現場に行こう!

現場に行こう!現場に行こう!

2009年に「マンガはじめて家を建てました!」(ダイヤモンド社)という、自分の体験談+家づくり情報を盛り込んだ本を描きました。
私の実家を二世帯住宅にしたときの、家づくりの基本的な知識と、すったもんだの体験を面白おかしく描いたマンガ書籍です。
そこでこのコラムでは、今家づくりを考えているみなさんの役に立ったり立たなかったりする情報を、楽しくお伝えしていきたいと思います。

さあさあ、いよいよここからが家づくりの本番。
本番までがとても長かった気がするけど、とにかくここから始まるのだ。

工事が始まってからのチェックポイント!
・まずは現場をよく見に行くこと。

現場が遠い場所だとなかなか大変だけど、出来る限り見に行き、現場の監督さん、職人さんとお話しすることが大事。
とは言っても、何を話せばいいのかなー?というのも確かにある。
専門的なことは解らないし…そうですよね。

でも、ここで大事なのは「しょっちゅう顔を出す」ということ。
もしわからないことがあったら何でも聞いてみましょう。
こんなこと聞いて迷惑かな、なんて思ってしまいがちだけど、
知らないことを聞くのは当たり前。シロウトなんだから知らないことだらけで当たり前。
それよりも、後になって「あれ、聞いておけばよかったな…」と思っても遅い。
どんどん聞いてしまいましょう。
それに、私の経験上だが、職人さんや専門職の方ほど、
「ええ?そんなことも知らないんだ?」と
ニコニコしながら詳しく教えてくださることがほとんどだった。

でも聞き方は大事

この穴はなんだ!?欠陥か!?この穴はなんだ!?欠陥か!?

現場を見に行くこと、監督さんや職人さんと話すことが大事、と書いた。
わからないことがあったら聞きましょう、でもその聞き方も大事。

例えば、
①あまり現場には来なくて、たま~に来ては
「これ、ゆがんでるんじゃない?」
「ここの穴はどうなってるの?」
「ちょっと、工事遅れてるんじゃない?」
「欠陥住宅なんじゃない!?」
なんてことを言う施主さんと

②よく顔を出しては職人さんと世間話をする施主さん(お茶の差し入れも持って行く)

そんな二つのタイプの施主さんがいたとして、あなたが職人さんだったらどちらの施主さんがいいでしょう?当然②のタイプでしょ?

つまり、大切なのはお互いの信頼関係ということ。
あなたに大事な家づくりを頼んでいるんですよ~~~。お願いしますね~~~。
という気持ちを、それとなく織り込んでいくのだ。行動に。言葉に。そしてお茶菓子に。

そして、現場で働く職人さんから、
「この人のためにいい仕事をしてあげよう」と思っていただくのがベスト。
仕事であっても、近所づきあいであっても、結局大切なのは相手への気遣いかなあと。
「こんなヤツの仕事なんかしたくない!」と思われたらどうしようもないですよね。

ウチは、母がいろいろやってくれて助かりました

母が毎日現場通い母が毎日現場通い

私のウチの場合は、私の母が毎日現場へ行ってくれていた。
施工会社のジャガばたホームの担当さんからは、
「毎日のお茶出しは、(やらなくても)結構ですよ」と言われていた。
でも母は、
「い~や!そんなもんじゃないわよ!ちゃんとやるべきよ!」と言って
毎日お茶とお菓子の差し入れをしていた。
現場ででた空き缶やペットボトルを捨ててあげたり、びしょびしょになった床を職人さんと一緒に拭いてあげたり、いろいろ大活躍だった。
(なぜ建築中の床がびしょびしょなのかは、後のコラムで書きますね。)
母はもともと人付き合いが得意な性格なので、職人さんとも仲良くなり、予定になかった部分の床を張ってもらったり、トイレのドアにネコ用の小さいドアを作っていただいたりした。サービスでやってもらったのだ。

これも毎日の母の現場通いのおかげだと感謝している。

あとから母は
「お茶代、すごくかかったけどね」と言っていたけどね。

ニコニコと打ち解けやすかった職人さんとは違い、現場監督のKさんはちょっとクールな印象の方だった。笑った顔を見たことがない。聞いたことにはすぐ答えてくれるけど、必要なこと以外は話さない。

「現場監督という責任あるお仕事だからかな…」
と、なんとなく思っていた。
でも、後でこのクールなKさんに私も母も泣かされることになろうとは…
思いもしなかったのであった!(これも後のコラムで詳しく書きますね)

次回 基礎工事~1階の床はり。そして強力で大型のアレが来てしまった!

2015年 03月04日 11時10分