マイクロツーリズムが楽しい。思いがけない身近な魅力を再発見する旅

マイクロツーリズムが楽しい。思いがけない身近な魅力を再発見する旅

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新型コロナウイルスの影響で、旅行の形が大きく変わろうとしています。感染拡大を防止するために、これからの旅行は三密(密閉・密接・密集)を避けることが重要とされています。

そんな中で、新しい旅行のスタイルとして注目されているのが「マイクロツーリズム」です。この記事では年間休日のうち、三分の一は旅行に出かけているほどの旅好きな私が、実際の体験をもとに、新しい旅行のスタイルをご紹介します。

旅行に行きたくても行くことが難しい状況の中で、我慢している人も多いはず。ぜひ、自分なりの新しい旅行のスタイルを見つけてみてください。

旅の新スタイル! マイクロツーリズムの魅力とは?

マイクロツーリズムとは

新型コロナウイルスの流行によって、飛行機や新幹線などを使って、遠くに出かけることが難しくなりました。遠くへ出かけるイメージある旅行に対して、自宅から1時間程度で行ける範囲での旅を「マイクロツーリズム」と呼んでいます。

自宅から1時間程度の距離とは、週末の買い物に出かけたり、空き時間に少し遊びに行ったりする、そんな距離ではないでしょうか。馴染みのある土地を旅することで、改めてその地域の魅力を感じたり、移動時間が少ない分ゆっくりとした時間を過ごしたりする…それがマイクロツーリズムです。

マイクロツーリズムのメリット

マイクロツーリズム最大のメリットは、地元で観光をする、という旅のスタイルにあります。

出かけるのは、自宅から約1時間の距離。どこにどんなお店があるのか、なんとなく知っているのではないでしょうか。前から気になっていたお店や、名前だけは聞いたことがあるけど行ったことのない施設などを楽しむチャンスです。

ほぼ自分の生活圏内なので、キャリーケースに荷物を詰め込む必要もなし。滞在中に必要な物だけを持っていくので、準備にかける時間は普通に出かけるときと、あまり変わりません。

また、移動時間も短いので、車や電車に乗り疲れることもありません。手軽に出かけることができて、さらに移動や観光で疲れることないのが、マイクロツーリズムのメリットです。

マイクロツーリズムを120%楽しむには

マイクロツーリズムを楽しむための大切なポイントは、「好奇心」です。

いつも前を通る店だけど、どんなお店なのか? 旅行サイトで地域ナンバーワンになっていた、あの旅館に泊まってみたい。前から気になっていたホテルで、アフタヌーンティーを楽しみたい。

気になっていた場所や食べ物などは、自分の生活圏だからこそ、遠くの知らない土地に出かけるときよりも多いはずです。普段なら「わざわざ行かなくてもいい」とか「あそこは、観光客用だから」と、思ったりするような場所でも、今日はあなたが観光客です。

地元に住んでいるからこそわかる楽しさや、新しいことに出会うことができます。そうやって地元の「気になる」を解消していくことが、私の考えるマイクロツーリズムを楽しむためのポイントです。

マイクロツーリズムのモデルコース

地元で好奇心を持って遊ぶことがマイクロツーリズムの楽しみ方ですが、とにかくお金をかければよい、というものでもありません。
自分自身が楽しく、そして今まで体験していないようなことに出会うことが、マイクロツーリズムの醍醐味ともいえます。

そこで私の体験をもとに、マイクロツーリズムでどんな楽しみ方ができるのか、二人向けプラン、ファミリー向けプランそれぞれのポイントをご紹介します。

マイクロツーリズム「大人の二人旅」プランのポイント

のんびり休日を楽しんで日頃の疲れを癒やしたい…きっと誰もが1度や2度、そう思ったことがあるはずです。ここでは、そんなニーズに応える余裕を持った大人向けプランのポイントを紹介します。

お金をかけるべき場所にはかけること

旅の大きな楽しみとして、宿と食事が挙げられます。私の経験上、このどちらかが欠けると、満足度は大きく下がってしまいます。

できれば食事は、昼も夜もお店を予約しておくのがベスト。特にお昼は夜に比べて、予約できるお店自体が少ないですが、あきらめずに探したいところ。
人気店に行列はつきものです。空腹な上に、立ちっぱなしで待たされたりするのはイライラしますよね。

そして遅くなった昼食の後に次の予定があれば、旅行のスケジュール自体が大きく崩れてしまいます。私も以前、旅先で楽しみにしていたお店を予約していなかったため、3時間ほど待ったことがあります。当然、その後の予定はキャンセルしなければならない上に、遅い昼食でお腹いっぱいになり、宿での夕食もあまり食べられませんでした…。

予定を入れ過ぎないこと

予定を入れると、どうしても「次は◯◯時から始まるから…」と、時間を気にしてしまいますよね。しかし、マイクロツーリズムでは時間はあまり重要ではありません。なぜなら、旅しているのは自分の地元。よほど珍しいイベント以外は、また日を改めれば体験することができます。

そのため、遊んだり出かけたりする場所は1つくらいにしておいて、余った時間は全て宿でゆっくりすることをオススメします。
特にやることはありませんが、ホテルのベッドの上でぼーっとしても、旅館で温泉に入ってもOKです。とにかく余った時間はすべて宿で過ごすことに使います。

普段は体験することのない、ラグジュアリーな空間で本を読んだり、外の景色を見たりして過ごす時間は、いつもの旅行とは違った、新鮮な体験になります。

ファミリー向けのマイクロツーリズム

家族と一緒に、いつもの休日とは違った楽しみ方をしたい…連休が近づけば、そう考える人も多いのではないでしょうか。大人も子どももしっかりと楽しめる、マイクロツーリズムのポイントをご紹介します。

まずは子どもが楽しめること

当たり前ですが、子どもの機嫌が悪くなってスネてしまったり、泣き出してしまったりすれば、旅行の楽しさは半減してしまいます。それに、家族みんなが楽しめるのが、家族旅行では大切です。

たとえば、子どもの年齢が低ければ1日遊んでクタクタになるアクティビティのある施設がオススメ。アスレチックやジップラインなど、普段とはまったく違った形で体を動かせる場所は、子どもに大人気です。さらにボルタリングやカヌー、自転車なども施設によっては楽しむことができます。
こういった施設には、インストラクターや係員が常駐しています。そのため、怪我する可能性も低く、安全にアクティビティを楽しめるので、親としても安心して子どもを遊ばせられます。

両親もゆとりを持てること

子どもが生まれると、子ども中心の生活になってしまいますが、せっかくの旅行の間くらい自分達も羽を伸ばしたいのですよね。
一部のホテルには、託児所があるところもあります。こういったホテルでは、子どもを預けることで、両親がゆっくりとディナーを楽しんだり、買い物に出かけたりすることができます。

また、子どもと一緒に楽しめる温泉施設などもあります。おむつが取れてない子どもは、大浴場への入浴は断られがちです。しかし、子どもと一緒に楽しむことを全面に打ち出している旅館では、家族風呂などで一緒に入ることができます。

コスパ重視のマイクロツーリズム

旅館やホテルなどに宿泊すると、どうしても予算が気になりますよね。次に、お金をかけないマイクロツーリズムのポイントをご紹介します。

ゲストハウスや民泊を利用すること

以前は、バックパッカー向けの格安の宿をゲストハウスと呼んでいましたが、今は古民家を改装したり歴史ある建物をリメイクしたりして、おしゃれでキレイなゲストハウスも増えています。

また、ゲストハウスはその土地やオーナーさんの個性が反映されていることが多いです。そこに住んでいる人や歴史を感じることができるので、ある意味でもっともマイクロツーリズムらしい宿泊先とも言えます。荷物だけを預けて近くを散歩してもいいし、共有スペースで他の宿泊者とひたすら喋るのも楽しいひとときです。

銭湯や居酒屋、カフェなどの地元にあるものを楽しむこと

マイクロツーリズムで訪れるのは、自宅から1時間の距離とはいえ、自分が住んでいる土地とは、微妙に違うはず。しかし、そこでも住んでいる人の生活があり、歴史があります。そんな旅先の空気を感じられるのが銭湯や居酒屋など、その土地に昔からある施設です。

地元に住む人がよく訪れる場所に行くと、自分自身もその土地に住んでいるような気がしてきます。短い時間とはいえ、旅先との一体感を感じられるのは、最高の時間の使い方だと私は考えています。

マイクロツーリズムを楽しみやすい街とは

自分が住んでいる場所から1時間程度の移動距離がマイクロツーリズムの目安になりますから、どんな場所に住むかは重要ですよね。
私自身が東京に住んでいるため、都内を中心にどんな場所に住めばよいのか、厳選してご紹介していきます。

都心へ簡単にアクセスできる「糀谷」

糀谷駅は、京浜急行空港線が乗り入れる、大田区の駅です。
駅に乗り入れをしている路線自体は1本ですが、JR線が乗り入れをしている蒲田駅が比較的近くにあるので、住む場所によっては両方の駅を使うことが可能です。

糀谷の特徴は、東京の主要な場所へのアクセスの良さにあります。ほぼ神奈川県といってもよい位置にありながら、東京駅や新宿にも40分以内の乗車時間で到着することが可能。アクセスの良さは、気軽に移動して軽やかに旅を楽しむマイクロツーリズムにとって重要なポイントです。

また、糀谷らしいマイクロツーリズムとしては、羽田空港が挙げられます。糀谷駅から乗車時間10分以内、そして空港という非日常な空間。ホテルに泊まれば、思う存分空港を満喫することができます。

複数の路線が乗り入れる「浜松町」

浜松町はJR京浜東北線、山手線、東京モノレールが乗り入れている上に、都営線の浅草線・大江戸線の大門駅も徒歩圏内にある、交通の便がよい駅です。

浜松町の特徴は、都内各方面へのアクセスの良さに加えて、その立地です。東京のほぼ真ん中に位置しているので、1時間圏内といえば、主要の街のほとんどに出かけることができます。どんな街へもアクセス可能、というのはマイクロツーリズムを楽しむ上で、とても重要です。

また、浜松町はビジネス街なので、休日には人通りが少なくなります。そのため、ホテルやゲストハウスなども空きやすく、地元をゆっくり楽しむことも可能です。

家賃と交通の好バランス「成増」

成増は、東部東上線及び、東京メトロの有楽町線・副都心線が乗り入れる駅です。場所は埼玉県に近く、都内に出かける場合は、東京メトロが主な交通手段になります。

成増の特徴は、その場所にあります。埼玉が近いため、休日にマイクロツーリズムを楽しむなら自然豊かな埼玉か、刺激が多い都内かを選ぶことができます。

また、池袋が近いので、JR線への乗り換えもスムーズに行うことができます。平日は東京でしっかりと働いて、休日は埼玉でマイクロツーリズムを楽しむ、というスタイルも可能。街も自然も楽しみたい、という人にオススメの駅です。

自宅から出発して、1時間で楽しめる非日常

旅行の楽しみは、自分が体験していないものを見たり感じたりすることだと考えています。今までは、遠くに行くことでしか新鮮な体験はできないと思っていましたが、それは間違いでした。

改めて自分の住んでいる場所の近くを見てみれば、今まで目につかなかったものとの出会いがあるはずです。
そして、マイクロツーリズムはそんな出会いのきっかけをくれるイベントになります。ぜひ、みなさんもマイクロツーリズムで、地元の良さを再発見してください。

箱根ヶ崎

箱根ヶ崎ライター・会社員

岐阜県生まれ、東京在住。
学生起業や四国八十八ヶ所お遍路を経験しつつ、執筆しているブログがご縁でライターと会社員の二足の草鞋を履く。
興味のある分野はサブカルチャー・子どものこと・岐阜県・気軽に食べられるグルメなど。

※このページの内容は、2020年10月22日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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