やっぱり挽きたての香りがいい、自家製粉末茶を楽しむ暮らし

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突然ですが、「粉末茶」をご存じですか?
日本茶が好きな方でも、あまり聞きなじみがない言葉かもしれませんね。

私は高校の部活で茶道に出合いました。それ以来、抹茶やお茶など和風のものが大好きでしたが、そんな私も粉末茶のことを知ったのはここ数年のことです。

粉末茶を使うようになってから、お茶の活用法の幅広さに驚いています。粉末茶の魅力を知ったらきっと「一度は使ってみよう」と思ってもらえると思います。今回の記事では、粉末茶のメリットや楽しみ方をご紹介します。

粉末茶とは?

粉末茶というと、抹茶を想像する人も多いかもしれません。まずは、「粉末茶」と「抹茶」の違いについて簡単にご紹介します。

粉末茶と抹茶の違いとは?

粉末茶とは、茶葉を粉末状にしたものです。抹茶は抹茶は茶葉の一種であり、粉末茶に含まれます。

抹茶と呼ぶことのできる粉末茶は、碾茶(てんちゃ)という茶葉を使用したものに限られています。

一般的に茶畑というと、一面にお茶の木が並んだ畑を想像すると思いますが、碾茶の茶畑はよしずなどで覆われています。これは、お茶の葉が強い日光に当たらないようにするためです。

さらに、碾茶の場合は、一般的な緑茶の場合に行われる「茶葉を揉む」という作業もしません。揉まずに茶葉を蒸し、乾燥させた後に石臼などで粉末状にしたものが抹茶です。

このように抹茶を作るのには大変な手間がかかるので、高価になるのです。

私は茶道経験がありますが、いい抹茶で点てたお茶は本当に美味しく、飲んだ後も口の中に余韻が残ります。茶道のお茶は泡が立っているイメージがあると思いますが、きめ細かな泡が立つのも抹茶ならではの特徴です。

そして、今回の記事では抹茶以外の粉末茶も取り上げていきますが、一般的な粉末茶の魅力は、価格が抑えられていることと、その手軽さです。

茶葉を粉末にして楽しめる

粉末茶として市販もされていますが、お茶用のミルがあれば、1袋200円前後の市販の茶葉で簡単に粉末茶は作ることができます。

お茶は急須やティーバッグで淹れるものと思っている方が多いかと思いますが、それをわざわざ粉末にするのは、メリットがあるからなんです。

一番のメリットは、粉末茶にすれば緑茶の栄養を丸ごと摂れることです。緑茶に含まれているカテキンには生活習慣病や認知症の予防、脳梗塞のリスクを減らしたり、口臭を抑えたりする効果もあるといわれています。しかも、緑茶にはお肌にもいいとされるビタミンCが含まれています。

単純な私は、なんだか緑茶を摂らないと損な気さえしてきます。回転寿司のお茶も粉末茶です。お湯を注げばお茶ができるので、とてもお手軽ですよね。茶こしも必要ありませんし、お茶を淹れた後に茶葉の後始末をする必要もありません。

粉末茶なら冷たい水でも簡単に溶けるので、アイス緑茶を作ることもできます。ペットボトルの水にさっと入れて混ぜれば、持ち歩きにも便利ですね。

自家製粉末茶を作ろう

コーヒー好きな方は、自宅で豆を挽いて淹れる方もいらっしゃるでしょう。コーヒーミルがあるのと同じように、お茶用のミル(ここでは粉末機と呼びます)もあります。

粉末機を使えば自家製粉末茶を、作りたいときにすぐ作ることができます。

こちらがわが家の粉末機。手のひらサイズの手動式です。

中にセラミックの小さな臼が入っていて、茶葉を上から入れてハンドルを回すと少しずつ粉になったお茶が出てきます。

上下に分かれた臼の隙間を微調整することで、粉の細かさは変えることができます。お茶として飲む場合はできるだけ細かいほうが舌触りがよくなります。

できたばかりの自家製粉末茶がこちら。

お湯を注げば、美味しいお茶の出来上がりです。

市販の粉末茶よりも、個人的には挽きたての粉末茶のほうが香りもよく美味しく感じられます。
私は緑茶だけでなく、ほうじ茶の茶葉も粉末にして飲んでいます。特に渋くなることもなく美味しく飲めますよ。

わが家の粉末機は手動ですが、電動の粉末機ならスイッチ一つで粉末茶ができるのでさらに手軽です。多めに作り置きしておけば、いつでもお茶が飲めますし、料理などにも使いやすいですね。

粉末茶の3つの楽しみ方

粉末茶のよさをもっと皆さんに知ってもらいたいので、おすすめの粉末茶の楽しみ方を3つご紹介します。

(1) お茶を外で点てる野点(のだて)

抹茶を飲むというと、茶道の固そうな印象が強いかもしれません。

確かにお茶会などでは「作法を守らなくては」と多少緊張してお茶をいただきます。茶道が好きな私としては、その雰囲気も茶道のいいところです。

しかし、堅苦しいばかりが茶道ではありません。「野点(のだて)」というもっと気楽な楽しみ方もあります。野点は屋外でお茶を点てて楽しむというものです。

私が初めて野点をしたのは、茶道教室の先生たちとお花見に行ったときでした。先生がベンチに座って野点用の道具セットを出し、水筒に入れてきたお湯で、抹茶を点ててくれたのです。

青空の下、桜を見ながら飲む抹茶は本当に美味しかったです。堅苦しい作法もなく、自由な楽しみ方ができると知って、さらにお茶が好きになりました。

私の野点セット。巾着の中にすべて収まるようになっていて機能的です。

それからはキャンプやピクニックに行ったとき、ちょっと散歩に行った公園などで、気軽に抹茶が楽しめるようになりました。

(2) 粉末茶を活かしたお菓子作り

お茶を使った料理を検索すると、おにぎりや唐揚げ、リゾットや手巻き寿司など、レシピがたくさんあることに驚きます。粉末茶のクッキーやケーキ、お菓子などもありますし、意外なところで活躍するんです。

抹茶味のスイーツはわが家でも大人気です。私も大好きでよく食べるのですが、中でも最近気になっていたスイーツが、抹茶のティラミスです。

抹茶を使ってもいいのですが、せっかくなので大好きなほうじ茶を粉末にしてティラミスを作ってみました。

今回ティラミス作りに使った材料はこちら。

【材料】
● 市販のシフォンケーキ
● 生クリーム
● マスカルポーネチーズ
● グラニュー糖
● 粉末茶

【作り方】
1. 濃い目に淹れたお茶にグラニュー糖を混ぜます
2. グラニュー糖を少しずつ加えながら生クリームを硬めにホイップし、マスカルポーネチーズを混ぜます
3. シフォンケーキをカットして器に入れ、1のお茶を染み込ませます
4. その上に2のクリームをのせます
5. 3,4の繰り返しで層を作ります
※1番上はクリームの層になるようにしてください
6. 粉末茶を茶こしなどでふるいかけます

電動の泡立て器を使ったので20分もかからずに完成しました。ほうじ茶は香りが好きなので使いましたが、茶葉が茶色っぽいので見栄えとしてはあまりよくないかもしれません。
しかし、味はほうじ茶の香りと風味がしっかり感じられて、われながらとても美味しかったです。

スポンジの部分を市販のシフォンケーキで代用すればオーブンや火も使わず、簡単なので、子どもと一緒に作るのも楽しいですよ。

(3) 粉末茶を使った料理

粉末茶を使った簡単な料理もご紹介します。
今回はできるだけ粉末茶の存在感を残した料理を作ってみたいと思い、粉末茶を前面に出したパスタを作ってみました。

今回は緑茶を使用しています。

粉末緑茶としらすのパスタ

【材料】
● スパゲッティ
● 釜揚げしらす
● 粉末茶
● 塩、コショウ

【作り方】
1. スパゲッティを塩の入ったお湯でゆでる
2. しらすをオリーブオイルで軽く炒めたところにゆでたスパゲッティを入れる
(上にのせる用のしらすは残しておく)
3. 粉末茶を入れる(分量は味を見ながらお好みで調整)
4. 器に盛りつけ、残りのしらすをのせる

具がしらすだけのパスタだと家族から文句を言われてしまうのですが、粉末茶が入っているだけで一品として成り立ちました。
食べてみると、緑茶のかすかな苦みがちょうどよいアクセントになります。塩気との相性もばっちりですし、緑茶には旨み成分も含まれているせいか、とても美味しかったです。

粉末茶メニュー、家族の感想は?

わが家には8歳と5歳の子どもがいます。二人とも緑茶はあまり好きではなく、ペットボトルの緑茶は飲みません。緑色なのと、渋みがある味自体も苦手なようです。
抹茶味のお菓子も緑色というだけで口にもしない子たちです。

そんな二人に、今回作ったティラミスとパスタを食べてもらおうとしました。ティラミスもパスタも下の子は食べてくれませんでしたが、上の子は味見をしてくれました。

初めてのもの、緑色のものを嫌がる子なので、ちょっとでも食べてくれたことは快挙です。
「ちょっと美味しいと思った」との感想でした。一口だけで終わってしまったのは残念でしたが、感想を聞けて嬉しかったです。

私には、子どもと抹茶のスイーツを楽しみたいし、いずれは「お茶を一緒に飲んで和みたい」という勝手な願望があります。そのために、少しずつお茶の美味しさを知ってもらう予定です。

抹茶をシャカシャカと点てることは子どもたちも好きで、お願いすると競って点ててくれます。
ティラミス作りも、作る工程には興味を持っていたので、まずは一緒に粉末茶を使うことから入っていく作戦を立てています。

ちなみに、夫はティラミスもパスタも「美味しい! 」と言っていました。粉末茶を使うと少し大人な味に仕上がりますが、子どもたちが好きな味になるように、今後も工夫していきたいと思います。

粉末茶を楽しむ暮らし

粉末茶を楽しむ生活を送るのにはどんな雰囲気の住まいが適しているのでしょうか。

ここでは、3つの視点からおすすめの住まいをご紹介します。

お茶を楽しむ和室

粉末茶、特に抹茶を点てて楽しむなら、やっぱり和室があるほうが、気分を上げられます。道具をそろえて自作の茶道スペースを作れたらいいと私も夢見ています。

茶道の道具はインテリアとしても絵になりますよね。特に和モダンな住まいならぴったりです。
家でも外でも日常的に触れるもののほとんどが洋風になっている今、自宅で和を感じられるのは特別なことかもしれません。

気分によって和室で過ごしたり、洋室で過ごしたりできるのは憧れです。抹茶でなくても、畳の部屋でお茶を飲みながらほっと一息できたら、さらに気分が安らぐでしょう。

もちろんソファやテーブルで飲んでも落ち着きますが、和室で感じる落ち着きも好きだなと思います。

新レシピに挑戦したくなるキッチン

料理好きの方には粉末茶を使ったレシピをぜひ試していただきたいです。
粉末茶はクッキーやケーキのアクセントとしても使いやすい材料です。特別料理好きではないという方でも、設備が充実したキッチンがあれば新しい料理にも挑戦してみたい気分になるでしょう。

お茶を外で淹れて楽しもう

野点についてご紹介しましたが、べンチや芝生のある公園が近所にあれば、思い立ったらすぐに出かけられますね。
水筒にお湯を入れてお茶セットを持って行けば、散歩ついでにお茶が楽しめます。公園で遊ぶ子どもたちを眺めながらゆったりお茶を飲めたら最高です。 点てたての抹茶を外で飲む特別感は、ぜひ一度味わっていただきたいです。

粉末茶で暮らしをもっと豊かに

粉末茶はスーパーのお茶コーナーでもいろいろな種類が販売されているので、買い物ついでにぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を読んで粉末茶に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

ぱと

ぱと

シンプルな暮らしにあこがれているアラフォー主婦です。地方で夫と2人の子どもとのんびり暮らしています。事務のパートやライターなど複数の仕事をしながら、今後の働き方を模索しているところです。

※このページの内容は、2020年12月26日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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