嫁入り道具には、桐箪笥の代わりにマンションを!

“一戸建て志向の強い名古屋人はなかなかマンション購入を決断できない、なぜなら『すべてが自分のもの』にならない建物に対してお金を払うのがもったいないから”。

昔から、名古屋人の特性としてこんなことを言われることがある。しかし、最近の名古屋人の志向はちょっとずつ変わってきているようだ。

その志向を動かしているのは、パワフルなアラフォーキャリアウーマンたち。「イマドキの嫁入り道具に必要なのは桐箪笥じゃなくてマンション!決断できない男たちの代わりに私が家を買う!」と、新入社員当時からコツコツと貯めた貯金を即金払い。『住宅ローン借入無し、現金でマンションをお買い上げ』という男前な女子も名古屋では少なくない。

そんなキャリアウーマンたちの多くが選ぶのは『都心のマンション』だ。これは“自分の職場に近い”=“通勤時間が短縮できる”=“プライベートの時間を充実させたい”というのが最大の目的だが、もうひとつの理由としては“近い将来結婚が決まった時に旦那の家に入ることになっても、自分が購入したマンションは賃貸に出して不動産運用ができるから”という目論見もある。マンションを買うキャリアウーマンは男前女子ながら、ちゃんと『女の夢』だって追い続けているのだ。

明確な目的を持ってマンション購入を決断する
積極的な“アラフォー女子”がここ2~3年で急増中!

▲「私自身もアラフォー世代なのでキャリアシングルの女性のお客様の人生観に共感できます」と語る『ザ・パークハウス 久屋大通 ローレルタワー』副所長の大塚真見さん▲「私自身もアラフォー世代なのでキャリアシングルの女性のお客様の人生観に共感できます」と語る『ザ・パークハウス 久屋大通 ローレルタワー』副所長の大塚真見さん

名古屋の“超”都心に位置する人気のエリア『久屋大通』駅徒歩3分の立地で、この秋から新たに分譲がスタートする【ザ・パークハウス 久屋大通 ローレルタワー】では、全183戸中・117戸が主に1人暮らし・2人暮らしを想定した1LDK~2LDKプランとなっている。

販売を担当する三菱地所レジデンス株式会社名古屋支店の大塚真見さんによると「当物件でもアラフォーキャリアウーマンの方のご来場は増えていますね。中には『友達が近くにマンションを買ったので、わたしも買おうかと思って…』と女性のお友達同士でご来場される方もいらっしゃいます。

これは私の主観なのですが、名古屋都心部のマンションに狙いを定め、“この場所で、こういう暮らしがしたい”と明確な目的を持ってマンション購入を決断するアラフォーキャリアウーマンの方が、ここ2~3年でぐっと増えたように感じます。多くの方は、先に賃貸マンションで数年都心に暮らし、生活の快適さを実体験して『予習』をおこなった上で、気になる分譲マンションを探して『自分の城を手に入れる』という決断をされているようです。

また、名古屋地区の場合は親子関係が密接な土地柄でもあるため“ご両親の納得”も大きな決め手となります。その点、都心のマンションの場合は『○○駅の近くのマンションでね、○○や○○にも歩いて行けて本当に便利なんだから!』と立地や環境を具体的に説明しやすく、親御さんの了承を得やすいという点もマンション購入の後押しになるようです」(大塚さん談)。

どこかで将来の結婚を意識しつつも、まずは自分自身の“今の生活”を充実させるための拠点として、都心のマンションを手に入れる…積極的な購入意欲を持ったアラフォーキャリアウーマンが増えているという今の名古屋だが、これは名古屋で働く女性たちが、ここ数年で“強くなった証”なのかもしれない。

キャリアウーマンのライフプランと相性の良いマンション投資
その『勝ち組』パターンとは?

▲“繁華街が自分の庭”となるのも都心生活の魅力▲“繁華街が自分の庭”となるのも都心生活の魅力

実は、筆者の知人にも“都心マンションの購入”を決断したアラフォーキャリアウーマンが何人かいる。その実例をご紹介しよう。

【実例1:Aさん(30代後半)/年収700万円の場合】
30代後半にして2軒のマンションを購入したAさんは、まず入社して3年が過ぎた20代の半ばにシングル向けの都心の1LDK・中古マンションを購入した。

「毎月賃貸マンションの家賃を払えるなら、住宅ローンだって毎月払えるはず。仕事に対する責任を持つ意味でもマンションを買うべき」という両親からのアドバイスを受けたのが購入のきっかけだったそうだが、当時はまだ“シングル女子がマンションを買う”というのはレアケースだったため、友人や同僚にも内緒で契約を決断したという。

コツコツと繰り上げ返済をして30代後半でローン完済を達成した記念に、そのマンションを賃貸に出すことを決意。家賃収入として毎月約10万円の給与外収入が発生することになったため、その家賃収入を利用して今度は少し広めの2LDKの中古マンションを購入した。2軒目のマンションはローン無しの即金払いでも購入することができたのだが、10年間の住宅ローン控除が受けられる点に魅力を感じ、あえて住宅ローンを組むことにした。

『名は体を表す』というが、『家は人の器を表す』のだろうか。二人暮らしにぴったりな広さの2LDKのマンションに引っ越すと、ほどなくして一緒に暮らす彼ができた。現在は結婚と子育てを視野に入れながら、Aさんのマンションで同棲生活を送っている。

「旦那さんの家に入って専業主婦に落ち着く…という20代の頃の人生設計とは違っていたけど、こんな幸せもアリだと思う」。40歳を目前にして今の心境を語るAさんだが、その表情は実に明るい。仕事のキャリアアップと共に不動産投資を経て、マンションも私生活もステップアップするとは…何ともお見事である。

住環境を変えたことでライフスタイルや自分の気持ちにも豊かな変化が・・・
マンション購入をきっかけに“ネガティブ志向”をチェンジ!

▲家の中に大好きな空間ができると、毎日の暮らしが楽しくなる。恋愛やエステに匹敵するぐらい、女性にとっては“効果的な魔法”なのだ▲家の中に大好きな空間ができると、毎日の暮らしが楽しくなる。恋愛やエステに匹敵するぐらい、女性にとっては“効果的な魔法”なのだ

【実例2:Bさん(40代前半)/年収500万円の場合】
Bさんは、長年勤めた会社の仕事に嫌気がさしていた。そんな時偶然目にした新築分譲マンションの広告を見て、暇つぶしのつもりでフラリとモデルルームを訪れたところ、そこにはインテリア雑誌から抜け出したようなお洒落な住空間が広がっていた。「こんな部屋で暮らしたら、自分の中の何かが変わるかも…」そう思って、一目惚れ状態で購入を即決したという。

引き渡しが完了し、引っ越しが無事に終わっていざ新居のキッチンに立ってみると、ピカピカのキッチンでいろんな料理を作ってみたくなった。それまで外食三昧だったというBさんが料理に目覚めたことで、食器集めのための窯元めぐりや、友達や同僚を招いてのホームパーティなど、プライベートの時間が楽しく過ごせるようになった。

「マンションを買って自分の城ができてから、ライフスタイルが変わり、プライベートの時間が充実するようになって、あれだけ辞めたいと思っていた仕事にも意欲的に取り組めるようになった」とBさん。"新しい自分の城"がもたらす心理的効果は、それまでの人生を変えてしまうほどの大きなパワーを持っているようだ。

女性にとってのマンション購入は“これからの人生”と向き合う絶好の機会!

この二人の事例のように『マンションを買って暮らし方が変わったことで、生き方や思考を前向きに変えることができ“ささやかな幸せ”を掴むことができた』とか『自分で“マンションを買う”という行為をきっかけに、それまで漠然としていたこれからの人生と正面から向き合うことができた』と語るキャリアウーマンが名古屋で増えている。

東京・大阪の方から見ると“そんなことって、もうずいぶん前から当たり前のことなのに…”と思われるかもしれないが、保守的で実家暮らしが多く、なかなか親元を離れたがらない『名古屋女子』の歴史においては『女子が自分でマンションを買う』という現在のムーブメントは革新的なことなのだ。

ちなみに、アラフォーキャリアウーマンに該当する筆者は29歳のとき、名古屋都心のマンションを購入するために、当時付き合っていた彼氏に逆プロポーズをした。「マンションが欲しいから、一緒に住宅ローンを組んで!」…これがプロポーズの言葉。マンション購入をきっかけに掴んだ“ささやかな幸せ”は、今のところ平凡ながら継続している。


■取材協力/ザ・パークハウス 久屋大通 ローレルタワー
http://www.mecsumai.com/tph-l-tower/

2013年 10月03日 10時07分