玄関と階段を目が届きやすい場所に

玄関と階段は目の届きやすい場所に配置する玄関と階段は目の届きやすい場所に配置する

子供が中学生や高校生になり、これまでの家が手狭になったのを機にマイホーム購入する人は多い。その際、家が広くなる分子供とのコミュニケーションをとりやすい間取りにすることがポイントとなる。

思春期の子供というのは、親の目の届かないところで勝手なことをしたがるものである。しかし、親がいちいち細かく口を出すと逆にうまくいかないこともある。そこで、せめて家を出入りするときにどんな様子か目に入るようにしておくと安心できるし、夜間の勝手な外出なども防ぐことができる。

間取りでポイントとなるのは、玄関と階段の場所である。
玄関はなるべくリビングルームやダイニングルームなどの家族の共有スペースから目が届き、音が聞こえる場所に配置すると良い。そうすることで子供はちょっとした外出は気軽にすることができるし、親は玄関で物音がしたタイミングで「おかえり」と声をかけることができる。

階段はリビングルームやダイニングルームの近くに配置するのがオススメである。子供が2階の個室にこもって勉強していても、キッチンの冷蔵庫に飲物を取りにきたとか、お風呂に入るときなどにちょっとした会話をする機会を得ることができる。

個室はちょっと居心地が悪いくらいがちょうどいい

ゲームは子供部屋ではしない習慣を作ろうゲームは子供部屋ではしない習慣を作ろう

家が広くなって自分の部屋の居心地や良くなると、子供が部屋から出てこなくなって親子の会話が減ってしまう可能性がある。そこで、子供の部屋はちょっと居心地が悪いくらいに作ってしまうと良い。

やはり広い方が快適になってしまうので、広さは4~6帖と最低限の広さにしておく。この広さでも、ベッドと勉強用の机を置いてもある程度余裕があるので狭すぎるということはない。また、テレビやネットの配線も最低限にしておく。どうしても必要ならば、リビングルームで使えるようにすれば良い。時間をつぶせるものが自分の部屋にあるといくらでも部屋にこもって過ごせてしまうが、それが叶わなければ、自分から親のいるリビングルームやダイニングルームで時間を過ごすようになる。

また、子供の部屋の配置も重要である。2階は子供の部屋だけ、という間取りは避けるべきである。従って、子供の部屋はなるべく親の寝室と同じ階に配置する。同じ階で寝ていれば、気配である程度何をしているか感じることが可能である。また、階段の上り下りや、ドアの音などで部屋にいるかどうかも把握しやすい。

いちいち子供の部屋に入ったりせず、自然に子供の行動を把握することで会話のきっかけも掴みやすくなる。

共有スペースは親子で楽しく過ごせる工夫を

家族が同じ場所で勉強・仕事ができるスタディスペース家族が同じ場所で勉強・仕事ができるスタディスペース

リビングルームやダイニングルームなどの共有スペースの計画をする際には、親子で一緒に楽しめるスペースを作るようにする。親だけでなく子供もマイホーム計画に参加することで、親子一緒の時間をより楽しむことができる。

スペースの作り方は家族によって異なる。子供も親も仕事や勉強で忙しいという家族の場合は、家族で一緒に使えるスタディスペースを作るのがオススメだ。お互いにどんな作業をしているのかわかるのでいい刺激になり会話も弾むはずだ。

テレビ鑑賞やゲームが好きな家族はテレビの空間を充実させるのも良い。スピーカーを置いて音響を良くし、家族全員がゆったり座れるソファを置くと長時間楽しむことができる。食べるのが好きな家族はみんなで料理が楽しめる、ダイニングキッチンにしてみては。キッチンのタイプはゆったりとしたアイランド型がオススメだ。料理をしながら、食事をしながら会話が弾むはずだ。ダイニングテーブルはキッチンの近くに配置すると、食事をしている人と料理をしている人が会話をしやすい。他にも家族の好みにあわせて自由に考えてみると良い。

子供が成人して独立するまで長いようで短い時間だが、家族で楽しく過ごせるように、マイホームの計画をする際には子供と一緒に考えてみて欲しい。

2013年 11月25日 09時51分