大人スーツの着こなし術 おしゃれなビジネスマンの暮らし

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いつだってそうだ。人は見た目であなたを判断する。仕事ができそうな人、気を使えそうな人、誠実そうな人、それは全て“外見”から作られるもの。そう、見た目は中身の“外見”なんです。
しかし外見を整えることは重要だけど、漠然とした“カッコ良くなりたい”ではどれだけ時間とお金があっても足りません。服選びは仕事と同じ。具体的なゴールに向けた選び方が重要なんです。

朝はお気に入りのカフェで一日の流れを作る

今日はこれだけ売りたい、より効率的にチームを回したい、スムーズな対応をしたい、取引先から「いいね」をもらって企画を採用してもらいたい…どれだけ強く思っても、計画しないということは、失敗するための計画を立てているようなもの。散歩の途中で富士山に登った人はいないんです。

どんなゴールを達成する一日なのか。そして、そのゴールを達成するにはどんなプランorプロセスを辿ることで到達できるのか。自宅近くのカフェで前日の振り返りと今日一日の計画を立てることが私の朝の習慣です。

まずは振り返り、反省を計画につなげる

まずは、コーヒーを一杯すすりながら前日を振り返ります。データで振り返る部分と、行動的な部分の振りをおこない、何が足りなかったのか、今日何をすべきかというのを考えます。

データであれば、前日の自分の売上や行動の量などの数値化できるものを、行動の振り返りは、あのときこういう話し方をした、振る舞いをしたなどを思い出し、何が良くて何が悪かったのかを振り返ります。

コーヒーを飲みながら頭を使い、振り返ることで段々と頭が働き始め、また明確な反省点が見えてきます。もちろん、その日のうちに反省をおこない明日から頑張ろうと、意気込むことも大切なのですが、一度寝てしまうと反省ポイントやせっかく立てた計画への達成意識が薄れてしまうため、私は朝の習慣としています。

朝の決められた時間の中でモチベーションを最高潮にもっていき、即行動にうつす。日々、少しずつでも前日と違う行動ができるようにと、その変化が成果に表れます。計画を立て終え、一息ついたらネクタイを少し強く締め、仕事へ向かいます。ぜひ朝の習慣として試してみてください。

ゴールによって、着る服を変える

商談の内容に合わせてスーツを変える。時には相手の好みに合わせてネクタイも変えることもあるほど。

「いやいや、やりすぎでしょ」「そんなにこだわっても何も変わらない」と言われることもありますが、外見は信頼関係をショートカットできる重要なアプローチであるといえます。

“服はそもそも相手のために着るものである”という持論を私は持っていて、相手に対して敬意を示すパートナーであると考えています。極論、誰とも会わず、ずっと家にいるのならば裸でもいいし、自分のことだけ考えるのであれば独特な服を着て自分の感性を大事にすればいい。
ただ、人と会うということはその人に失礼のないようにしなくてはならないんです。決死の思いで誘った女性が、初めてのデートにジャージで来たら「自分に興味ないんだな」と思いますよね。そういった意味でも洋服は「今日あなたのために失礼のないようにしてきました」という意思表示になるわけなんです。

人は見ていないようで見ているし、正しい身だしなみも信用の一つ。小さな信用の積み重ねが、人間関係を円滑にします。

トレンドを取り入れるのは大人の身だしなみ

「あなたに敬意を示して私なりに最高の服を着てきましたよ」…最高かもしれないけど、5年も前の服を着てきてはすべてが台無しです。洋服の価値は時代やトレンドとともに変動するんです。「え、スーツに流行りってあるんですか?」と、たまに聞かれるのですが、もちろんあります。

ちょっと前までは細身の“ピタピタスタイル”が旬でした。細身のラペルに、ナロータイ、細いパンツに短い股下。靴下が“しっかり”と見える丈はすでにオフトレンドです。

スーツの着こなしはクラシカルを基調に様々な変化があるのですが、2019年のトレンドは、2018年から引き継ぎクラッシック回帰の傾向が強くなります。ファッション的に“カッコイイ”細身のスーツは見た目がよくても、仕事ができそうには見えませんからね。適度なゆとりと、“男性らしく見せる”というスーツ本来の姿に戻る流れが本格化していきます。
とはいえ、いきなりスーツを新調するには費用がかかりすぎるため、今回はすぐにできるテクニックをご紹介しましょう。

ご存じの通りスーツにおける顔とはジャケットから見えるシャツとネクタイで構成される、V字のゾーンのことを指します。人の印象は「胸から上で、7割は決定する」といわれているため、Vゾーンの魅せ方は印象を左右する重要な部分。この部分にアレンジを加えるとスーツ全体の雰囲気も大きく変わります。

クラシカルの代表格“タブカラー”を着用

これまではレギュラーカラーやボタンダウン、カッタウェイなどが一般的でしたが、今年はタブカラーがおすすめ。タブカラーとは、シャツの左右の襟をつなぐ紐がついてる英国スタイルの襟型のこと。

この襟型でネクタイを締めるとふっくらと立体感が生まれ、襟元が華やかな印象になります。タイピンと合わせて使うと立体感がキープできます。

幅の太めのネクタイ、小紋柄がおすすめ

ラペルの幅とネクタイの幅を合わせるのはスーツの着こなしの基本のキ。昨年からラペルの幅も広くなってきています。太いラペルに細いネクタイではバランスが悪い(その逆もしかり)。クラシカル回帰の男らしいたくましさというのは、このVゾーンで演出可能なんです。

細いラペルの細いシルエットのスーツしかお持ちでないあなたはスーツを買い替えた方がいいでしょうが、昨年買ったのであれば今年はわざわざ買い替える必要はありません。シャツとネクタイを買い足し、クラシカルな雰囲気を演出しましょう。

TPOに合わせたスーツの選び方

スーツを着用するシーンはなにもビジネスシーンだけではありません。様々なシーンにおいてのスーツの着こなしをご紹介します。

デイリースーツ

毎日使うものだからバリエーションを。と、1着目のダークカラースーツ、その2着目はライトグレースーツというのは間違い。実は色が明るくなるほど色みのバランスを取るのが難しくなります。毎日使うものだからこそ、2着目もベーシックなダークカラースーツがおすすめです。

1着目、2着目ダークカラー、3着目でようやくストライプが登場、スーツの着こなしに慣れてきたら4着目でライトカラーに挑戦してもいいでしょう。スーツの色で印象を変化させるのではなく、シャツとネクタイ、ポケットチーフで変化を楽しみましょう。

人の視線は“先端”に集中するため、靴はまめにお手入れをして上質な革靴を履くと信頼感アップ。スーツ初心者は紐履を基本として、ストレートチップかプレーントゥがどのスーツにも合うので持っておいて損はありません。

商談・プレゼン

相手先への敬意と信頼を勝ち取るためのスーツ選びをゴールとします。そのため遊びが利いたデザイン(チョークストライプなど)のスーツは避け、無地や細いストライプを基本とし、上質な白シャツ、上質な無地のネクタイ、靴はブラックのストレートチップがおすすめ。

ビジネス上でのベーシックは相手への敬意を示すものなんです。ここぞという瞬間にこそ“ベーシック×上質”の組み合わせが最強です。

転職面接

日本は就職活動のときブラックスーツを着用するため、欧米では「日本の学生は毎日パーティしてるのかい?」と揶揄されることもあるほど。実は黒いスーツというのはもっともフォーマルな装いなんです。

転職の面接のときにブラックスーツを着てしまっては“残念な人”になってしまうため、上記のプレゼンや重要な商談のときと同様、無地を基本とした上質なベーシックなアイテムが正解です。

結婚式

ようやくブラックスーツの出番です。とはいっても就職活動で使ったブラックスーツとは大きく以下の3点が違います。
・素材(上質なウールを使用)
・色(黒の深さ)
・ノーベント

上質なウール素材の、同じ黒でも深みのある黒い素材を使用し、ノーベントが一般的。そもそもベント(スーツのスリット)とは動きやすくするために開発されたため、略礼服に用いられるブラックフォーマルにはノーベントが基本です。

シャツは織り柄等入っていない白のブロードを選び、襟型はベーシックなワイドスプレッド(レギュラーカラー)を選びます。

ネクタイは白かシルバーのどちらか(目立たなければ織り柄が入っていても問題ありません)を選び、Vゾーンを華やかにするためディンプルを作って、ポケットチーフを差します。ちなみに、ポケットチーフはシルクがもっともフォーマルだと思われがちですが、実はリネン素材の白のチーフがもっともフォーマル。リネンは型崩れしにくいため、折り方はスリーピークスかTVホールドがおすすめです。

ちなみに、結婚式では黒のネクタイ、派手な色のシャツはNGです。

結婚式二次会

挙式から二次会へ参加する場合は着用しているスーツのままで構いませんが、二次会から参加する場合はどこまで崩してオッケーなの? という部分が気になるところです。

結論から言いますと、二次会から参加する場合はブラックスーツを着用してもビジネススーツに派手なシャツでも問題ありません。最近はカジュアルな二次会が増えているので、服装は自由度が高く華やかに装うことができます。

上下“白”は超マナー違反ですが、基本的にはそれ以外はカジュアルな二次会ならばオールオッケーです。

お葬式

結婚式と同じブラックスーツで問題ありませんが、ネクタイはプレーンノット、チーフは差さないのが基本です。シャツは織り柄のないブロード地を選び、ネクタイは黒。靴は黒のストレートチップ、靴下も黒を着用します。おめでたい場ではないため、色は黒と白に統一します。

理想の保管はたっぷりスーツが“掛けられる”空間

スーツに使われる生地は糸が細くシワがつきやすいもの。ワークパンツとして開発されたデニム素材と同じように脱いだままにしてしまったら、シワが深く入って取れなくなってしまいます。

では、「スーツはどうやって保管するの?」という疑問にお答えしましょう。

スーツを傷めないためのお手入れ方法

「どうせ明日も着るから」といって、一日疲弊したスーツをテキトーにハンガーにかけてスラックスはパイプハンガーにかけるだけ、ハイ終わり…という習慣を持つあなたは要注意。スーツはダメージを受けやすく放置すると傷みやすいんです。さらに、そのまま放置して何日も着続けると日々の汗で雑菌が繁殖し悪臭を放つようになります。

そうならないためにも、以下の3ステップで毎日のスーツをケアしましょう。
・型崩れを防ぐためポケットからすべて物を出す
・湿気が取れる木製のハンガーにジャケットをかける(シダーがおすすめ)
・スラックスはクリップ付きのパンツハンガーで逆さにする

はい。たったこれだけです。強いて言えば霧吹きをスラックスやジャケットのシワが深い部分に吹き付けると自然にシワが伸びるため、これも合わせてやってみるとなおいいですね。

それと、靴と同じでスーツは1回着たら最低1日休ませること。たったこれだけで、スーツの寿命が2〜3倍に伸びます。

スーツの収納の仕方

スーツはデリケートなウール素材でできているため、テキトーに保管するとカビが生えたり型崩れしたりしてしまい、いざというときに使えません。「え? カビ生えるの?」と危惧して日光に当たる場所に保管したらこれまた大変。日焼けして生地が変色してしまいます。

直射日光の当たらない場所を選び、通気性のあるカバーをかけておくと埃が蓄積されず清潔に保てます。

ちなみに、クリーニングから戻ったままビニールがかかってる状態は通気性が悪くなるため、必ず取って保管しましょう。

スーツの収納には、ウォークインクローゼットがある物件がおすすめ

ゆったりとしたスペースをしっかりと取って、ゴールに向けた服選びをする。そのためにはゆとりのあるウォークインクローゼットがもっとも効率がいいです。

シャツとネクタイ、ポケットチーフを見渡してその日の目的に合わせてイメージを作る。ウォークインクローゼットのある生活は、あなたのビジネスマンライフを新しいステージに運ぶツールとなるでしょう。

ミズヒロ

ミズヒロスタイリスト

『一緒にいたい人』をコーディネートするスタイリスト。文章書いたりお洒落を教えたりしているおっさんです。人生を華麗に生き抜く外見戦略ブログ”STYLE HACK”を運営。最初の一歩を踏み出せる”お洒落と会話術”を研究しています。令和元年に娘が生まれて三足のわらじを履いています。子育てが激務過ぎる。

※このページの内容は、2019年3月12日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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