関東の子育て支援事情、共働きファミリーが子育てしやすいエリアは?

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子育て世代が新しく暮らすエリアを考えるのであれば、「子育てしやすい街」を選びたいですよね。私は、神奈川県横浜市で第一子となる息子を出産して育てています。

子どもを産む前は気付かなかったのですが、地域によって子育て支援の内容はかなり異なります。子育て支援を軸に暮らすエリアを選べば、子育てに対する不安も減り、快適な暮らしができると感じています。
そこで今回は、関東エリアで子育てがしやすい地域をご紹介します。

子育て支援が充実しているエリアを選ぶポイント

子どもが小さなうちは、認可保育園と認可外保育園を事前に調べておき、認定こども園や保育ママやファミリーサポートなど「子どもを預けられる施設やサービスが数多く整っている地域」を選ぶことが重要です。

保育園の数だけではなく、子どもが3歳を超えてから通える幼稚園の数や、小学生になってから通える学童保育の数も把握しておくと、安心して子育てができるでしょう。

共働き世帯は、子どもの預け先をきちんと確保しておくことが大切です。仕事だけではなく、急に体調を崩したときに一時的に子どもを預かってくれるサービスがあれば、万が一のときも冷静に対応できます。
保育園に入れなかった場合は、家から少し離れた認可外の保育園や幼稚園に入れるという選択肢も視野に入れておくのがおすすめです。

「地域子育て支援拠点」をチェック

「地域子育て支援拠点」とは、就学前の子どもを遊ばせ、地域の保護者と交流できるスペースのある施設です。地域の保護者たちと交流することで子育ての孤独から解放され、子どもに自宅ではできない遊びや同世代の子どもたちとのコミュニケーションを学ばせながら、職員さんに子育ての相談もできる貴重な場といえます。

地域子育て支援拠点は登録すれば無料で利用できるので、子育て世代にとってありがたい場所です。ただし、自治体の中でも場所によって規模が異なるので、事前に見学をするのがおすすめです。

自治体によって差が出やすい「小児医療費助成金」

子どもはよく熱を出したり怪我をしたりと、病院にかかる機会も多いもの。小児医療費助成金は、子どもにかかる医療の自己負担金額を助成してくれる制度です。

しかし、自治体によって「所得制限」「費用負担」「対象年齢」「助成方法」が異なります。特に「対象年齢」においては、15歳(中学生まで)の地域と、大学卒業(22歳年度末まで)の地域があったり、「費用負担」に関しても、全額助成か一部助成なのかが地域によって違うので、事前に調べておく必要があります。

子どもの体質によって年間にかかる医療費は異なりますが、できるだけ手厚い助成が受けられる地域を選びましょう。

私の暮らす、横浜をご紹介! 「出産・育児がしやすい街」を目指して

まずは私が暮らす横浜をご紹介します。
私が横浜に住むと決めた理由は、「祖父と祖母に孫を抱かせてあげたかった」からです。
横浜は、もともと祖父と祖母が暮らしていた場所だったので親しみがある街でした。

母親を早くに亡くしている私は、祖父と祖母の近くで子どもを育てたいとずっと思っていました。主人にその旨を伝えると快諾してくれたため、横浜へ引越すことになりました。

私は祖父祖母のためという想いが先行して横浜に移り住みましたが、結果的には「横浜で出産・子育てをして良かった」と思っています。

横浜市は、妊娠中から〜出産、そして産後の育児がしやすい街を目指し、子育て支援に力を入れている街です。
私も実際に横浜市の子育て支援を何回も受けて使っています。
あいにく私が住むエリアは保育園の激戦区で、希望の保育園に入れることはできませんでした。
待機児童問題に直面し悩むこともありましたが、現在は“理想の保育施設に入園することができました

そして私は息子の生活に合わせて新しい働き方を手に入れています。私が素晴らしいと感じている、横浜市の子育て支援の内容をご紹介します。

●産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」で手厚いママのメンタルケア
●産前産後ヘルパー派遣事業の利用が産後うつ防止にも役立つ
●横浜市は乳幼児期からの保育教育の充実と、保育所から小学校への円滑な接続を進めている
●子育て家庭応援事業(ハマハグ)を利用できる
●「横浜市私立幼稚園等預かり保育事業」で働きながら子育てするママの保育ニーズに応える努力をしている
●横浜で保活、保育園に入れなかった私が選んだ「新しい働き方」

産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」で手厚いママのメンタルケア

初めての妊娠出産はマイナートラブルも多く、ホルモンバランスの変化からメンタルも崩れやすい時期です。
私には実家がなく、近場に頼れる身内がいなかったので妊娠中から出産に対して不安が多くありました。

やっとのことで出産を終え自宅に戻ってきた瞬間から、新生児の息子と2人きりの生活が始まり毎日が不安で仕方がありませんでした。

主人は仕事で帰宅も遅く、家に息子と2人きりの状態が辛く感じる日もありました。
そんなときに「こんにちは赤ちゃん訪問」で訪問員さんが家に来てくれ、子育てについての悩みを聞いてくれたことで心細さが解消しました。

赤ちゃん訪問では体重や頭囲、胸囲を測ってくれる以外にも、子育ての様子や家族の協力態勢についても話を聞いてくれます。
なお、お土産に子ども用の赤いガラガラのおもちゃを持って訪問してくれます。初めての子育てで不安だらけの頃、親身になって話を聞いてくれたことに涙が出るほど嬉しかったです。

産前産後ヘルパー派遣事業の利用が産後うつ防止にも役立つ

産後間もない時期は、1時間に1回の授乳におむつ交換、朝も夜も赤ちゃんの中心の生活でお母さんは常に寝不足の状態が続きます。
私も慣れない育児をしながら家事をするのが苦痛でした。

特に生まれたばかりの息子を見ながら晩御飯やお弁当の支度をするのが怖くて仕方がありませんでした。そんなときに頼れる身内もいないため、すべてを一人で抱え込んで産後うつギリギリの状態になっていました。
そんなとき、赤ちゃん訪問で訪問員さんが教えてくれた「産前産後ヘルパー派遣事業」のことを思い出し、思い切って利用を開始しました。

横浜市は、産前〜産後5ヶ月未満の母親と赤ちゃんに対して、日中の家事や育児を行う者がいないため、支援が必要な場合にヘルパーさんを派遣してくれます。
利用料は2時間以内で1500円と良心的な価格。
回数も産前・産後合わせて20回利用することができるため、私のように身内の協力が得られない家庭には本当にありがたい子育て支援です。

ベビーシッターを頼むのは高額で躊躇してしまいますが、子育て支援を利用することで気軽にヘルパーさんの派遣を利用することができました。ヘルパーさんに来てもらい洗濯や料理をしてもらう時間がとても貴重に感じました。定期的に利用することで、息子と向き合うことに精神的な余裕も生まれました。

乳幼児期からの保育教育の充実と、保育所から小学校への円滑な接続を

子どもが生後3ヶ月を過ぎると、保育園に入園させることができます。
しかし保育所の形態や規模や大きさ、人数は施設によって異なるため、小学校に入学してすぐには集団生活や環境に慣れない子どももいます。
そこで横浜市では「横浜版スタートカリキュラム」を実施しています。

小学校に入学してすぐの子どもが「明日も学校に通いたい」と思えるようなカリキュラムを取り入れています。
幼稚園・保育所・認定こども園で過ごした生活を基礎として、保護者の指導も取り入れながら「主体的に自己を発揮し、新しい学校生活を創り出していくためのカリキュラム」を実施してくれます。
集団生活が苦手な子どもに合わせて学校側が寄り添うスタンスは、ワーキングマザーにとっても安心でありがたいですよね。

何年後か、息子が小学校に上がるときに毎日安心して「行ってらっしゃい」と送り出せるような環境は理想的です。

子育て家庭応援事業(ハマハグ)を利用できる

幼い子どもを連れて外出する際は、おむつ交換ができるトイレがあるか、授乳室が完備されているか等を調べる必要があります。そんなお母さんたちの味方になるのが、アンパンマンのマークが目印の「ハマハグ」という子育て家庭応援事業です。

ハマハグは、横浜のハマと、hug(抱きしめる)から生まれた造語で、子どもたちが温かく見守られることを願って作られた横浜市子育て家庭応援事業です。
ハマハグに協賛している店舗には、ハマハグのシールが目立つ場所に貼られています。

妊娠中から小学生以下の子どもがいる家庭では、ハマハグ登録証を見せると協賛店、施設で授乳室が利用できたり、便利な施設の利用や割引サービスが受けられたりします

ハマハグを利用できるお店では、子どもが多少騒いでも問題ありません。迷惑をかけていないかとストレスになったりヒヤヒヤしたりといったことも減ります。
私の家の近所のスーパーや商業施設にはハマハグが利用できる施設が多いため、「子どもを連れていっても受け入れてくれる場所」と思うことができるようになりました。

ちなみにハマハグのシールは、息子が「あ! アンパンマン!」と大声で必ず教えてくれます。

「横浜市私立幼稚園等預かり保育事業」で働くママの保育ニーズに応える努力を

私も育休中は「子どもの近くにずっと居たい」という思いがありましたが、育休が1年を経過すると、「子どもの将来のためにも頑張って働いてもっと稼ぎたい」という思いが強くなりました。

子どもが生まれても働いて、仕事と家庭を両立させたいというお母さんが増え、共働き世帯が増え続けています。そのため働きながら幼稚園や認定こども園に通わせたい、保育所以外の施設で子どもを預かる場所を確保したい家庭が増えています。

そういった声に応えるために横浜市では、正規の教育時間終了後も子どもを預かってくれる園を増やしています

横浜市が認定した幼稚園や認定こども園では、午前7時30分から午後6時30分の長時間の預かりや、夏休み中の預かりにも対応しています。

「子育てしながら住みやすい街」の最重要条件は、子どもの預け先がいかに充実しているかだと思います。働きたいのに働けない現状をどう改善するのかという問題に、横浜市では保育所以外の預け先を増やすことで保護者からの保育のニーズに応える努力をしています。

今年の10月1日からはいよいよ幼児教育・保育の無償化が始まります。それにより子どもの預け先に応募が殺到することも予想されます。今後も受け入れ先を増やし続けることを期待します。

横浜で保活、保育園に入れなかった私が選んだ「新しい働き方」

私は先日、6年勤めた会社を退職しました。理由は、息子を保育園に入れることができなかったから、そして預け先が確保できなかったからです。

私の住んでいる地域は子持ち世帯が多く、保育園激戦区で有名な地域でした。認可外の保育園も少なく、かつ息子が3月生まれのため入園させることが難しかったのだと思います。

最寄り駅の一時保育も何件も登録をしていますが、朝一番に電話をかけて当日の予約を取る状況のため仕事のスケジュールが全く立たない状態でした。上司に連絡するたびに「いつ復帰するのか」と問い詰められ「これ以上君を特別に待つことはできない」と告げられた結果、退社することを選びました。

会社を辞めてからしばらく在宅で息子を見ながらライターの仕事をしていましたが、2歳の子どもの体力と真剣に向き合うと、両立することが困難になりました。
近隣だけではなくエリアを広げてインターネットで探し続けた結果、横浜市内の保育所付きのシェアオフィスを見つけることができました。
すぐに見学に行き、その場で申し込み、今月から通い始めています。

横浜市は、保育所が足りていない待機児童問題をまだまだ解消できているとは言えません。それに徒歩圏内で理想の保育所を見つけることは、どこの地域でも難しいもの。しかし、足を延ばして範囲を広げ探してみるとまだ空きがある施設も見つかることがわかりました。

私は現在、通勤に片道30分ほどの事業支援型の認可外保育所付きシェアオフィスの利用を開始して仕事をしています。

朝は子どもと一緒に登園し、子どもを預けて隣のオフィスでライターの仕事をしています。息子の送り迎えの時間のロスも防ぐことができます。これが息子と私が手に入れた最高で最適な働き方の環境です。こういった施設が今後どんどん増えることを希望しています。
徒歩圏内で探すのではなく、通える範囲を広げて理想の施設に入ることも選択肢のひとつだと思います。

関東1都6県、子育て支援充実のエリアをピックアップ

次は、私が住んでいた横浜を含む関東の「子育て支援が充実しているエリア」を取り上げて、紹介していきます。

“東京都江戸川区” 手厚い補助も多く、子育て世代に優しい街

子どもが熱を出したり病気をしたり、病院にかかることは多いですよね。
東京都江戸川区では、医療費の保険診察の自己負担が中学卒業まで助成が受けられます。

私立幼稚園に通わせる家庭は最大月額26,000円の補助金が所得制限なく支給される場合もあります。
江戸川区は、子どもの遊び場に困ることもありません。「葛西臨海公園」のように海が近く大きな敷地の公園で、休日子どもと遊んで過ごすことができるのも魅力的です。

「行船公園」では自然や動物と触れ合うこともできます。江戸川区は医療費補助も手厚く、休日の遊び場には困らない子育てしやすい環境が整っています。

また、江戸川区内には、地域ボランティアが立ち上げた「子ども食堂」が数多く存在します。

子ども食堂同士がお互いに協力し、連携を深めるために平成30年2月から「えどがわっ子食堂ネットワーク」がはじまりました。両親が共働きで、ひとりきりでご飯を食べる子どもを減らすことを目的とした子ども食堂の数は、増えています。

江戸川区では、食材を配達し、調理や後片付けまでをサポートしてくれる食事支援ボランティア派遣事業「~できたて食べてね~おうち食堂」や、年間48回を上限に区内の仕出し弁当組合で手作りされたお弁当を、自己負担100円で配達してくれる子ども配食サービス事業「KODOMOごはん便」の運営など、”食に関する子育て支援”が充実しています。(どちらとも利用については審査が必要です。)

江戸川区は、開放的な子どもの遊び場も多く、食に関してのサポートもしっかりしているので子育てしやすい地域といえるでしょう。

“神奈川県横浜市青葉区” 自然も多く共働きのニーズに合わせた保育・教育システムが充実

「子育てしやすい地域」に欠かせないポイントは、気軽に子どもを連れて遊びに行ける公園や環境の多さです。

神奈川県横浜市青葉区には公園が多く、子どもを遊ばせやすい環境と施設も豊富で、共働きのニーズに合わせた保育・教育システムも充実している街です。

0歳〜未就学児とその家族が気軽に立ち寄れる青葉区の子育て支援拠点を利用することで人と触れ合う習慣が生まれ、親同士の交流も深めることができます。

子育て支援拠点では、未就学児と家族のためのプログラム「どにち・ひろば」が毎月開催されています。青葉区役所と民間企業が協力して「親子運動教室」や「フラダンス講習会」などのアクティブなイベントも行っています。

また、妊娠中から青少年期までを対象とする活動機関と、区民との横のつながりを強化する目的で、「こどもつながりフォーラム」を定期的に開催しています。「子どもの成長段階において支援機関や団体が変わることが多いため、切れ目ない支援を届けたい」という青葉区の思いに、多くの保護者が参加しています。

“埼玉県戸田市” 埼玉県で初の「地域子育て応援タウン」に認定

戸田市では、妊娠中から子どもが1歳になるまで利用できる「産前産後支援ヘルプサービス」というものがあります。
掃除や洗濯、おむつ交換などの育児を中心に家事・育児のヘルパーさんを派遣してくれるというもので、産後のお母さんの支えにもなるありがたいサービスです。

戸田市では一時預かりも充実しており、介護や出産の際に一時的に市と契約した施設で子どもを預かってくれる「ショートステイ」や、夜9時30分まで預かってくれる「トワイライトステイ」もあります。

さらに戸田公園駅前には、0〜3歳の子どもと親が自由に遊んで過ごせる施設「子育て広場」があります。

戸田市は、保育人材の確保・保育士の定着化を目指して、平成30年度より「とだの保育創造プロジェクト」を開始しています。
戸田市は、子育て世代の流入が増えて保育需要が高まった結果、平成28年4月に待機児童数が106人と県内ワースト1位となりました。こうした状況に対応するため、保育施設への受入枠の緊急拡大とあわせて、保育人材の緊急確保を様々な方法で行ったのです。
その結果、戸田市の待機児童数は、平成30年4月に49人まで減りました。(戸田市情報ポータルサイト より)
「とだの保育創造プロジェクト」では、保育所の見学ツアーや保育士同士の交流会、保育施設への就職面談会などを行っています。市民に保育施設の認知度を高めつつ、保育士の増員を目指す取り組みが行われています。

“千葉県市川市” 子ども医療費助成が中学修了まで対象

千葉県市川市では、子どもの医療費助成対象が中学修了までです。
令和元年8月より小学校4年生から中学校3年生の保護者の所得制限も廃止になります。親族による子育て支援推進、出生率の向上を目指し「子育て世代同居・近居スタート応援補助金」も助成しています。

市川市内に住む18歳未満の子どもに向けた遊び場「こども館」では、ミニバスケットや卓球などのスポーツもできます。幼児に向けた絵本やおままごとの遊具も充実している施設です。

また、市川市では「市川市認可保育園・保育施設ガイドブック」を作成しています。ガイドブックには、幼稚園や認定保育園、地域型保育施設等の違いについて詳しく書かれています。

また幼稚園や保育園の申し込みの流れや、ライフスタイルにあわせた保育スタイルの提案など、役所で直接確認したい部分がわかりやすくガイドブックにまとめられているので便利です。

市川市の「CMSいちかわキッズ子育て支援センター」では、毎月体験型プログラムを実施しています。
支援センターは、ママ同士の交流はもちろん、パパ同士がつながりを深め、子ども同士が触れ合える場所としても人気です。ベビーマッサージ教室や親子リズム体操、ミニ子育て講座などの様々なイベントが行われています。

市川キッズステーション
・千葉県市川市市川南1-10-1 ザ タワーズ ウエスト3階 ・JR総武線市川駅より徒歩1分 ・営業時間:月曜〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜15:00 土曜日 9:00〜14:00 日曜・祝日 8:00~19:00(休園日:年末年始)

“群馬県太田市” 自然いっぱい緑が多く、子どもと遊べる無料施設が多い

群馬県太田市は、子どもの医療費助成対象を中学修了までとしています。公園が多く、緑に囲まれている地域で自然の中でいきいきと子育てしたい方に人気のエリアです。
「ぐんまこどもの国」は広大な敷地に公園や遊歩道、飲食スペース、じゃぶじゃぶ広場、科学館やムービーシアターなどの施設が充実しています。しかも入園料、駐車場が完全無料です。

群馬県では子どもの生命を守り、すべての子どもやその家族を支援する理念をもとに「ぐんま子ども・若者未来ビジョン2020」という施策が行われています。

「子ども・若者への支援」「大人(家庭)への支援」「困難な状況に応じた支援」を一つに束ね、「社会全体」で支えることにより課題の解決に取り組んでいます。太田市もこの取り組みに参加しています。

「ぐんま子ども・若者未来ビジョン2020」が目指しているのは、子どもたちが幸せに育つ中で、群馬で成長していくことに喜びを見い出し、次世代を育みたいと思える社会です。

1、子ども・若者が自分らしく生きる土台を作る
2、大人(家族)を支える
3、子ども・若者やその家族を支える
4、社会全体で子ども・若者の育ちや自立を支える

この5つの基本方針に沿って具体的な目標を立て、取り組みを行っており、令和2年から令和6年までの5年間の計画で進んでいきます。

群馬県は、この計画を確実に実現実効するために毎年度事業計画書を作成し、目標を定めて展開しその効果を公開しています。
太田市は、自然に囲まれた子どもの遊び場が多いだけではなく、地域の子育て支援にも力を入れている地域であるため、子育てするのに最適な街といえるでしょう。

“栃木県小山市” 医療制度も充実 「保育所入所待機児童数ゼロ」の町

栃木県小山市は、医療費助成制度が中学修了まで無料なのに加え、治療費だけではなく処方箋でもらう薬も無料対象になります。

さらに大きな大学病院内に子ども医療センターが併設されており、熱を出したり病院にかかりやすかったりする子どもがいる家庭にとっても子育てしやすいエリアです。

さらに小山市には公立保育所の他に私立保育園も多く、「保育所入所待機児童数ゼロ」の町でもあります。

テレビCMでも馴染みのあった「小山ゆうえんち」の跡地に新設された「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」では、商業施設の他に観覧車やメリーゴーランド、映画館もあり家族で楽しむことができます。

小山市では、「すべての子どもたちが、笑顔で成長していくために。すべての家庭が安心して子育てができ、 育てる喜びを感じることができるために。」との願いを込めて「子ども・子育て支援法」を成立し、平成27年度から平成31年までの5年間実施されました。

この計画によって、保育園児の入所児童数が改善され「待機児童ゼロの街」となりました。
また、延長保育事業施設数の増築や、放課後児童健全育成事業施設数なども増えています。特に「子どもに対する教育の支援」に関して力を入れており、子どもの学習場所、学びの教室実施施設数は、平成26年は実績0ヶ所に対して、平成31年には7ヶ所に増設、達成率は140%という結果も出ています。

そのほかにも、ひとり親家庭ファミリー・サポートセンター利用料の助成を実施し、子どもの貧困撲滅支援センターの増設など、様々な実績を残しています。この結果をもとに小山市では、令和2年以降も計画を継続することを公表しています。

”子どもたちは、将来を担う宝であり、私たちの夢であり希望である”という小山市の思いと子育て支援事業にはこれからも期待できそうです。

“茨城県常陸太田市” 「子育て世代が住みたい田舎ランキング上位」の町

茨城県常陸太田市は子育て世代が住みたい田舎ランキングで上位に選ばれた町で、若い夫婦を呼び込むための支援が充実しています。

新婚家庭の家賃を最大3年間月額2万円補助、おむつ代を2万円助成、幼稚園・保育園の保育料は2人目から減額で第3子からは無料
夜間対応の小児科が多いのも特徴です。

「常陸太田市温水プール」には、幼児用のプールの他にジェット付きの大人もリラックスできるプールも設置。地域の人々がスポーツを楽しめる施設も併設されています。

常陸太田市の「少子化・人口減少対策課」では、地域おこしイベントの主催や、子育て世代の交流を図るイベントを精力的に開催しています。子育てパパと一緒に料理をするイベントや子育てトークカフェの開催だけではなく、婚活サポートとしてマッチングパーティなども主催しています。

さらに常陸太田市では、令和3年3月31日までの間に、「子育て世帯等と同居するために増改築した人」を対象に、住宅増改築助成金を交付しています。
子育て世帯と同居する家庭に助成金を交付することによって、人口減少を抑制し、常陸太田市への定住化を図る目的があります。

助成額は、下記の通りです。

・増改築の費用が100万円以上の場合 20万円
・増改築の費用が100万円未満の場合 10万円

助成金を交付することによって、核家族化を防ぎ、三世帯住居を増やすことにもつながります。両親との同居を考えている子育て世帯にとっては嬉しい制度といえるでしょう。

公共施設

・常陸太田市温水プール
住所 常陸太田市増井町360
アクセス JR常陸太田市駅より車で約10分
営業時間 10:00~20:00

以上、関東エリアで特に子育て支援が充実しているエリアの紹介でした。子育て環境にこだわりたいと考える方は、支援内容や保育園事情を踏まえて引越しを検討してみてはいかがでしょうか。地域ごとに様々な支援内容がありますので、各エリアを比べてみて最適な環境を見つけてみてくださいね。

Haru

Haru

幼い子ども二人と夫、2匹のチワワと暮らしているアラフォー主婦ブロガーです。保育園に落ちたことがきっかけで退職して在宅ワーカーになりました。今はライターとしても活動しています。子育てブログ「ゆるりとぷらす」を運営しています。

※このページの内容は、2019年7月11日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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