ラテアートで世界大会を目指す。カフェで働いて見つけた新しい夢

さまざまなひとが暮らし、多くの情報が交錯する都市での生活は、ときに思いもよらない出会いやチャンスをもたらします。そうした機会を求め、自身の夢を実現するために都市へと拠点を構え、奮闘する若者も多く存在します。カフェ「ストリーマーエスプレッソ渋谷modi」に勤める馬場健太さんも、その1人です。青春時代を地元・九州で過ごした馬場さんは、大学生だった当時、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募。惜しくも優勝は逃してしまったものの、その悔しさをバネに東京へ。上京して約1年半。絶賛夢追い中の馬場さんは、現在カフェで働きながら、次のステップへ進もうとしています。

ラテアートを発信することで、夢に1歩ずつ近づいている

動画共有アプリケーション、TikTokを中心に自身のライフスタイルをSNSで発信したり、モデルやタレントとしても活躍している馬場さんですが、そもそもなぜカフェスタッフに?

「自分だけにしかできない強みを持ちたかったんです。そこで学生時代から興味があった“ラテアート”に照準を定めて、ラテアートの世界チャンピオンがオープンした今のショップで働くことに決めました。当初の目標は、ラテアートの全国大会に出場すること。まったくの初心者なのでハードルが高い目標でした。でも憧れていたラテアートを実際につくれる日々が楽しくて、気づけば夢中になってほぼ毎日練習をしていました。努力の甲斐もあって5ヶ月後には世界大会への切符を手に入れることができました」

彼のTikTokのアカウントのなかでも、ラテアートの動画は反響がかなり大きいといいます。配信をスタートしてから数ヶ月、今やフォロワーは約6万人を突破するほど注目の存在になっています。

「最初はラテアートを知ってもらいたい、という純粋な思いからTikTokをはじめたんですが、びっくりするほど好評で。つくったラテアートと同時に自分のことも発信していくうちに、ファンの方がショップまでコーヒーを飲みに来てくれるようになりました。SNSで知り合った人とも交流できるこの環境に身を置くことができて、本当に恵まれています」

通勤時間は気持ちを切り替える時間。自宅と職場のちょうどいい距離感

馬場さんの自宅は職場から電車で約30分。上京してはじめての一人暮らしの拠点に、あえて少し離れた場所を選んだ理由は、これまで地元で慣れ親しんできた環境に起因すると話します。

「都心の賑やかな雰囲気も好きですが、住むのであれば故郷の福岡を思わせるような、静かな街の方が落ち着くんですよね。通勤電車に乗っている30分間はラテアートの本を読んだりして、職場へ向かいながら少しずつ仕事スイッチを入れていく自分のスタイルにもマッチしています。移動の時間で気持ちの余裕もできますし、頭の整理をするためにもちょうどいいんです」

移動時間を上手に使いながら仕事とライフスタイルのバランスをとっているという馬場さん。その余裕こそが、お客さんがリラックスできる1杯を提供するために欠かせないとも話します。最後に、自身の将来の目標についてもうかがいました。

「これからもバリスタとして、お客様がリラックスできる空間と時間を提供していきたいですね。ラテアートの技術はもちろん、カフェ経営の勉強もしっかりしていきたい。そんな風にチカラをつけながら、いつかは自分のお店を持てたらいいなと思っています」

▼取材協力者
馬場健太さん
1994年生まれ。長崎県出身。「ストリーマーエスプレッソ渋谷modi」勤務。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてベスト15に選ばれた経歴を活かし、現在はモデルやタレントとしても活躍中。

「ストリーマーエスプレッソ渋谷modi」
東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷modi 6F
https://streamer.coffee
TEL/03-4336-8264
営業時間/11:00〜21:00
定休日/不定休

※このページの内容は、2019年1月10日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください