東京で子育てするなら練馬区? ファミリーのマンション選びの秘訣とは?

子育て世帯のマンション選びは、物件の広さや部屋数、エリアなど迷うことも多いですよね。ファミリータイプとされている物件を選べば間違いないかというと、広さだけでファミリー向けとしていることもあるので、実は子育てしにくい間取りだったりすることも……。
家族みんなが快適に暮らせるマンションを見つけるために、住まい選びのポイントを確認しておきましょう。また、エリア選びの参考に、子育てにおすすめの区もご紹介します。

子育て環境優先のマンション選びはメリット大!

「子育て環境を優先するとどんなメリットがあるの?」と気になる人も多いはず。今回は、実際に子育て環境優先で住まい探しをしたという、吉田さん(仮名)ファミリーにお話を伺いました。

ご主人:36歳(会社員)
奥様:32歳(専業主婦)
長女:4歳(幼稚園)
長男:1歳

最寄り駅:光が丘駅(練馬区)
間取り:3LDK(賃貸マンション)

― 引っ越しの理由を教えてください

「長女が1歳のときに引っ越ししました。家が手狭になったというのもありますが、使い勝手が悪い間取りだったのと、子育てしやすい街ではないなと感じていたのも理由です。繁華街が近く、夜でも少し騒がしかったですし、特に近くに児童館や公園がなかったのは痛かったです。積極的に外で遊ばせようと思っていたのですが、遠いとなかなか毎日とはいかなくて……。こどもとの外出はスーパーへの買い物だけ、という日も多かったです。」(奥様)

― 新しい住まい探しをするときに重視したポイントは何ですか?

「”こどもが安心して楽しめる環境”を重視しました。なので、広い公園が徒歩数分というのはマスト条件でしたし、街を散策することも考えて、歩道が整備されているか、歩きやすいかなどもチェックしました。間取りの条件としては、収納の多さとカウンターキッチン、あとは和室があることですね。」(ご主人)

「畳はクッション性があるので、こどもが転んでも安心ですし、吸音性もあるということでプレイルームとして使っています。おむつ替えもしやすくて便利ですよ。カウンターキッチンと和室のおかげで、イライラやヒヤッとすることがだいぶ減りました。」(奥様)

― 不満なところはありますか?

「勤務先まで少し遠くなったことくらいでしょうか。でも、始発駅なので座って通勤できるようになったので……これもプラス面かもしれませんね。」(ご主人)

こどもが生まれてから感じた不便さが、理想の住まいを見つける手掛かりになったようですね。
このように、子育て環境を優先すると、こどもの笑顔が増えるだけでなく、親の負担が減るというメリットもあります。心にゆとりを持って子育てをしたいなら、子育て環境優先の住まい探しがおすすめですよ。

子育てしやすい住まいの4つのポイント

子育てをしやすい住まいを探すには、こどもが安全に過ごせるか、子育てがラクになるかなど、子育て中心の視点が大切です。実際にはどのような条件があげられるか、いくつかポイントをあげてみましょう。

1.広めのリビング

2.カウンターキッチン

3.十分な収納

こどもがいる家庭では、物がどんどん増えていきます。スッキリ片づけるためには、ある程度の収納力が必要です。マンションの理想的な収納率は住居面積の8~10%程度ですが、広さだけでなく、使いやすい場所に収納があるかも大切です。
意外と忘れがちなのはベビーカーの置き場所。玄関に十分な広さがあるか、もしくはベビーカーをしまっておける玄関収納があるかも要チェックです。

4.徒歩圏内の住環境

マンションの間取りや設備だけでなく、周辺環境も子育てのしやすさを左右します。こどもが小さいと外出はひと苦労なので、疲れるしイライラもするし、おっくうになってしまいますよね。そこで、徒歩圏内にスーパーなどの生活必需品がそろう場所があると便利です。サクッと行って帰ってこられる近さがポイントです。
公園や図書館、児童館などの遊びスポットや、病院、保育園・幼稚園なども近くにあると、より快適な子育てライフを送れるでしょう。

子育てにおすすめのエリアは練馬区!

練馬区は、緑被率が23区内で1位(平成27年度練馬区調べ)、公園数が600ヵ所以上と、緑が豊かで落ち着いています。主要駅の池袋や新宿方面へのアクセスがいい一方で、3LDK・4K・4DKタイプの物件の家賃は23区内3位の低さ(LIFULL HOME'S東京23区の家賃相場情報より)と、住居費を抑えられるのも魅力。小児科やスーパーが多いので生活しやすく、治安のいい街が多いです。
23区内でも人口の多い練馬区ですが、待機児童数は近年大きく減少しています。これは、幼保一元化施設“練馬こども園”の創設や、”1歳児1年保育”、“3歳児1年保育”の開始など、5年間で5,000人以上の保育定員を増やすことができたからです。共働き世帯にはうれしい改善ですね。
気になる練馬区の小学生・中学生の学力ですが、東京都の平均~やや上回るくらい(平成29年度練馬区学力調査研究委員会研究報告より)で、教育環境はそれほど悪くありません。幼児教育の充実や小中一貫教育の推進、学校の教育環境の整備などを計画しているため、今後の教育レベルの向上が期待できそうです。
このように、練馬区は子育て環境・利便性・経済面のバランスがとれている、ファミリーが住みやすいエリアです。区内に引っ越しを考えているご家庭は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

佐久間 翠

佐久間 翠フリーライター(AFP認定者、FP技能士2級・証券外務員2種保有)

証券会社のオペレーターやFPの経験を活かし、マネー系記事を中心に執筆。
元気すぎる息子と愛犬に、振り回されながらも癒される毎日を送っている。

※このページの内容は、2019年2月20日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください