海外ワーケーション経験者が語る、失敗しないコツとおすすめスポット

海外ワーケーション経験者が語る、失敗しないコツとおすすめスポット

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「旅行が大好き! だけど、仕事が忙しくてなかなか旅行に行けない…」「ワーケーションをしてみたいけど、不安要素が多くて、踏み出せない…」
この記事は、そうお思いの方にぴったりの内容になっています。

近年、テレワークの浸透のおかげで、これまで実現が難しかった旅行と仕事との両立が簡単に実現できるようになりました。しかしながら、そんなライフスタイルが登場したとはいえ、「旅行先でちゃんと仕事ができるのか心配…」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、国内だけでなくニュージーランドでのワーケーション経験のある私が、ワーケーションの魅力と注意点、おすすめスポットをお伝えします。

そもそもワーケーションとは?

まずは、ワーケーションはどんなものなのか?を紹介します。

ワーケーションの概要と歴史

ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。 観光地やリゾートで仕事をしながら、休暇も取るといったハイブリッド型の働き方のことを指します。
もともとは2000年頃にアメリカで発祥したといわれています。

日本でも支援される流れにある

自治体としては、和歌山県が全国に先駆けて、地域活性化のため2017年頃から開始しました。

新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨されたことに加え、菅官房長官(2020年9月2日時点)が会見の中でワーケーションを支援することにも言及しています。
そこから、大手ホテルグループでもワーケーション専用プランなどが用意されるように。ワーケーションをしやすい環境が、日本でも急速に整ってきたと言っても過言ではありません。

実際にワーケーションを体験してみて感じたこと

生産性がアップした体験談

コロナ禍以前から国内外で、ワーケーションを実際に経験して感じたメリットをご紹介します。

まず、強調したい点が「生産性がアップする」ということ。生産性といってもあまりに広義のため、具体例を2つご紹介します。

1つ目が、明らかにアイデアが浮かびやすくなったということ。
日常から抜け出して、非日常に飛び込む。そうすることにより五感で刺激を受け、日常では感じられないインプットができ、結果的にアウトプットも良質なものとなります。「アイデア(創造性)と移動距離は比例する」という言葉があるように、普段の仕事場を抜け出すことに価値があると言えるではないでしょうか。

私は、ライティング、グラフィックデザインと動画編集を業務として行っています。ワーケーション中の方が全ての業務中において、制作したものの量・質がアップしました。

2つ目が、集中できる時間が増えるということ。
日常の中で仕事をすることの大きな敵は、環境のマンネリ化。飽きによる集中力の低下という方は多いのではないでしょうか。

前述しましたが、ワーケーションは息抜きがすぐにできる環境で仕事をすることで、仕事と息抜きの環境が表裏一体です。休憩の必要性は、仕事のパフォーマンスアップのために必要なのは疑いの余地はありません。

以上の2点から、ワーケーションは結果的に生産性がアップすると私は実体験より感じました。そして、業務時間外に観光、夜に温泉に入ったり、休日には観光にでかけたりすることで息抜きができる。そして、自然と仕事にも身が入るようになり、心身ともに健康を維持しやすくなりました。

ワーケーション中のスケジュール

「どんな働き方になるかイメージができない! 」という方に、実際にワーケーション中のスケジュールを紹介します。

私の現在の働いているスタイルですが、東京にオフィスのある企業にて、テレワーク型で月曜から金曜まで勤務という、いわゆる一般的な働き方。ぜひご参考いただければと思います。

①福岡にてワーケーション(5日間)

まず1つ目は、福岡県の博多周辺にて行ったものです。以下が実際のスケジュールです。

1日目(水)福岡へ移動 ※仕事は休みです。
2日目(木)仕事日
3日目(金)仕事日
4日目(土)休日
5日目(日)東京へ移動

移動日・仕事日・休日を3つのパターンに分けられますので、それぞれ1日のざっくりとした流れを説明しますね。

【1:移動日 / 休み】
東京8:55発 → 福岡10:50着

福岡到着後は、博多駅周辺を散策したり、おすすめの料理を堪能したり! 移動の疲れを次の日に残さないためにも、15:00にチェックインをして、お部屋でゆっくり過ごします。Airbnbにて、Wi-Fiとデスクが備わったお部屋をレンタルしました。

【2:仕事日】
9:30〜18:30まで仕事。
終わったら、福岡の友人と合流して、もつ鍋などの名物を堪能!

【3:休日】
1日観光の日でした。太宰府へ行き、思う存分博多を満喫!

余談ですが、土曜日出発にしてしまうと航空券が高くなってしまうため、平日出発にしています。

②河口湖周辺で短期間のワーケーション

1日目(火)河口湖へ移動後 グランピング宿泊 (※仕事はお休み)
2日目(水)仕事日
3日目(木)仕事 → 夜に東京の自宅へ帰宅

こちらのワーケーションの場合は、3日間完全に違うスケジュールなので、1日1日詳細を説明させていただきます。

【1日目】
河口湖にある、グランピングへ。15:00チェックインなので、お昼頃ゆっくりと出発。

到着後は、富士山が真っ正面のグランピングにチェックイン。夜はBBQ、星空観賞を楽しみます。

【2日目】
朝食をとった後、富士山駅まで移動。富士山が見えるコワーキングスペースにて、9:30〜18:30仕事。

宿泊施設は、コワーキングスペースの近くにある、Airbnbを確保。仕事後にチェックインの上、近くのこぢんまりとした居酒屋でご飯をいただきました。

【3日目】
2日目と同じコワーキングスペースにて、9:30〜18:30で仕事。仕事終了後、東京の自宅へ帰宅。

と、こちらは弾丸スケジュール! もう一泊するなどしてもう少し余裕を持たせればよかったかな、と思っています。

違うタイプのワーケーションを2タイプ、ピックアップしてみました。ご自分の働き方と照らし合わせて、「こちらのようなプランなら実現できる!」なんて思っていただけると幸いです。

失敗しないための3つのコツ

ワーケーションをする中で、「これに気をつけないと充実したものにならないな」と思う点が3つありました。その気をつけて欲しい3点をご紹介します。

① 期間を決めること
期間を決めずに行ってしまうと、「いつでもこの地を楽しめる時間がある」とどうしても感じてしまいます。
ニュージーランドにいるときですら、このように思ってしまいました。その地に滞在できる時間は有限だと感じているからこそ、その時間を充実したものにしようと思うものです。

自然の中で仕事をする、という仕事環境自体を変える意識を重視していれば問題ありません。しかしながら、観光することを重視している場合、仕事の場所が変わっただけで、移動でとても疲れてしまった…という風に、どっちつかずの生活になってしまいます。

私の場合は、片道だけ購入ということはせず、飛行機や新幹線帰りのチケットまで予約は必ずするようにします。

②自分に合った作業環境の有無を確認すること
私の場合、和室で座布団に座りながら、という体勢ですと、普段の作業スタイルとかけ離れているせいかなかなか集中することができません。観光地によっては、外国人の誘致のため「和」を重視しており、お部屋が和室ばかりという施設も少なくありません。

私個人の話を進めてしまいましたが、宿泊施設を調べてみて、自分の作業環境に合った宿泊施設がない場合は、コワーキングスペースの有無を確認しましょう。温泉地をはじめとした、郊外かつ外国人に有名な観光地にこのようなケースが多くあり得ます。

③メリハリをつけるルールを決めること
失敗しないためのコツとして強調したいのがこの3点目。
ワーケーションの働き方には、賛成意見ばかりではありません。反対意見ももちろんあります。その反対意見とは、「仕事ばかりになってしまう」などといったメリハリがつかない、というもの。

対策として、自分の中で「メリハリをつけるための」ルールを作りましょう。

・業務時間以外の予定を行く前にきっちり決めて、友人との食事など破れない約束を入れる(お店の予約などでもいいでしょう)
・仕事する場所と寝る場所、食事する場所を明確に分ける

などが挙げられます。もちろん上記ルールに当てはまる方が100%ではありませんので、効率的にメリハリをつけるためのマイルールを作っていきましょう。

ワーケーションに向いている方とは?

実際にワーケーションをしてみて、こんな方がぴったりだな、というのは以下のような方です。

・自宅でのテレワークに飽きてしまった方
・クリエイティブなお仕事をされている方
・多拠点生活に興味がある、実際に経験がある方
・オンオフをしっかりと区別できる方
・暮らすように旅することがお好きな方

当てはまる方は、ぜひ一度気になっている観光地に拠点を移してみてはいかがでしょうか。

ワーケーションにおすすめの場所3選

これまで、魅力や実際の働き方をご紹介してきました。

「じゃあ実際にどの場所でのワーケーションがおすすめなの? 」とお思いの方のために、私がおすすめするワーケーションの場所をご紹介します。

①温泉目的の方にぴったりな場所

②アクティビティ目的の方にぴったりな場所

「旅行へ行くなら、ホテルにこもるのではなく、やっぱりアクティビティは外せない! 」という方にぴったりな場所は、長野県の白馬村。

リゾートの中に森のオフィスというワーキングスポットがあり、まさにその言葉がふさわしい、リゾートテレワークにぴったりの場所。全国的に先駆けてワーケーションを推奨してきていた自治体ということもあり、仕事のできるスペースも充実しています。

自然を大満喫できる、パラグライダーやラフティング、カヌーやキャニオニングといったアクティビティが豊富です。冬はスキーも楽しめるので、四季折々の楽しみ方ができる場所であることも魅力でしょう。

夜は、満点の星空がおもてなしをしてくれます。

「空き時間にしっかり観光をしたい! 」という方にぴったりなのが、大都市東京。東京在住の私も、東京内でワーケーションを行うことがあります。

おすすめの理由は、夜でも観光ができる場所が数多くあること。多くの方は、平日の夜と土日に観光をする、ということになるでしょう。日中楽しめるだけでなく、夜でも楽しめる観光スポットが充実している場所を選びたくなるのではないでしょうか。

都心の有名観光地にも近く、少し足を伸ばせば横浜の中華街など、挙げればキリがありませんが、仕事後に充実した時間を過ごせること間違いありません。
また、東京ほど宿泊施設が充実している場所もありません。様々なタイプの宿泊施設がありますので、「泊まる」ことも十分も楽しめます。

レンタルスペースがある場所を選ぶ

ワーケーションでは、旅をしながら仕事もできるスペースの確保が必要です。旅行先の貸し会議室や、レンタルスペースの有無についても事前にチェックしておくことをおすすめします。

旅しながら働く時代へ

これまでは相反するもので、一緒にできないと感じられていた仕事と旅行。それが2020年になって急速に環境が変化し、国が支援するほどまでに両立できる環境が整いました。

私自身の体感では、仕事の生産性がアップし、心身も健康になる、とよいことばかりです。
「興味はあるけど、一歩が踏み出せない! 」とお思いの方は、一度試してみてもいいかもしれません。

こちらの記事が、旅に軸足を置いたライフスタイルにトライするきっかけになればとても嬉しく思います。

しん

しん

海外旅行専門の旅行会社に勤めながら、自身にて海外旅行メディア「WORLD TIPS」を立ち上げる。企業常駐型のフリーランスとしてWEBディレクターやグラフィックデザインや動画編集も手掛けています。

※このページの内容は、2020年10月20日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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