持ちになることもありました。
私たちはもともと遠距離恋愛をしており、それぞれが一人暮らしをしていたので、結婚後も独身時に使っていた家電や家具をそのまま利用できました。ですが、結婚を機会に一人暮らしを始める場合には家電や家具の費用もある程度かかってしまうでしょう。

移動時間に要注意
お互いの家の距離や移動手段によっては、移動だけで疲れてしまう可能性もあります。平日に二人の時間がとれない週末婚夫婦にとっては、週末が貴重なコミュニケーション時間。移動することに疲れてしまっては、二人の時間を楽しめず不満に感じてしまうかもしれません。
その他にもトラブルがあった場合はすぐにかけつけられない、という別居特有のリスク対策もしておく必要があります。
例えば、妊娠・出産は予定通りにはいかずトラブルがつきものです。私は週末婚中に妊娠しましたが、一人での妊婦生活は家事も一人分で済み自分第一で過ごせて楽、と最初は安易にとらえていました。しかし私の妊娠は決して順調ではなく、産前産後の休業予定日前に切迫早産で自宅安静指示を受けてしまったのです。
それを聞いた夫は、平日にもかかわらず駆けつける事態になりました。離れて暮らしていると、緊急時の連絡体制は夫婦間でより話し合っておかなければいけません。

デメリットを乗り越えるポイント

週末婚夫婦は節約するのがなかなか難しいですが、工夫することで出費を抑えることもできます。
交通費はぜひ見直すべきポイントの一つ。電車や新幹線なら、回数券を購入することで通常料金よりも1回あたりの乗車料金が安くなります。さらに金券ショップなら回数券を通常価格よりお得に購入できますよ。

新幹線の場合は、ネット予約サービスの活用もおすすめです。早特商品が購入できて、路線によっては改札に交通系ICカードをタッチするだけで乗車でき便利です。高速バスや飛行機を利用する場合にも早めに予約することで早割を適用させたり、複数の会社の金額を比較できるサイトを活用したりすると出費をぐっと抑えられるでしょう。

また、最近は家具のサブスクリプションサービスも充実しており、必ずしもすべての家具を購入しなくてもよい時代になりました。また、家具付きの物件に住むという選択肢もあります。

移動手段の費用とあわせて、どちらが主に移動するかを夫婦間で相談することも大切です。私たちの場合は、私が仕事の関係で金曜日の定時後に電車で移動できること、乗り物酔いをしにくく移動が苦にならないことから私がメインで夫の家に行っていました。
夫婦だから移動回数も平等! と決めつけてしまうのではなく、いかに気持ちよく週末婚というスタイルを続けられるかを考えることが大切ではないでしょうか。

週末婚で、二人の住まいが別々にあることを活用しようという気持ちも大切です。住まいが二つあれば、それぞれの地域の魅力さを楽しむこともできるでしょう。住んでいるからこそ旅行では行かないようなちょっとしたイベントに行けたり、日頃のスーパーの買い物で特産品を買ったりもできるのです。

どんな人に向いている?

週末婚は家族も仕事も両方大切にしたいと考えている人、今働いているの職場が好きだという人に向いている結婚スタイルです。結婚するときに「仕事を辞めるのが残念だな…」と感じるのであれば、週末婚も選択肢に入れて夫婦で話し合ってみてもいいでしょう。

また、一人で過ごす時間も二人で過ごす時間と同じくらい必要と感じるカップルにとっては最高の結婚スタイルだと思います。

週末婚をへて

私が新幹線通勤できるようになり、今の会社を辞めなくても同居できるようになりました。現在は夫の勤務地近くに引越し、夫と子どもと3人で暮らしています。
子どもの成長を日々夫婦で共有したり、子どもを寝かしつけたあとにできたスキマ時間で夫婦で話したりできるのは一緒に暮らすメリットだな、とひしひしと感じています。

私が家族で一緒にいる時間を心から大切にする意識が持てているのは、週末婚の経験があるからでしょう。週末婚も今の同居も、どちらの家族スタイルも経験できてよかったと思っています。

また、費用のかかる週末婚をしていた私たちは、結婚当初からお金について話し合う機会を多く持ってきました。週末婚をしていたことで生活費などのお金がかかったことは事実ですが、これからも家族の時間はずっと長く続くものです。2年間の週末婚経験でお金の価値観を夫婦間ですり合わせておけたことは、今後のお金の使い方に必ず活きてくると感じています。

世の中も大きく変わり、働き方が日々変化しています。私が結婚を決めた当時よりも、リモートワークを取り入れる会社が多くなりました。夫婦のどちらかがパートナーにあわせて我慢する、仕事か家族のどちらかを諦めなければならない、という時代ではありません。週末婚も、結婚スタイルの選択肢として新たな常識になればと思います。

週末婚に向いている住まい

週末婚の暮らしやメリット・デメリットについて紹介してきました。それでは次に、週末婚に向いている住まいの環境についてご紹介します。

30平米以上の単身用の間取り

週末婚は「二人で過ごす週末の時間をどれだけ快適に過ごせるか」が大切。家賃は気になるところですが、どちらか一方の住まいだけでも30平米以上の広い間取りにしておくと二人でも広々と過ごせて快適です。
わが家では私が夫の家に移動することが多かったため、私の家はワンルーム、夫の家は広めにしておきました。ゆとりのある空間で二人で晩酌したり、映画を観たりする時間がとても楽しかったです。

家具つきの物件

週末婚をきっかけに一人暮らしを始める場合には、家具が備え付けられている物件も候補に入れてはいかがでしょうか。家具を購入しないことで初期費用も抑えられますし、退去時に不要となってしまった家具の廃棄の手間や費用の心配もありません。

インターネット使用料無料の物件

通信費を抑える方法として、インターネット無料の物件もおすすめです。もし会社から一定の家賃補助が出る場合には、同じ家賃相場の家からインターネット無料になっている物件を選んでおけばお得ですね。
通信容量にも問題がなければ、料金を気にすることなく映画のサブスクリプションサービスなどを楽しむことができるというメリットもあります。

クローゼットなどの収納が広い物件

できるだけ移動時の荷物を少なくすることが、毎週末の移動ストレスを減らすポイントです。

私は着替えやコンタクトなど生活に最低限必要なものは夫の家に置いておき、仕事が終わった後に会社から直接夫の家に移動できるようにしていました。最悪、トラブルがあったときや時間がどうしてもないときは自分の家に帰らず、そのまま出社することもできるので便利でした。
クローゼットなどの収納が充実している物件を選んでおけば、お互いの荷物を邪魔になることなくしまっておけるので便利ですよ。

まとめ

「結婚しているから同居するのが当たり前」と決めつけてしまうと、せっかくの結婚が楽しいものではなく制約になってしまいます。
夫婦どちらかが我慢するのではなく、両方が仕事も家族も楽しみたいと考えた私たちは、週末婚という結婚スタイルを選択しました。その結果、今も大好きな仕事を続けられています。

必ずしも最初の選択が絶対ではありません。週末婚をやってみて同居がいい、と思ってから転職を検討しても全然問題ないのです。
結婚に際しての生活環境の変化が少しでも気になるようであれば、スタイルの一つとして週末婚を検討してみてはいかがでしょうか。

まるこ

まるこ

1児のフルタイム勤務アラサーワーママ。
「仕事も恋愛もやりたいことを諦めない生活」を送るため、遠距離恋愛を決意。
お金をかけないデートを工夫して遠距離恋愛を4年継続し、結婚。
ブログ「はなまるらいふ=育休で人生力アップ=」では、遠距離恋愛・週末婚のコツや育休の有効活用法について発信中。

※このページの内容は、2021年2月4日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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