HOME'Sプライスマップ機能の特長

HOME'Sプライスマップは、地図(航空写真)上で既存物件の参考価格を掲載するサービスです。日本大学スポーツ科学部教授・マサチューセッツ工科大学不動産研究センター研究員清水千弘氏が不動産参考価格算出システムを監修し、2015年10月からサービスを開始しました。これまで一般消費者は知ることができなかった情報を開示することで、不動産会社との情報格差をなくすことにつながります。

HOME'Sプライスマップ
HOME'Sプライスマップ
関心あるマンションを探して参考価格を比較検討できる
関心あるマンションを探して参考価格を比較検討できる

HOME'Sプライスマップを利用すれば不動産会社へ行かなくても、参考価格を知ることができます。駅や特定のエリアでの相場も分かるので、不動産会社をいくつもまわって比較する必要もありません。2016年5月時点、東京・埼玉・千葉・神奈川のエリアで約16万棟、150万戸の情報を掲載しています。マンション購入を検討している人は不動産会社に行く前に、関心あるマンションを探して参考価格を比較検討することが可能です。予算に合わせてエリアを絞ってみるという使い方もできます。
また、マンション単位だけではなく、マンションの住戸単位で調べることができるのも特長です。広さや築年数ごとに表示する機能もあります。簡単にマウスオーバーで表示されるなどユーザビリティにも配慮されていて、一目で相場や参考価格を知ることができます。
インターネットでは登録制に敷居の高さを感じてサービスを利用しないこともあるでしょう。HOME'Sプライスマップではすべての人の利便性を向上させるために登録制ではありません。

情報の透明化が中古マンション流通を活性化させる

欧米に比べて中古流通が圧倒的に少ない…
欧米に比べて中古流通が圧倒的に少ない…

人口が減少し、少子高齢化が進行する日本社会では既存住宅が余り、空き家も増加しています。欧米に比べると新築を希望する人が多いことも特長で、国土交通省の2013年の調査では、すべての住宅流通量の中で、中古マンションなど既存住宅の割合は約14.7%しかありません。欧米諸国と比較すると6分の1程度と圧倒的に少ないです。国土交通省はこの状況を改善するために「いいものを作って、きちんと手入れして、長く使う」社会に移行するための施策を始めています。

中古マンションを流通させるには、リフォームが重要な要素です。そこで、国土交通省は「住宅リフォーム事業者団体登録制度」を2014年に設けました。信頼できるリフォーム会社を選べる仕組みを作り、リフォームを実施する世帯を増加させる試みです。
※出典:既存住宅・リフォーム市場の活性化に向けた取組み(国土交通省・2014年9月1日)

価格の透明化を目指して…
価格の透明化を目指して…

HOME'Sプライスマップは、マンション売買を目的とする人に情報提供をするだけではなく、中古マンションを流通させ、市場を活性化させることも重要視しています。中古マンションの課題となっている価格の不透明化に取り組むことで流通量の増加に貢献します。これまでは不動産会社で相談するほどではなければ価格の情報は得られませんでしたが、興味半分でもプライスマップ上で気軽に価格や相場の情報を得られることができるようになりました。自分のマンションを売ったらどれくらいになるかもすぐに分かるので、定期的にチェックしておけば、売却の時期を見誤ることもなくなるかもしれません。

HOME'Sプライスマップが導く不動産業界の未来

不動産情報を信頼あるものに…
不動産情報を信頼あるものに…

不透明な不動産情報を公開する流れは、確実に進んできています。現時点では、対象エリアが1都3県に限定されているHOME'Sプライスマップも、今後エリアを拡大していく方針です。今後サービスエリアが拡大して日本全国で不動産売買にインターネットの情報を参考にする人が増加すれば、不動産情報の取得方法に大きな転換をもたらすかもしれません。

不動産賃貸では、インターネット上で物件を探し、仲介手数料を取らない形態のサービスも登場しています。契約前に行う重要事項説明は、インターネットで行う実証実験が行なわれており、解禁される可能性も出てきています。
長い間変わることのなかった不動産業界ですが、HOME'Sプライスマップなどの取り組みが活発になっていくことで、不動産会社と一般消費者の間で情報格差がなくなり、従来の不動産取引の形式は変わっていくでしょう。

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(2016/10/30)