ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅よりも安く建てられる住宅のことです。これから新しく家を建てるという方の中には、予算を考えてローコスト住宅を検討することもあるのではないでしょうか。

今回は、80坪の土地にローコスト住宅を建てるケースを想定し、価格相場や間取り例について紹介します。

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80坪の土地というと、普通の住宅用の土地としてはかなり広いといえます。80坪はテニスコート1面分の広さがあり、畳で表すと約163畳となります。

 

住宅金融支援機構の「2022年度フラット35利用者調査」によると、首都圏の土地付き注文住宅の敷地面積の平均は149.9平米(約45坪)でした。つまり、80坪の土地は平均の2倍近く広い土地ということになります。

土地に建てられる家の広さは、敷地面積に対する建築面積の割合(建ぺい率)と、敷地面積に対する延床面積(各階の面積を足した面積)の割合(容積率)によって変わってきます。

 

家を建てる地域にもよりますが、建ぺい率は30%から80%の間に定められていることが大半です。仮に、80坪の土地で建ぺい率が80%の場合は、最大で264平米×0.8=211.2平米(約64坪)の建築面積の建物が建てられます。また、容積率が100%の場合は、延床面積が80坪(約264平米)までの家を建てることができます。

 

80坪の延床面積があれば、例えば30畳以上の広いリビングを設けることも十分可能です。

仮に、80坪の住宅に住む場合、何人で暮らすことができるのでしょうか。国土交通省の「住生活基本計画」によると、誘導居住面積水準(豊かな住生活を実現できる住宅面積の目安)は、都市郊外および都市以外の地域では、「25平米×世帯人数+25平米」、都市部では「20平米×世帯人数+15平米」で面積の目安を算出します。これをもとに算出すると、80坪の住宅で暮らせる人数は下記のようになります。

80坪(264平米)の住宅に暮らせる人数

  • 一般型(都市以外の地域)・・・9~10人
  • 都市居住型(都市とその周辺)・・・12~13人

80坪の住宅面積があれば、都市以外の地域では最大で9~10人、都市部では最大13人が快適に過ごせる広さがあるため、4~5人家族で暮らす場合にも十分な広さといえるでしょう。

 

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80坪の土地にローコスト住宅を建てる場合、土地も併せて購入する場合はかなりの費用がかかりますが、ローコスト住宅であれば建物代を抑えることが可能です。

一般住宅の坪単価目安は60万円以上ですが、ローコスト住宅の坪単価の目安は30万~50万円といわれています。

 

ローコスト住宅が安い理由は、各ハウスメーカーの努力によってコストカットしているためです。ローコスト住宅は売れ筋の仕様を標準仕様としてパッケージングしていることが多く、設備機器や仕上げ材の選択肢を絞ったり、打ち合わせを効率化して人件費を抑えたりと、家づくりの工程でコストダウンを図っています。

前述した通り、ローコスト住宅は一般的な注文住宅よりも価格が安いですが、広い面積の住宅を建てる場合は、それなりにコストがかかります。

 

仮に、80坪の土地で坪単価が50万円、延床面積が80坪の家を建てるとすると、建物本体の工事費目安は4,000万円、オプション費用や付帯工事費、諸費用を総額の3割程度と想定すると、総額は5,500万円程度と予想できます。

 

ただし、広い土地を庭などに活かし、住宅面積を30~40坪程度にしてローコスト住宅を建てれば、住宅の本体価格を2,000万円台に抑えることは可能です。

 

また、上記はあくまで建物の価格のみで、この他に80坪の土地代がかかる点に注意が必要です。80坪という広さであれば、建物総額以上の購入費用がかかるでしょう。地域の価格相場については、事前に確認することが大切です。

 

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ローコスト住宅は一般的な注文住宅よりも安いものの、デザインや仕様にこだわると、オプション料金が追加されて割高になってしまうこともあります。

 

ハウスメーカーを選ぶときは複数社からカタログなどを取り寄せ、標準仕様に含まれる内容、購入後の保証内容や期間、費用を比較しましょう。また、ローコスト住宅を得意とするハウスメーカーの方が、費用を効率的に抑えやすいです。過去の実績などもよく確認することが大切です。

すでに80坪の土地を持っていれば土地代はかかりませんが、土地を新たに購入する際は、土地の価格に注意が必要です。特に、都市部に近い地域で80坪の土地を購入するとなると、住宅よりも土地の値段の方が高くなる可能性があります。

 

また、家を建てる土地の建ぺい率と容積率についてもチェックすることが大切です。建ぺい率や容積率によっては、せっかく土地を購入しても、希望する家が建てられない可能性もゼロではありません。

 

その他にも、土地の形状や性質によっては、地盤改良工事など、追加でコストがかかる可能性もあります。土地選びは施工会社など専門家に相談して行うと安心です。

 

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80坪はどれくらいの広さがあるの?

80坪の土地は、一般的な注文住宅との敷地面積と比較すると、平均よりも2倍近い広さがあります。詳しくは、「80坪の土地の広さはどれくらい?」をご覧ください。

80坪の土地にローコスト住宅を建てるといくらになる? 

仮に、80坪の土地で坪単価が50万円、延床面積が80坪の家を建てるとすると、建物本体の工事費目安は4,000万円、オプション費用や付帯工事費、諸費用を含めた総額は5,500万円程度とシミュレーションできます。ただしこれは建物にかかる費用のみなので、土地購入も行う場合はさらに高額になるでしょう。詳しくは、「80坪の土地にローコスト住宅を建てる場合の価格相場は?」をご覧ください。

80坪の土地にローコスト住宅を建てるときの費用のポイント

少しでも費用を抑えるためには、複数のハウスメーカーをよく比較することが大切です。詳しくは、「80坪の土地にローコスト住宅を建てる際に費用を抑えるコツ」をご覧ください。

 

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