【ホームズ】安く引越したい人必見! 私はこうしてお得に住み替えました|暮らし方から物件探し
安く引越したい人必見! 私はこうしてお得に住み替えました

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引越しは人生の大きなイベントです。新生活を想像したときの期待やワクワクは、引越しの楽しい面といえるでしょう。

しかし、現実的なことを考えなければいけない面もあります。とくにお金の問題は大切。できるなら少しでも住み替えの費用を節約して、新しい生活に役立てたいものです。

そこで今回は、不動産マニアの私がこれまでの経験を通して発見した、「割安物件の見つけ方」と「お得な住み替え方」をお伝えしていきたいと思います。

私は学生時代から間取り図を見るのが大好きで、不動産会社の物件情報をいつも見ていました。そうしているうちに、さまざまな家に住んでみたくなり、過去に3回の引越し経験もあります。そして、不動産好きが高じて不動産会社に勤めた経験も。

そのような経験を通じて、安く住み替える方法がいくつもあることを発見し、自身の引越しにも役立ててきました。今回は、そういった実体験で証明済みのお得な方法を、皆さんにシェアさせていただきます。

私が実際に住んでいた割安物件とは?

ギリギリの妥協ポイントをあえて選んで賃料ダウンを狙う

あまり知られていないことなのですが、割安物件というのは意外と簡単に探し出せます。私自身も過去に2回、割安物件に住んだ成功体験があります。それも“意図的に狙って”。

1回目の体験は、まだ不動産会社に勤めた経験もなかったときです。若くてお金の無かった私は、どうしても割安な物件を見つける必要がありました。しかし、当時は不動産の詳しい知識が無かったため、自分なりに考えるしかありませんでした。

そして、なんとか考えついた方法が「あえて条件の悪い物件を選ぶこと」です。その方法は間違っていなかったようで、相場よりも家賃が低い物件に住むことができたのです。

この物件の悪い条件とは、「4階エレベーターなしの部屋」という点でした。

他の人にとっては、部屋の出入りがしんどいと考えるでしょう。ただ、陸上部出身の私にとって階段を登ることは苦ではありませんでした。

期間限定の契約で賃料ダウンを狙う

そして、2回目の体験は「定期建物賃貸借契約」の物件に引越したときです。

定期建物賃貸借契約というと難しく聞こえますが、簡単にいえば“期間限定”の契約です。普通の賃貸物件のように契約期間の更新ができません。

当時引越した物件は、「大家さんがマンションを売りに出す予定があって今後どうなるか分からない」という理由で、2年限定の契約となっていました。これも一般的には避けられがちな条件かもしれません。なんだか難しい契約のように思われていますし、2年後にまた引越す手間もかかります。

しかし、私としては全く気にしていませんでした。この物件がある地域に住むことが目的でしたし、2年以内にこの地域内で引越し先を探せばいいと考えていました。

結果として、売却に時間がかかったという理由で、このマンションには4年以上住めました。それも相場よりかなり安い家賃で。これはあくまで幸運なケースですが、おかげでその間にゆっくりと次の引越し先を選ぶこともできました。

人気の物件が値下げされる5つの理由とは?

いよいよここからは本題に入りたいと思います。お得な住み替えを成功させるためには「割安物件を見つけること」と「初期費用を低くおさえること」、この両方を意識することが大切です。それぞれ、具体的な方法やポイントをお伝えしていきます。

世の中に出回る物件の中には、“いい物件なのに相場より家賃が低いもの”があります。簡単な話、そういった物件を狙えば、割安な家賃で住めるのです。

もちろん、事故物件や周りの環境が騒がしいなど、ネガティブな理由には注意する必要はあります。しかし、過度に心配する必要はありません。

事故物件であることは説明する義務があるため、知らずに住んでしまうことはないでしょう。また、近くに電車が通っていたり歓楽街が近くてうるさかったりといった理由であれば、地図を見て調べたり、物件がある場所まで見に行けばわかることです。

要するに、そういったネガティブな理由は避けつつ、「自分が納得できる理由で値下げされている物件」を選べばいいのです。その“理由”は物件によってさまざまですが、割安物件を探すなら次に紹介していく5つを覚えておくといいでしょう。

1.なかなか入居者が決まらないから

なかなか入居者が決まらない場合は、大家さんとしても家賃を下げるしかなくなります。賃貸不動産を維持していくためには、お金がかかります。
建物のローンや修繕費、税金など、さまざまな費用があります。そのため、空室にしておくよりも、安い家賃でもいいからお金が入るほうが助かるのです。

2.時期的な理由

賃貸物件の家賃相場というのは、つねに同じではありません。時期によって値段が上下します。

もっとも家賃が下がる時期は、5月下旬~8月上旬です。この時期は引越しする人が少ないため、家賃を下げることで入居してもらおうという物件が多くなります。

反対にもっとも家賃が高くなるのが、12月上旬~4月下旬です。この時期は春の新生活に向けて部屋を探す人が多くなります。少々高い家賃でも入居者はたくさんいるため、家賃は下がりません。

同じように、8月中旬~10月にかけても転勤や新学期に合わせての引越しが多くなるため、家賃は高めです。

仕事や学業の都合で引越しのタイミングが決まっている場合は仕方ありません。しかし、引越し時期がはっきりと決まっていないのであれば、なるべく家賃が高い時期を避けて、安い時期に部屋探しすると割安物件が見つかります。

3.建物が古くなったから

家賃というものは、建物が古くなるにしたがって下がっていくものです。同じような間取りや設備なら、新しい部屋のほうが人気なのは当然。そのため家賃を下げることで、新しい物件に対抗していくのです。

古い物件でもしっかりと管理されていれば、住むうえで問題はありません。また、建物は古くても部屋の中はリフォームされている物件もあります。そういった物件にめぐり会えば、きれいな部屋に安い家賃で住めるでしょう。

4. 付近にライバル物件が増えた

賃貸物件の情報をたくさん見ていると気づくのですが、一般の人は気づきにくい“意外な理由”で値下げされていることがあります。その一つが、近所にライバル物件が増えた場合です。

弱点がないような物件でも、周囲にライバルとなる物件が増えれば、家賃が下がる傾向があります。同じような間取りで同じ地域内となれば、家賃の安いほうが選ばれるからです。

悪いところがないのに安い家賃だと感じたときは、同じような間取りの新しい物件が近所に増えていないか探してみましょう。

5. 建て替え・取り壊し・売却の予定があるとき(定期建物賃貸借契約)

私の体験談としても紹介した“定期建物賃貸借契約”もまた、一般の人があまり知らない“意外な理由”です。この契約を結ぶ物件は、普通の賃貸物件よりも家賃や敷金・礼金が安く設定されていることがほとんどです。

「なんだかややこしそう」「契約とか苦手なんです」…そんな声も聞こえてきそうですが、理解してしまえば簡単。むしろ、皆そう思っているからこそ狙い目の割安物件でもあるのです。

定期建物賃貸借契約において理解しておくべき大事なポイント3つ

1つ目は「物件を借りられる期間が決まっていること」です。普通の賃貸契約では、住んでいる人が契約期間の更新を望めば、そのまま住み続けられます。(※2)しかし定期建物賃貸借契約では、基本的に契約を更新できません。契約期間が終わったら出ていくことになります。(※3)

契約期間を限定する理由は、建て替えや取り壊し、売却の予定がある場合など物件によってそれぞれです。契約期間も、1年未満から5、6年など物件によって異なります。

2つ目は、「基本的に途中解約はできない」ということです。普通の賃貸契約では、退居する数ヶ月前に申し出れば、自分のタイミングで解約できるのが一般的です。しかし、定期建物賃貸借契約は、基本的に途中解約できません。

ただし、やむを得ない事情(転勤、療養、親族の介護など)がある場合は例外です。200m2未満で住むために使っている物件であれば、1ヶ月以上前に申し出ることで解約できます

そして3つ目は、「契約期間が過ぎても合意があれば住み続けられる」ということです。基本的に契約延長はありませんが、大家さんとの合意があったときは例外です。再契約して住み続けられる場合もあります。ただし、必ず再契約できるわけではないことは覚えておきましょう。

基本的には、これら3つの条件に納得したうえで契約する必要があります。ただ、今後のライフプランによっては、むしろ都合がいいかもしれません。

例えば、転勤や進学の予定があって短期間だけ借りたい場合や、物件がある地域にお試しで住んでみたい場合などです。そういった場合は、割安な家賃というメリットだけが際立ちます。

ちなみに定期建物賃貸借契約は、“定期借家契約”と呼ばれることもあります。物件情報でこの文字を見かけたら、相場よりもお得だと思ってください。

家賃・初期費用も安く抑えたい!7つのポイント

割安物件を見つける以外にも、トータルの引越し費用を安くする方法はたくさんあります。次に紹介するような方法を試せば、初期費用を低くおさえられて、よりお得に住み替えられるでしょう。

1. オフシーズンに引越す

オフシーズンを狙うと割安物件が見つかるということは紹介しましたが、引越し代に関してもオフシーズンが狙い目です。

具体的にいうと、6月~8月に引越し料金が安くなります。この時期は、春の引越しラッシュが終わっていることや、梅雨や暑さの影響でもっとも引越しの少ない季節です。希望の日程に引越しやすいというメリットもあります。

2. 大きな不用品や粗大ゴミは捨てておく

大きな不用品や粗大ゴミは、引越し前に捨てておくのがおすすめです。引越し料金はトラックのサイズで変わるため、大きな荷物を減らせば引越し代を安くできます。

とくに粗大ゴミを無料で引き取ってくれる自治体に住んでいる場合は、引越しに向けて計画的に捨てていくと安心です。引越し先の自治体では、大型ゴミの引き取りが有料な自治体もあるからです。

3. 値下げ交渉

「もう少し安ければ住めるのに」と思ったときは、ダメ元で値下げ交渉をしてみるのも一つの方法です。コツとしては、入居者の少ないシーズンに交渉することです。家賃を下げることで入居してもらえるなら、と応じてくれる場合があります。

それから、家賃よりも敷金・礼金のほうが下げやすいといったコツもあります。家賃を下げることは、大家さんとしても月々の収入が減りますし、なかなか応じにくいものです。

ただし、実際に住むとなったらお世話になる相手ですから、礼儀は忘れずに交渉することが大切です。

4. 駅から徒歩10分以上の物件を狙う

あえて駅から遠い物件を狙ってみることもおすすめです。駅から近い物件ほど便利なため、家賃は高めに設定されています。

その近い・遠いの境目となる基準が“駅から徒歩10分”です。これは数字で見たとき、一桁と二桁で感じる遠さが違うからです。9分といわれると近いような気がしても、10分といわれると少し遠く感じます。

しかし、徒歩1分の差というのはたった80mの差しかありません。物件情報に記載する徒歩1分というのは「1分=80m」と決まっているからです。(※1)実際に歩いてみるとそれほど気にならない差といえるでしょう。

徒歩10分以内という数字の条件を重視して探す人も多いため、家賃も割安で狙い目です。もちろん、徒歩10分とはいわず、15分、20分となるにしたがって家賃相場が下がっていきます。駅から離れると、静かで住みやすいという意外なメリットもあったりします。

5. 急行や快速が停まらない駅周辺を狙う

急行や快速が停まる駅周辺の物件は、通勤・通学に便利なため、どうしても家賃が高くなりがちです。ということは、あえて急行や快速が停まらない駅周辺の物件を狙えば、家賃の安い物件を選ぶことができます。

たしかに電車で通勤・通学するとき、乗り換えの手間はかかります。しかし、ラッシュ時の乗り換えは次の電車がすぐ来るため、想像しているほど時間はかからないものです。

6. 二重に家賃がかからないスケジュール設定

引越しスケジュールを決めるときは、二重に家賃がかからないように気をつけると、余計な出費を防げます。

賃貸契約というのは、解約を申し出てから解約日までの間の家賃は必ず払わなければいけません。それがたとえ引越しが完了していたとしてもです。解約を申し出る期日は、解約日の1~2ヶ月前の場合が一般的です。

つまり、旧居の解約日の前に新居の家賃が発生すると、二重に家賃を払うことになってしまいます。この二重払いを避けるための方法は、2つあります。

1つは、新居の「入居日を今の住まいの契約が切れる頃に設定してもらう」こと。物件や大家さんによっては、交渉次第で可能なこともあります。

2つ目は、あえて「入居可能日が先の物件を選ぶ」こと。その物件がリフォーム中の場合や、現在入居中の人がいる場合などは、入居可能日が長く先に設定されていることがあります。

ただ、スケジュール調整を努力しても、契約期間が被ってしまうことが避けられない場合もあります。そういった場合は、次に紹介するようなフリーレント物件を選べば、新居の最初の家賃がかかりません。

7. フリーレント、敷金・礼金ゼロ物件で初期費用を抑える

安く住み替えるためには、家賃の金額ばかりにとらわれてはいけません。フリーレントや敷金・礼金ゼロ物件を選べば初期費用が大幅に抑えられます。場合によっては数十万円もの差が出るかもしれません。

「フリーレント」とは、入居後の家賃を1ヶ月から数ヶ月無料とする契約のことです。なかには6ヶ月無料なんていう物件もあります。

「なぜ無料にするのか」と怪しく思う人がいますが、理由は単純。「早く入居者を決めたいけど、家賃を下げられない」という理由からです。家賃を下げると、その物件にすでに住んでいる人から、不公平だとクレームが出る可能性があります。

しかし、家賃を数ヶ月無料にすれば、家賃を下げるのと同じ効果が見込めます。例えば月10万円の家賃として、普通は1年間で120万円かかることになります。しかし、2ヶ月無料であれば、1年間で100万円、月々で計算すると8万3千円ほどの家賃まで下がります。

ただし、1年未満など短い期間で解約すると違約金が発生する場合が多い点は気をつける必要があります。違約金の額は、家賃1~2ヶ月分やフリーレント期間分などが一般的です。そういった点を確認して、自分の事情に合っていれば、初期費用を抑えるには最適な契約といえます。

そして、「敷金・礼金ゼロ物件」は、文字どおり敷金・礼金がゼロ円の物件です。敷金とは住人がもし部屋を壊したり、汚してしまったりしたときのために、大家さんに預ける保険のような意味があります。また、礼金は、部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味があり、昔からの習慣として今も残っています。

これらは新居を契約するときに支払うのが一般的です。しかし、最近では初期費用を下げることで入居してもらおうと、敷金・礼金をゼロにする物件が増えてきました。

敷金には、退去時に必要な部屋のクリーニング代や修理費を先払いしておく意味もあります。そのため、次の引越し時に費用がかかる点には注意が必要です。

しかし違いは、先払いするか後払いするか、だけです。先に支払わないでよくなる分、初期費用を節約できるという点は、大きなメリットといえるでしょう。

発想の転換でお得に住み替えよう

割安物件として紹介してきた「定期建物賃貸借契約」や「古い物件」、「駅から離れた物件」などの条件は、一般的にデメリットと考えられています。そのため、家賃が安くなっているのです。

しかし、こういった条件でも、自分にとってはデメリットを感じないこともあります。例えば、先々また引越そうと思っているのなら、定期建物賃貸借契約の期限も気にならないでしょう。また、歩くのが苦にならないのなら、駅から離れた物件でも気にならないでしょう。

こういった条件が自分の事情に合っていれば、「家賃が割安というメリット」のみが残るわけです。

ただ、物件探しにはめぐり合わせや運も必要です。なかなか紹介したような割安物件が見つからないこともあるでしょう。そういったときは敷金・礼金ゼロ、フリーレント物件を探す、引越しスケジュールを調整するなどして、初期費用を抑えるとお得に住み替えられます。

お得に住み替えるためには、「発想の転換」が大切です。いいかえると、「違った視点で見てみる」ということでしょうか。

「皆が悪い条件だと思っていても、自分にとっては本当にそうかな?」そう疑ってみることが大切です。ぜひ、皆さんもここに紹介してきたような視点で、お得な住み替えを成功させてください。

この情報を皆さんに役立てていただければ、不動産マニアとしてこんなに嬉しいことはありません。

野口 大輔

野口 大輔

鹿児島県奄美大島生まれ、大阪育ちのフリーライター。30歳を境に、ネットショップ運営の仕事からライターへと転身。現在はWeb媒体を中心に執筆中。
得意分野は、対象物の魅力や特徴を伝えること。
グルメと散歩が趣味で、休日は美味しい食べ物を求めて街を歩きまわっている。

※このページの内容は、2019年11月12日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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