我が家は、都内在住の4人家族。小学校3年生の息子と、幼稚園年長組の息子がいます。現在、月に2~3回はキャンプに出かけていて、休みがあれば迷わずキャンプに出かけています。
キャンプに行くようになって、子ども達との会話も増えたり、外で体を動かして遊んだりすることが多くなりました。以前より生活が充実するようになったと感じます。都内の喧騒から距離を置いて自然の中で生活することは、ストレス解消になります。
キャンプに出会って、家族と向き合う時間が増えました
キャンプを始めたきっかけは、友人家族に誘われたことでした。最初はキャンプ用品をたくさんそろえる必要があって、ハードルが高いと感じていましたが 、実際にキャンプ場に行ってみると、大自然の魅力に引き込まれました。
・空気が美味しい
・満天の星空
・虫や動物との触れ合い
・子どもたちが元気よく走り回る姿
自宅に帰ってきたら、すぐに次のキャンプの準備に取り掛かっていたことを覚えています。
当初、ハードルが高いと感じていた「キャンプ道具をそろえること」に関しては、道具選びが楽しかったり、買った道具を早く使いたくなったり、キャンプに行くと新しいものが欲しくなったり…といった感じで、むしろ楽しみの一つになっています。
ちなみに、キャンプ用品で一番大きな買い物をしたのは自動車でした。ちょうど引越しのタイミングで、車を買おうかどうか迷っていたのですが、キャンプが趣味ということもあり、荷物をたくさん載せられるミニバンを購入しています。
キャンプの楽しみは、キャンプだけでなく周辺の温泉やアクティビティなどが楽しめること。行動範囲も広がるので、とてもよい刺激になっています。
また、子育て期間中に疎遠になってしまった友人たちと、再び集まってキャンプをするようになり、大人同士のコミュニケーションの場にもなっています。そして、子どもたち同士の出会いの場にもなっています。
今では週末にどこのキャンプ場に行くか、家族でアレコレ話を膨らませながら、充実した生活を送っています。キャンプを始めてから、人生が豊かになったと感じます。
キャンプは子どもたちにとって遊びながら成長できる学びの場

我が家では、キャンプに行くときは子どもたちにゲームを持たせないようにしています。そして、大人も一緒になって子どもと遊ぶように心がけています。子どもと一緒になって遊ぶことで、子どもだけでなく、大人も勉強になることが多いです。
思い出に残っている遊びと、その中で子どもたちがどのような学びを得られたかを、いくつかご紹介します。
アスレチックや遊具で、全身を使って遊ぶ
例えば後ほど紹介する「北軽井沢スウィートグラス」には、キャンプ場の敷地内に壮大なアスレチックが広がっています。
まるでアミューズメント施設のようなレベルで、1日では遊びつくせないほど。全長60mの吊り橋アスレチックや、ターザンロープ、キャラクターを探しに林の中を探索したりするイベントがあったりと、盛りだくさん。また色々な遊具があるので、子どもたちが飽きずに体を使って遊ぶことができます。
子どもたちは、様々なアスレチックと向き合い、どう攻略するか頭を使い、実際に体を動かしてみて、結果どうだったか、という経験をすることになります。そのような経験を小さい頃からさせてあげることで、心身の成長の助けになっていると感じます。
海遊び・川遊びで水に慣れる
キャンプ場から、海遊びや川遊びをしに行くことも多いです。子ども達は水遊びが大好きなので、海や川が見えると大はしゃぎ。水辺に出ると、浮き輪を担いで嬉しそうに水に向かって走っていきます。
海や川で遊ぶことは危険と隣り合わせ。流れが穏やかに見える川でも、実際に水の中に入ってみると水流には到底逆らえないことや、波にのまれると身動きがとれなくなることを経験します。人間の力では自然にかなわないことを、体に覚えさせておくことは、将来自分自身で身を守るために役立つと思っています。
焚き火で「火」と触れ合う
キャンプの醍醐味は焚き火。数時間も飽きずにボーッと眺めていられるので不思議です。ゆらゆらと立ち上る炎を見ていると癒されて、日頃のストレスが解消されます。
子ども達は、焚き火を通して火の扱い方を覚えるようになりました。火がどれだけ熱いものなのか、煙を吸い込むとどれだけ苦しいか、火加減を調整するにはどうすればよいか。このような経験は普段の生活ではできないため、子ども達にとっては貴重な経験です。
ファミリーにおすすめのキャンプ場をご紹介

我が家は、これまでに20ヶ所以上のキャンプ場に行ってきました。その中から特にファミリーキャンプにおすすめのキャンプ場を4つご紹介します。
北軽井沢スウィートグラス
とにかくアスレチックが充実しているのが特徴。キャンプ場の雰囲気も統一されていて、独特の世界観があります。トイレや炊事場などの設備も整っているので快適。またスタッフの方のサービス精神も素晴らしいです。雰囲気・設備・スタッフの対応はアミューズメント施設に負けないレベルです。
さらに、一日に何度もイベントが行われるので、落ち着く暇がないほど楽しめます。
アクセスは、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICから約50分。道路が混んでいなければ練馬ICから2時間ほどで到着します。ただし土曜(午前中)・日曜(午後)は関越道が混むため、1~2時間は余裕を見て出発することをおすすめします。我が家の場合は、渋滞を避けるために、早朝に出発したり、帰る時間を早くしたり、遅くしたりして工夫しています。
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
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キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
設備が整っていて雰囲気がよいキャンプ場です。サイト区画に趣向が凝らされているのが特徴。地面にはしっかりと砂利が敷き詰められていて清潔感があり、すべての区画にハンモックを吊り下げるための支柱が配置されています。暖炉や囲炉裏、チェアハンモックなどが常設されている区画などもあり、人気が高いです。
宝探しができるアクティビティがあったり、夏場には水遊び場が開放されたりします。また、ハロウィンの時期にはテントを飾って順位を競う、サイトデコレーションコンテストが開催されたりしてイベントが楽しめるのも魅力です。
アクセスは、東北自動車道の那須ICから10分ほど。道路が混んでいなければ浦和ICから2時間ほどで到着します。東北自動車道は比較的渋滞しにくいので、高速に乗ってしまえば快適です。
住所:栃木県那須郡那須町高久甲5861-2
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イレブンオートキャンプパーク
千葉県君津市にあるキャンプ場。都内からのアクセスがいいのが便利です。設備も整っているので家族連れでも安心でしょう。さらに子どもの遊び場も充実しています。場内にラジコンサーキットや、クライミングウォール、芝滑り場、プール、釣り堀、サッカー広場などが盛りだくさん。キャンプ場から歩いて15分で小櫃川のほとりに出られるので、川遊びも楽しめます。
アクセスは、アクアラインから続く首都圏中央連絡自動車道の木更津東ICから15分ほど。道路が混んでいなければ東京都内から1時間ほどで着きます。休日の夕方はアクアラインが混雑するため、我が家の場合は、早めに帰路につくか、夕飯を食べてから帰ってくるなどして渋滞を避けるようにしています。
住所:千葉県君津市栗坪300
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ふもとっぱら
裾野まで広がる富士山を一望できるキャンプ場。その眺望の素晴らしさから「キャンパーの聖地」と称されるほどです。区画が決まっていないので、好きな場所にテントを張ることができるのも魅力です。管理棟の近くは設備が充実しているため、ファミリーでも快適に過ごすことができます。キャンプをするのであれば一度は訪れてみてください。
アクセスは、中央自動車道の河口湖ICから30分、東名高速道路の富士ICから、40分。東京都内から2時間~2時間30分ほどです。中央道経由だと渋滞することが多いので、我が家の場合は東名からアクセスするようにしています。少し遠回りになりますが、東名経由の方がストレスを感じず、時間的にも早い印象です。
住所:静岡県富士宮市麓156