【資金編】やることリスト

注文住宅は間取りや設備を自由に決められるので、予算の上限額をあらかじめ決めておく必要があります。資金面から見たときに、考えておくべきこととしては次の4つがあげられます。

自己資金を決めるときは、生活費や万が一のときの備えとして残しておく予備資金のことも考えて、無理のない範囲で決めましょう。住宅の購入費用のうち自己資金でまかなえない部分を住宅ローンで借り入れることになります。

 

金利のタイプや返済期間、返済方法などを金融機関ごとに比較した上で、返済で困ってしまわないようにあらかじめシミュレーションを行うことが大切です。ペアローンや親子ローンを組む場合は、将来のライフプランも想定して家族間でよく話し合っておきましょう。

【土地選び編】やることリスト

注文住宅を建てる際には、建売住宅と異なり、自分で土地を探す必要があります。土地選びの際には、以下の4点を確認してみましょう。

住むエリアを選ぶときは、単に知名度で選ぶのではなく、実際にそこで生活するイメージが描けるかどうかを基準にしましょう。また、通勤や通学の利便性も考慮しておくことが大切です。

 

気に入った土地が見つかったら、その地盤がしっかりしているかも重要なポイントです。地盤が不安定だと、家を建てる際に予期せぬ追加費用が発生するリスクがあります。

 

さらに、法令上の制限についてもチェックが必要です。例えば、建築基準法に基づく建ぺい率や容積率、地域計画による高さ制限などがあります。これらを事前に確認しておかないと、後で設計の変更を強いられることがあるため、注意しましょう。

 

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【間取り編】やることリスト

間取りについてはこだわりを持ちやすいポイントですが、実際に住んだときのイメージを持って決めていく必要があります。気をつけるべき点としては、5つの点があげられます。

間取りについて細かい部分から決めようとすれば、いつまで経っても決まらないことがあります。まずはリビングなどのメインとなる部分の位置を決めていくとスムーズです。

 

収納スペースについては部屋ごとに設けるのか、大きな収納を1ヶ所に設けるのかを決めましょう。部屋数や収納スペースが多ければ、それだけ建築コストはかさんでしまうので、家族が快適に暮らせるスペースがどの程度かで判断することが大切です。

 

また住宅性能はすべての点で高いに越したことはありませんが、あまりこだわりすぎてしまうと予算オーバーとなる可能性があります。耐震性や断熱性など、特にどの部分を優先させるのかを考えてみましょう。

【一覧表】チェックシートの具体例

注文住宅で失敗をしないためには、各分野でチェックすべき項目を漏れなく確認することが大切です。資金面・立地・間取り・施工会社選びの4つの項目でチェックすべきポイントをあげると、以下のようなチェックシートとなります。

注文住宅のフルオーダーの場合は、特に細かな部分まで決めなければならないので、ひとつひとつの項目ごとに時間をかけてチェックする必要があります。セミオーダーの場合なら提示された数パターンの仕様から決めますが、施工会社によって違ってきます。

 

自分で調べてみても疑問点が解消しなかったり、正しく判断できているか迷ってしまったりしたときはLIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」に相談してみましょう。専任のアドバイザーが家づくりに関する相談を何度でも無料で相談できます。

 

打ち合わせのアポイントや断りの連絡も代行してもらえるので、相談者にとって負担を減らせる仕組みが整っています。また、オンラインでも受講できる無料講座が多数用意されているので、注文住宅でつまずきやすいポイントを事前に学ぶことも可能です。

 

初めて家づくりを行ったり、予算とのバランスを考えてプランを練ろうとしていたりする方は、ぜひ活用してみましょう。

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まとめ

• 資金面では予算の上限額を決めておき、無理のない返済プランを立てよう
• 住みたいエリアを決めるときは、入居後の生活イメージをしっかりと持てるかを重視しよう
• 間取りについては、家族の人数に応じて無駄のないスペースを確保することが大事
• チェックシートを活用して、スムーズに漏れなく必要なことを決めていこう
• 納得のいく、失敗しない家づくりを進めるためには、家族同士での話し合いが重要

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