バイクをフルに楽しむ暮らし! 憧れのガレージライフ

バイクは、走らせて楽しむアクティビティです。触れ合った時間と、身体を過ぎさる風を感じる。そんな動的な楽しみこそが、唯一で絶対のバイクの楽しみ方だと思っていました。

…ん? 意味深な過去形で語る理由ですか?

大人になったぼくは、知ってしまったのです。バイクには、楽しみ方を引き上げる、もうワンランク上の楽しみ方があることを。

それは、ガレージを持つこと。ガレージのある生活は、バイクライフを確実にワンランク引き上げてくれるんです。

意外とすれ違う⁉ バイクというアクティビティ

少なくとも、ぼくにとって、バイクというアクティビティは全天候・どの時間でも楽しめるものではありません。雨の日や夜間には乗らないようにする乗り物です。

理由は簡単。いずれも危険度が増すからです。

また、雨の日は、カッパの装着感が不快ですし、半端に濡れたバイクはあっという間に錆びます。結果、メンテナンスも手間も面倒になるからです。

それに社会人になると、休日は自分の都合だけでは決められませんよね。ぼくのような凡人は、天候をコントロールする超能力も持ち合わせていませんし。

せっかく大好きなバイクを購入しても、乗りたいと思った「今の気持ち」に、「周りの状況」が合っていないことは少なくないんです。

でも、バイクと触れ合いたいとき、「周りの状況」にかかわらず楽しめる方法や手段があるとしたら、すてきではありませんか。これが実現できると、バイクというアクティビティは、全天候・どの時間でも楽しめるということになります!

そうです。ガレージは、その状況と環境がかなえられる、すてき空間を提供してくれます。しかも、自分だけの完全なプライベート空間です。それはまるで、子どものころに作った秘密基地です。そんなガレージライフの魅力を、今回はご紹介していきます。

全天候・オールシーズン、心ゆくまで愛車と触れ合うガレージ空間

ぼくのバイクはいつもピカピカだと褒められますが、実は洗車がきらいです。

年に3回以上は洗わないというマイルールさえあります。ですが、洗車をしたときだけは、割と磨きます。むしろ、ピカピカになるまで磨きます。バイクは金属でできているので、磨くと驚くほど輝くんですよね。
※塗装によっては磨きすぎに注意しましょう。

特に、手が入りにくいスポークや接合部の際の部分はくすみやすいんですが、そこを磨くと、全体的な輝きが2ランクほど増します。

磨けば磨くほど美しくなりますから、その快感にはまったひとは一日中磨いていられます。でも、いい年したおじさんが、庭先やマンションの駐車場で一日かけて磨いている様って、あまり人に見せたくないですよね。少なくともぼくは恥ずかしいです。

せっかくの楽しみを、人目が気になるという理由で躊躇しちゃうのは、相当にもったいなくないですか? 事実、はまる人が意外と多いバイク磨きという楽しみ方は、ガレージを持つと100%解消します。

ガレージを持つことは、バイクを楽しめない時間と環境がなくなるということでもあります。すてきでしょ?

ガレージをもつメリット

・雨が降る日・風の強い日・炎天下・雪…、全天候で楽しめる
・太陽の光がなくても作業できる
・人目を気にせず無心で没頭できる

なお、ガレージでの楽しみ方は他にもいくらでもあります。
・リビルド趣味:パーツをばらして組み上げる
・チューン趣味:ハイパフォーマンスパーツを組んで微調整を楽しむ
・ガレージカスタム趣味:ガレージの内装をカスタムしたい
・盆栽趣味:カスタムしたバイクを眺めて楽しむ

おそらく、好きな人でなければ理解されない趣味ばかりだとは思いますが、ガレージという秘密基地は治外法権で、すべてが自由です。目いっぱい楽しむのが正しい使い方です。

オン・オフを切り替えるガレージ効果

ガレージという秘密基地は、シャッターや扉を開けた瞬間からわくわくします。ある種の磁場が発生しているといっても過言ではありません。

なぜなら、バイクに関わるものはすべてが非日常のアイテムだからです。

・スパナやドライバーなどといった工具
・オイルやウェスといった消耗品
・ボルトやスペアパーツといった部品類
・バイク本体

これらの非日常アイテムたちは、日常サイドから見つめると、すべてがアーティスティックなオブジェでしかありません。ただただかっこいい、鑑賞品です。

ただ、何気なく置かれた一つ一つの非日常アイテムを数分見つめていると、頭が自然とバイク脳へと変わっていく不思議な現象が起こります。忙しいリアルが少しずつ切り離され、数分もたつと、完全に頭がバイク趣味へと切り替わるんです。

ガレージに入ると、不思議と頭がオフに切り替わるんですよね。これがガレージ効果です。人間は、制服を着ると「その服装にふさわしい振る舞いをする=オン」になります。ある意味同じ現象がガレージでも起こります。※個人差があります。

メンタルにおけるオン・オフのスイッチ変換は、ストレス緩和にも大変役立つメンタルケアですが、意識的にやろうと思うとなかなか難しいものです。入るだけで気持ちをリフレッシュしてくれるすてき空間を持つことは、アグレッシブな日常を過ごす現代ワーカーにとって、大いに役立つことは言うまでもありません。

自分好みを促進させる合理的なガレージレイアウトを作るコツ

ぼくはコンテナタイプのガレージを建てました。建てるときには、失敗しないレイアウトパターンをたくさん考えたものですが、現在は「実際に使いながらレイアウトをカスタムしていく方がいいな」と思っています。特にこれから建てようと思う人は、ノープランでも問題ないかと思います。

事実、ぼくのガレージは目下DIY中です。

しばらく使っていくうちに、バイクの収まりのよい位置や、工具を手に取りやすい位置、高さなどはおのずと決まってくるものです。そこに合わせて棚やアイテムを配置していくと、どんどんと使い勝手がよいスペースができあがりますから、ゆっくりと向き合っていくのがおすすめです。

ガレージをカスタムする上での注意点
使いやすくかっこいいガレージを作るうえで、心がけておきたいことが一つだけあります。それは、「極力床にモノを置かないこと・置いたとしても置きっぱなしにしないこと」です。

一度でも床に仮置きすると、物は無尽蔵に増えていき、動くのすら面倒くさい空間になります。整理する習慣のないスペースで、合理的な収納が生まれることもありませんから、自分なりの武骨でクールなインテリアスペース空間が生まれることもありません。

何より、不快だったり出入りがしにくい空間を作ってしまうと、バイクライフの楽しみが半減します。「必要最低限のもの以外は床に置かない=床に置いたものは元のところに戻す」これだけを守って付き合っていけば、あっという間に合理的で使い勝手のいいガレージができあがっていくことでしょう。

これからガレージライフを始めるひとへのおすすめグッズ

ガレージに役立つグッズはたくさんありますが、ぼくがすべてのガレージオーナーにイチ押ししたいアイテムは「ブロアー」というお掃除道具です。

ブロアーとは風圧でごみを吹き飛ばす機械です。ガレージの内部は細かい隙間がたくさんあります。いちいち雑巾で拭き上げるのも面倒ですし、ほうきが入らない隙間もたくさんあります。
その点、ブロアーから吹き付ける風は、どんな隙間にだって入り込み、ごみやほこりを吹き飛ばしてくれます。とてつもなく優れたグッズです。一般家庭でブロアーを使われるひとはあまりいないかもしれませんが、一度使うと手放せない超便利グッズなのです。

また、ブロアーは洗車後の水分飛ばしにも、とっても有効です。バイクは車と違って細かい隙間がたくさんあります。ボルトやパーツの重なっている部分などは、いつまでも水気が切れず、拭いても拭いても水が滴り落ちたりして、苛立つことも珍しくありません。でもブロアーがあると、ボルトの隙間に入り込んだ水分も吹き飛ばします。あっという間に余計な水分が飛びますから、無駄な拭き上げも発生せず、苦手な洗車もサクッと終わらせることができます。

これからガレージライフを始める方、ぜひ一度使ってみてください。

静岡県東部のおすすめスポット

ガレージライフが充実しているひとは、フットワークが軽くなります。「走りたい!」と思い立ったときにはすぐに出発できますし、納車の際にもカバーをかけるといった手間もかかりません。「隙間の時間にライドを楽しみ、さくっと納車して、さっそうと次の用事に向かう」なんてこともできます。

ぼくってクールでしょ? そんなクールなぼくのツーリングは、マイナーで自由でフランクです。WEBやマップで見かけた面白そうな地点があれば、スマホのグーグルマップに地点登録し、無計画&ひとりで、ふらっと出かけることが多いです。

せっかくなので、クールなぼくの、お気に入りの立ち寄りポイントを2か所ご紹介します。
※ここ10年ほどは静岡県東部に在住していますので、地域色強めの静岡東部情報をお伝えします。

スポット①:誓いの丘

こちらは、「まさかりかついだ金太郎」でも有名な足柄峠沿いの空き地です。富士山がとても大きく見える絶景スポットです。

ちなみに、ここに至る道は峠道です。ライダーの多くは、ほどよいカーブのある道って好きですよね。

足柄峠はそれほどきつい道ではありませんが、人通りもそれほど多くなく、比較的走りやすい道路です。距離も短めですが、走破感もあり、絶景のお土産もありで、満足度の高いおすすめお立ち寄りスポットです。

所在地:〒410-1313 静岡県駿東郡小山町竹之下3660-59

スポット②:クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド

健康ランドそのものも、ツーリングの経由地としてはおすすめですが、健康ランドから歩いていける、砂浜から見える海の景観がすてきなんです。

ありふれた海の景観ではありますが、人も少なく、左手に西伊豆、右手に三保を構え、駿河湾を一望できます。

ぼくは、低めの堤防に寝そべり、波と風の音を聞きながら軽く昼寝するのが大好きです。油断すると、本気で寝てしまいますから気を付けましょう。

所在地:〒424-0203 静岡県静岡市清水区興津東町1234

静岡県東部のおすすめロード

静岡には、マップガイドに載るような美しいスカイロードや、まるで北海道? と思うようなすてきな田舎道もたくさんあります。ですが、今回は、あえてありふれた日常の道路から、ただ通り過ぎるだけで感動できる区間を、2か所紹介させてください。

もしお通りの際には、注意深くその瞬間をお楽しみください。いずれも、静岡では最もメジャーな国道1号線沿いです。

道路①:沼津の桜並木

この一帯は、名古屋方面に向かう左手一帯に豪勢な桜並木が1~2kmほど続きます。

ソメイヨシノを中心としてた大ぶりな桜がいっせいに咲き、街道沿いには屋台も並びます。並走している川向こうから見る景色も美しいです。

国道沿いの並木道は結構な距離がありますので、車に乗っていても十分な花見になります。桜が満開の時期は、ただ走るだけで「わぁ…」ってなること間違いなしです。

所在地:〒410-0306 静岡県沼津市大塚付近

道路②:由比の海が目に飛び込んでくる坂道

こちらも名古屋方面に向かう道になります。ただし、季節ではなくお天気によって絶景ルートになります。

静岡から走ってくると、高い防波堤で遮られた地帯をしばらく走るのですが、ちょうどこのあたりの坂道を上ると、防波堤を追い越して、一気に開けた海が見えるんですよね。
「トンネルを抜けると雪国だった」という一節がありますが、ここでは「坂道を抜けると海原だった」と言えるほど、防波堤しか見えなかった視界が開け、海原になる様は、ドラマチックで感動します。

霞もなく、きらきらと陽光をはね返す日にここの景色を見ることができたら、その日は一日ラッキーな気分になれること間違いなしです。

所在地:〒421-3215 静岡県静岡市清水区蒲原神沢259-1-1付近

土地なしでも実現する夢のガレージライフ

ぼくは、「ガレージオーナーになるには、土地を買って建てないと無理」だと思っていましたが、実はそんなことはありません。かくいうぼくも、賃貸駐車場に、大家さんの善意でプレハブガレージを建てさせてもらっています。

ぼくのようなケースは特殊としても、賃貸でもガレージライフを実現させることは可能です。それはずばり、「ガレージ付きの賃貸物件」を選ぶことです。ガレージ付きの賃貸物件には、大きく2つのタイプがあります。

1階部分がガレージとして利用できるタイプ

このタイプは、一戸建てで言うところのビルトインガレージですね。憧れですし、メリット多数です。
・セキュリティが高い
・自宅から直乗りできる
・バイクがインテリアになる
・バイクの近くに電気が通っている
・24時間整備・メンテナンスができる

デメリットは賃料が1割ほど高めなことと、物件がすぐ埋まることくらいでしょうか。ですが、賃料についてはそれほど問題ではないかなと個人的には思います。

特に都心にお住まいの方、駐車場までの距離が遠いことも珍しくはありませんよね。利便性と安心を考えると、賃料もことさら高いとは思えないのではないでしょうか。ちなみに、ぼくは都心在住歴も10年以上ありまして、都会の民の切実な気持ちと事情も理解できます。

駐車場スペースにコンテナタイプのガレージが設置されているタイプ

このタイプも、バイクのセキュリティやスペースという点では、十分なメリットがあります。ただし、物件によってはガレージに電気が通っていないケースもあります。特に電気工具を使って整備をしたい方は、申し込みするときにはきちんと確認してから申し込まれることをおすすめします。

まぁ、電気がないならないで、どうにかなりますし、青空駐車に比べればはるかに恵まれた物件であることは間違いありません。

ガレージ付き物件がない場合

お住まいの土地やタイミングによっては、ガレージ付きの物件を借りられない場合もあります。残念ですが、バイク用駐輪場ありの物件を借りましょう。

ガレージという個室がない分、セキュリティなどの不安はありますが、できるだけマンションやアパートの敷地内に駐輪場がある物件を探しましょう。駐輪場までに距離があると、メンテナンスも不便ですし、セキュリティの面でも心配だからです。

なお、敷地内の駐輪場を使うときには、次の点に注意しましょう。
・地面が土の駐車場は避ける/水はけの悪い駐車場は避ける
→どちらも地面からの湿気でバイクがあっという間に錆びます。
・バイクカバーは必ずかける
→面倒くさくても必ずやりましょう。防犯だけではなく、劣化を防いでくれます。

ガレージのある生活は、ぼくが最もおすすめしたいバイカーのライフスタイルですね。まだ手に入れていないひとはこれから! 迷っているひとはぜひ、踏み出してみてほしいです。
それでは、明日もよきバイクライフをお過ごしくださいませ。

ジーナ

ジーナ

静岡県在住。ブログ名:「HAPPY☆ジーナ」を運営中。バイク・画像編集・デジタルペイントをこれから始める・はじめたいひとへ向けて、それぞれの魅力やお役立ち情報をコンスタントに発信しています。

※このページの内容は、2019年5月20日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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