あらためて家の工法について勉強しよう

家の工法について勉強しよう家の工法について勉強しよう

2009年に「マンガはじめて家を建てました!」(ダイヤモンド社)という、自分の体験談+家づくり情報を盛り込んだ本を描きました。私の実家を二世帯住宅にしたときの、家づくりの基本的な知識と、すったもんだの体験を面白おかしく描いたマンガ書籍です。そこでこのコラムでは、今家づくりを考えているみなさんの役に立ったり立たなかったりする情報を、楽しくお伝えしていきたいと思います。

さて、住宅展示場めぐりはとても楽しい。
ステキなお家、豪華な内装などに目を奪われ、誘われるままに土地の測量をしてもらったり、
無料図面を描いてもらったりしていた私たち夫婦だったがよくよく考えてみたら、メーカーの工法も知らないまま、
話をすすめていたのだった。

しかし…それでいいのか!?
キミはほんとうになにも知らないままでいいのか!?
その家は砂糖菓子でできているのかもしれないのに!?

いや、そんな家は住宅展示場にはない。
(あってもステキだと思うけど)

しかし、工法なんて知らないままでも(契約をすれば)家は建つのだから
メーカーさんにお願いしてしまえばよいような気がするが
基本である家の工法くらいは、きちんと自分でも知っておかないと、
メーカーさんにも失礼な気がしてきたのだ。

家の工法は大きく分けて2つ。え、たった2つ?

面でささえる柱でささえる面でささえる柱でささえる

まず、家の工法は大きく分けて2つ。
ええ?たった2つ?そんなわけないでしょ、って思うけど工法としては大きく分けて柱で支える「軸組み工法」と面で支える「壁式工法」の、2つなのだそうだ。

あとは、材料が木材か、鉄骨か、パネルか、コンクリートかで工法の名前が変わってくる。


まず、日本で昔から一般的な工法といえば
「木造軸組み工法」
柱で支える構造体の代表的な工法。

柱や梁などの構造体は木材でつくられている。
設計の自由度が高く、増改築もしやすい。
今でも木造住宅の多くはこの工法でつくられている。
私の実家も、建て替える前はこの工法だった。

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話はそれるが、建て替える前の私の実家はずいぶんと揺れる家だった。
誰かが階段を上がってくると2階が揺れる。
一番ビックリしたのは、2階でウチの旦那さんが腕立て伏せをしたら
筋肉の揺れに合わせて家が揺れたのだ。いや、ほんとに。これにはビックリ。
ウチの木造軸組みはちゃんと組まれていなかったと思うぞ。

すみません、話は戻って工法の話ですが…

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面で支える工法で代表的なものは
「2×4(ツーバイフォー)工法」
2インチかける4インチの角材が使われるのでこう呼ばれる。

面で支える箱のような構造体なので、耐震性が高い。
気密性、断熱性が高い。

では、今まで私たち夫婦がお話を進めてきた
メーカーさんの工法をご紹介。

国分君似の営業さんのほっけハウスは、
「軽量鉄骨ブレース構造」
「軸組み工法」で、柱や梁が木造ではなく、軽量鉄骨でできている。
設計の自由度が高い。耐久力、耐震性が高い。

ベース型の顔をしたベース君の塩辛ホームは
「鉄骨ユニット工法」
構造は面で支える「壁式工法」。
部材を工場で生産し、現場で組み立てる。工期が早い。

一番最初に「この写真集の中の家は
億単位もするから見てもムダですよ」
と言われて腹が立ったししゃもホームは
「木質パネル工法」
構造は面で支える「壁式工法」で、木質パネルといわれる部材で
壁や床などを構成している。

他には鉄骨が重量鉄骨になり、
より強度を増した
「重量鉄骨ラーメン構造」
構造は重量鉄骨の柱で支える「軸組み工法」。

コンクリートでできたパネルが面で支える
「プレキャストコンクリート(PC)工法」などがある。
これは面で支える「壁式工法」だ。

将来のことも考えて家の工法を選ぶ

改築できないっけ?改築できないっけ?

柱で支える構造体の軸組み工法は、将来の改築がしやすい。
柱で支えているから、壁を抜いて2部屋を1部屋にしたり、外壁を改築してお店仕様にしたりなど、柱を切らない限り、改築がしやすいのだそうだ。

面で支える壁式工法は、壁自体が構造体になっているので、将来的に改築をしにくい。

中身が木造でなくて鉄筋や鉄骨でも、建物の構造は同じなので、
将来的に改築…するかもしれない…という方は軸組工法のほうが
いい、と憶えておくといいかも。

家を紹介する雑誌でも、メーカーの工法は必ず書いてあるし、
おおよその家の価格も乗っていることが多いので
ぜひご参考に!

次回は…住宅展示場でのアンケートについて。実は書いてはいけないらしい!…ってどういうこと?

2014年 03月20日 09時52分