湯たんぽ歴10年の私が伝えたい、足を冷やさずぬくぬく快適な湯たんぽの魅力

湯たんぽ歴10年の私が伝えたい、足を冷やさずぬくぬく快適な湯たんぽの魅力

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私の湯たんぽ歴は10年以上。足の冷えに悩んでいた私にとって、冬の必須アイテムになっています。きっかけはふとしたことでしたが、なぜもっと早く使わなかったのかと後悔したほど、湯たんぽはメリットだらけの暖房器具です。

デザインや素材の選択肢も増えている最近の湯たんぽ。今回の記事では、湯たんぽをまだ使ったことがない方に向けて、湯たんぽのメリットや基本的な使い方、選び方などをご紹介したいと思います。

湯たんぽで足冷え対策

私が初めて湯たんぽを使ったのは20代半ばになってからです。夜寝る時に足の冷えが気になるようになり、購入してみたのです。
もともと私の実家では湯たんぽを使う習慣はなかったのですが、実際に利用してみると足の冷たさがすぐに解消され、とても感動したのを覚えています。

湯たんぽとは? 何のために使うの?

湯たんぽとは、日本で昔から使われている冬に暖をとるための道具です。
お湯を入れた湯たんぽを布団に入る前に毛布に巻いておくと、冷たかった布団が寝るときには温かくなっています。そうすることで快適に眠ることができます。
火事の心配もありませんし、手軽で安心な暖房器具として昔から親しまれてきました。俳句では冬の季語にもなっているほどです。

湯たんぽはもともと室町時代に中国から伝わってきました。
「たんぽ」は漢字で「湯婆」と書き、「婆」は”母親”や”妻”の意味を持っています。お湯の入った容器を抱いて眠る様子が、母親や妻の体温を感じながら眠るイメージにつながったようです。
日本では「たんぽ」といっても意味が通じないので、「湯たんぽ」になったという説が有力です。語源を知ると面白いですね。

湯たんぽのお湯は朝起きてもまだ冷めきっていないので、湯たんぽのお湯を洗面器に出して朝の洗顔に使うこともできます。

あえて湯たんぽを選んだ理由

私は独身時代にエアコンが備え付けられたワンルームのアパートに住んでいましたが、エアコンの暖房を使ったことはありませんでした。部屋で寒さを感じるときには、重ね着や温かい飲み物を飲んで体を温めていました。

「寒さは我慢してしのぐものだ」という考えが子どものころから染み付いていたのかもしれません。とくに親に何か言われた覚えはないのですが、電気代がもったいないと思っていた気がします。

子どものころからこたつに一人で入るときには電源を入れずに、こたつ布団だけで暖をとっていました。我慢強いというよりは、貧乏性なのでしょう。湯たんぽどころかエアコンやストーブさえもあまり利用していませんでした。
ところがある日、買い物の途中でたまたま出会った湯たんぽに惹かれて購入し、使いはじめたところ、メリットが多くて驚きました。

私が感じる湯たんぽのメリットはこちらです。

・使い方がシンプル(お湯を入れてカバーをするだけ)
・エアコンと違って空気が乾燥しない
・小さいので邪魔にならず、オフシーズンの収納場所にも困らない
・電気コードが不要で漏電などによる火事の心配がない
・故障しない
・丁寧な暮らしをしている気持ちになれる

湯たんぽは比較的安全な暖房器具ですが、長時間肌に当て続けると低温やけどになることもあるので、その点は注意が必要です。

湯たんぽで手に入れた快適な眠り

私が使っている湯たんぽはこちらです。

カバーをつけるとこのような感じです。

デザインがシンプルなところが気に入っています。
先述したように暖房がなくても我慢して過ごせていたのですが、寝るときの寒さにはとても困っていました。起きているときは我慢できていても布団に入ると急に足の冷たさが気になり始めます。

冷え性なので足だけは布団に入ってもまったく温まらず、寝付くまでに時間がかかっていました。赤ちゃんのように身体を丸め、布団に伝わった体温のぬくもりで足を温めているような状態でした。

ところが、湯たんぽを手に入れてからはそんな辛い思いをすることもなくなったのです。湯たんぽで布団の足元のほうを温めておけば、冷たい足もすぐに温かくなります。寒い夜に布団の中でしばらくガタガタ震えることもなくなり、とても心地よく眠れるようになりました。

私は、眠る30分くらい前にお湯を沸かして湯たんぽに入れ、布団の足元のほうに入れています。そうすれば眠るときに布団を冷たいと感じることはありません。

一見、面倒くさいと思うかもしれませんが、湯たんぽにお湯を入れるそのひと手間が私は好きです。このひと手間をかける時間が、丁寧に暮らせている実感となっているのかもしれませんね。

最新の湯たんぽ事情をご紹介

エアコンだけでなく、さまざまな暖房器具が発達し、省エネで電気代が抑えられるようになってきました。しかし、今でも昔ながらの暖房器具である湯たんぽの人気は衰えていません。それはきっと、私の感じているメリットを多くの人も感じているからではないでしょうか。

人気の高さを表すように、最近は形も大きさもいろいろで、おしゃれなデザインも増えてきました。また、キャンプなどのアウトドアでも手軽に暖をとれる道具なので、アウトドアブランドが出している湯たんぽもあります。

次の章では、最新の湯たんぽ事情をご紹介します。

湯たんぽの素材はどれがいい?

昔の湯たんぽは、ブリキなどの金属製や陶器のものが一般的でした。昭和を題材にした映画やドラマで見かける湯たんぽは金属製で、私の湯たんぽのイメージもあの小判型です。

しかし、最近はシリコン製のものを見かける機会が増えてきました。お湯が入っていないときにはペタンコの状態になり、カバーもかわいいものが多いです。
調べてみると他にもいろいろな素材でできた湯たんぽがあるので、素材別の特徴をいくつかまとめてみました。

金属製
ブリキやトタン、銅製などがあります。熱伝導率が高いのが特徴です。直火OKのタイプもあり、石油ストーブなどの上に置いて温められます。本体が熱くなるのでやけどに注意しましょう。

プラスチック製
固くて軽い素材です。金属製ほど熱くならないのでやけどの心配は減ります。私の持っている湯たんぽはこのタイプです。

ゴム製
柔らかい感触があり、カバーなどがずれにくいという特徴があります。柔らかさが好きな人も多いようです。夏には水枕としても活用できます。

ポリ塩化ビニル(PVC)製、シリコン製
ゴム製と特徴は似ていますが、もっともバリエーションが多いのがこの2つの素材です。動物の形をした湯たんぽなど、ユニークな製品が多いのが特徴です

陶器製
使われる土によっては遠赤外線効果があり、中の水が腐らないものもあります。冷えをとる機能としては一番優れた素材かもしれません。
陶器というと私は勝手に骨董品のようなイメージをもっていましたが、おしゃれなデザインのものもあり、今でも人気は高いようです。

ここで紹介した以外にも、ウェットスーツの生地を使ったものなど、面白い素材のものもあります。冬はいろいろな店に湯たんぽが並ぶので、実物を手に取って質感などを確かめてみてくださいね。

湯たんぽの形もいろいろ!

湯たんぽの形もお決まりの小判型だけではなく、身体の形にあったものや、動物の形をしたものなど種類が豊富です。たとえばこんな形のものも販売されているようです。

・抱き枕型
・動物型(ねこ、くま、あざらしなど)
・手のひらサイズのカイロ型
・ベルト型(腰に巻き付ける)
・ブーツ型(足を入れて使う)
・U字型(肩にかけられる)

このようにいろいろな湯たんぽがありますが、私は今回調べてみるまで知りませんでした。調べていると、つい欲しくなってしまうものもあって、物欲を刺激されてしまいます。
とくに動物型は柔らかくて温かいので、抱いているだけで癒やされそうですし、子どもも喜んでくれるでしょう。

お湯を使わない湯たんぽ

湯たんぽは使ってみたいけれど、お湯を入れたりするのは面倒くさいという方もいらっしゃるでしょう。そのような方には、レンジで温めるだけで使えるタイプや、充電・蓄熱式の湯たんぽがおすすめです。

お湯を入れるタイプでは小さいお子さんやペットがお湯をこぼしてしまいそうで心配、という場合でも安心して使えますよ。レンジ式、充電式のそれぞれの特徴を以下にまとめました。

レンジ用湯たんぽ
レンジで温められる湯たんぽは、中に入っている素材の種類が豊富です。

・水を入れるもの(入れ替える必要あり)
・ジェルが入っているもの
・小豆や麦など植物の種が入っているもの
・セラミックボールが入っているもの

水やジェルタイプは保温時間が長いものが多いのでこれまで説明してきた湯たんぽと同じ使い方ができます。思いついたときにすぐに使える手軽さがいいですね。

植物の種やセラミックボールタイプは保温時間が数十分のものが多いようです。これらは本格的に暖をとるために使うものではなく、手や腰など身体に当て、部分的に温めるのが主な使い方です。

肩が凝ったときに肩にのせ、生理痛が辛いときに腰やお腹に当てる目的のものもあります。私も目元を温める小豆入りのアイマスクを持っていますが、じんわりと伝わる温かさに癒やされてリラックスできます。

充電式の蓄熱タイプ
充電して使うタイプの湯たんぽです。6~8時間保温できるものがおすすめです。

私は充電式の湯たんぽと聞いて、「充電に何時間もかかって、使いたいときに使えないのでは」と思っていました。しかし、意外にも充電時間は短く、10~20分で終わるようです。それなら寝る前に思い出して充電しても長く待たずに使えますね。

1回の充電にかかる電気代は2円程度が多いようです。電気ケトルで1リットルのお湯を沸かすのにかかる電気代は3円程度なので、充電式湯たんぽの方が省エネになる場合もありそうです。ただし、機種により消費電力は異なりますので、注意しましょう。

湯たんぽが活躍する住まいとは?

湯たんぽを活用してエアコンなどに頼らない生活をしようと思っても、簡単ではないかもしれません。日当たりが悪く、隙間風が入り込むような住まいでは寒さに耐える修行のような日々になってしまうでしょう。

寒いのは嫌だけど暖房を極力使いたくないという方は、住まい探しの際に、日当たりのよさや断熱性を重視してください。家にいる時間が長い方なら、なおさら大切なポイントです。

日当たりは大事! 南向き物件なら日の光でぽかぽか

冬が近づいて寒くなってくると、窓越しに差し込む日の光の暖かさが身に染みます。1日の中で、できるだけ長い時間日光が差し込む住まいがよいという方には、南向き物がおすすめです。
南に大きな窓があれば部屋も明るくなりますし、それだけで気分も上向きになりますよ。

断熱性能がさらにアップする複層ガラスの物件

住まい探しで窓ガラスの種類まで気にする方は少ないですが、複層ガラスか、そうでないかで大きな違いが生まれます。複層ガラスとは、2枚のガラスの間に乾燥空気やガスを封入したガラスのことです。部屋側のガラスが直接外の空気に触れないつくりになっているので、断熱効果が高くなります。

また、ガラスの間に空気があるため結露を軽減する効果があり、冬も快適に過ごせるというメリットが多い窓ガラスなのです。複層ガラスは断熱だけでなく、普通のガラスよりも遮音の効果が期待できるようなので、いいことずくめといえるでしょう。

湯たんぽで温まるささやかな幸せ

湯たんぽ生活を始めてから、冬の寒い夜に眠るときも震えることがなくなりました。布団に入りたての「冷たい」という感覚も、足の冷えの辛さも感じることがないことに、ささやかな幸せを感じています。

今は子どもが小さいので一緒の布団に寝ていますが、子どもたちが一人で寝られるようになったら、子どもにも湯たんぽを購入するつもりです。湯たんぽを使えば一人でも温かいですし、動物型なら大喜びで使ってくれるでしょう。湯たんぽという昔ながらの道具を活用して、寒い冬も快適に楽しく過ごしましょうね。

ぱと

ぱと

シンプルな暮らしにあこがれているアラフォー主婦です。地方で夫と2人の子どもとのんびり暮らしています。事務のパートやライターなど複数の仕事をしながら、今後の働き方を模索しているところです。

※このページの内容は、2021年1月18日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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