なぜ東京から京都へ移住したの?

子育て環境を変えることがきっかけに
子育て環境を変えることがきっかけに

我が家では、2018年3月に東京都から京都府へ移住することになりました。
「地方へ移住してみたい!」と思う人達には色々な動機があると思います。 我が家の場合は「子育て環境の一新」でした。

「子育て環境の一新」なんて言うと、東京での子育てに色々と不満があったかのように聞こえますが、当時特別な不満があったわけではありませんでした。

幸いにも待機児童になることなく0歳から認可の保育園に入ることができ、さらに幸運なことにその保育園は家から徒歩30秒のところにあり、先生達、保護者同士、子ども同士も仲良く、「小学校入学までは絶対に引っ越すまい!」とすら思っていました。

それでも、娘が3歳くらいになってくると、子どもの進路について色々な情報が入ってきます。
公立校、私立校、お受験など、様々な進路を選択肢として考える中で、娘にとって親ができるよりベターな環境づくりってなんだろう、と思い始めました。

その結果、「自然の豊富な場所で、目一杯遊びまわれる環境」「子どもの自立性を育める教育環境」を用意することを決めたのです。

移住場所の選定をしよう!

海のそばで暮らす生活も
海のそばで暮らす生活も

我が家の場合は「子育て環境の一新」が移住の第一目的でした。
でも、「自然の中でスローライフを送りたい」「海のそばで暮らしたい」「〇〇の土地に惚れ込んだ」など、移住したいと思う理由は人それぞれでしょう。

移住は、生活環境を一変させ、仕事環境を変え、新しい暮らしのコミュニティに加わっていくことでもあります。つまり、豊島区から練馬区へお引越し、と比べれば変わる物事がより多いと考えられるのです(変わる物事が多い=大変、とは限りません) 。

なので、自分達の中で「移住する理由」をハッキリとさせておくことは大変重要になります。 家族がいる場合はとくに、移住の理由や想いを家族ですり合わせしておく必要があるでしょう。

実際に我が家でも、当初は鳥取県への移住を考えていたのですが、移住2ヶ月前に急きょ京都への移住と変更になりました。

移住の目的が決まれば、それに伴って移住する場所の候補もいくつか出てくることと思います。候補が出たら、移住後に目的を達成できるかどうかを検証しなくてはなりません。 そこで必要なのが、現地の下見と、徹底したGoogleマップなどの地図情報の活用です。

生活環境がガラッと変わるのに、そんなに下見できない

候補の物件や周辺環境を地図にまとめよう
候補の物件や周辺環境を地図にまとめよう

「以前からここに移住したいと思っていた」と、その土地に何度も行ったことがあり、土地に惚れ込んでいる場合でも「観光」と「居住」ではまったく街を見る目が変わるはずです。なので、あなどれないのが下見なのです。

とは言え、遠隔地になればなるほど何度も下見ができるわけではありません。
限られた下見を効果的にするためにやっておいた方がいいのがGoogle マップでの、事前Web下見です。

内見候補は多めにピックアップ&選んだポイントをまとめるべし

空き家バンクを活用するケースもある
空き家バンクを活用するケースもある

移住先にもよりますが、地方の都市部、そこから少し離れた郊外地区(ベットタウン)、人がだいぶ少ない限界集落などによって家探しの方法も違ってきます。

限界集落や里山と呼ばれる居住者が少ない地区では、空き家バンクと言う地方自治体が管理する空き家を紹介してくれる制度があります。
実はそういった集落には不動産会社さんがなかったりすることもあるのです。我が家も鳥取県への移住を検討していた時は、里山への移住予定だったので不動産会社ではなく役場に空き家情報をもらいに行きました。

とは言え、いまは不動産情報ポータルサイトでも空き家バンクを紹介している場合があります。

LIFULL HOME'S空き家バンク

地方都市やベットタウンであれば、当然不動産会社があり、不動産情報ポータルサイトに物件情報が多数載っています。
これらを使って内見したい物件を集めておくといいでしょう。

賃貸物件を探す

候補の物件は5件以上がおすすめ

物件は複数候補を出しておこう
物件は複数候補を出しておこう

物件を見に行く際には、必ず数件、できれば5件以上は候補を集めておくのがおすすめです。サイトに載っている物件でも、すでに借りられていたり、行ってみたら周辺の環境がイメージと違っていたりと即決できるとは限らないからです。

実際に我が家でも京都への移住を決めた際、最初の見学の日は移住先の幼稚園見学をメインに、後は不動産会社におすすめされた2物件を内見しただけでした。
ところが、この物件が2つとも周辺環境が悪かったり、行ってみたら違うなと感じたり。結局確定には至らず、後日再び行く羽目になってしまったのです。

しっかりとできるだけの下調べをしてから向かえばよかったと大変後悔しました。

Google マップを使ったマッピングの方法

そんな後悔から、2回目の下見は失敗するまいと下調べを徹底しました。
その際に大いに役立ったのがGoogleマップのマイマップ機能。マイマップとはGoogleマップに自分で好きな場所をポイントして、オリジナルマップを作ることができる機能です。

このマイマップを活用して移住後の生活をイメージします。

失敗から学んだ! 事前WEB下見のポイント

このマイマップに、以下の「移住の目的となる場所」「内見する予定の家」をマッピング。
ルート検索も可能なので、家候補地から目的地までの移動手段やかかる時間なども調べることができます。
内見当日は、スマホなどでマップを確認しながら現在どの道を走っているのかチェックすると、一気に土地勘が高まります。

目的地から考えよう
目的地から考えよう

■移住の目的となる場所をマッピング
我が家は、京都に通わせたい幼稚園をすでに見つけていたので、新居が通園圏内かどうかがポイントでした。
例えばサーフィンしたいなどなら海へのアクセス。山なら山へのアクセス。仕事がメインなら職場へのアクセスなどを具体的に調べておきましょう。

■内見する予定の家をマッピング
内見予定の家をマッピングします。我が家は8件ほどマッピングしました。それぞれ、幼稚園へどのくらいかかるのか、最寄り駅まで徒歩圏内なのか、周辺に買い物できる場所はあるのか、などを調べました。

■移住後の交通手段
都市部から地方への移住で大きく変わる可能性があるのが交通手段。田舎では電車が少なかったり、バスがメインになったり、場所によっては車がないとかなり不便だったりします。自分達のメインの交通手段が何になるのかをイメージしておきましょう。

このマッピング作業はとても重要です。
つい、内見する物件が駅からどのくらいかかるか、という情報しか持たずに物件めぐりをしてしまいがち。土地勘のある場所ならいいですが、土地勘のない場所の場合周辺環境を点でしか捉えることができません。不動産会社さんと物件を巡っていても車での案内中にどこを走っているかがわかると、頭の中に周辺環境がスムーズに入ってきます。
市役所はどこにある、とか大きな病院が近くにある、レストランがここら辺にたくさんある、など。不動産会社が車内で話してくれる情報と、視覚から入ってくる情報がスッと浸透してきます。

まとめ

移住における住居との出会いは、とても大切です。
これまでとはワークスタイルも、ライフスタイルも変わっていく可能性が高い地方移住。必然的に家での過ごし方も変わってくるはずです。いまよりももっと料理を楽しみたい、子どもがのびのびと遊べるスペースや庭が欲しい、SOHOスペースを持って自宅での仕事環境を整えたい。
色んな想いの舞台になるのが住居です。
キレイである必要も、広い必要もないかもしれませんが新生活をワクワクさせてくれる家と出会えると、移住後の生活も心地よく感じられます。

関連記事

移住先が鳥取から京都に変更になった理由

NPO法人 tadaima!のWebサイト

知らない街について知るなら『まちむすび』

LIFULL HOME'S空き家バンク