睡眠は、心身の疲労を回復させるのに必要不可欠であり、不足すると健康や仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与えます。短い睡眠時間であっても、いかに睡眠の質を向上させるかによって、日々の生活に与える影響の大きさが違ってきます。
睡眠の質を向上させる方法はさまざまですが、寝室のレイアウトは、その中でもとても重要です。今回は、新築の寝室レイアウトを決める際のポイントについて紹介します。
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新築で寝室のレイアウトを決める際のポイント

新築住宅を購入するのであれば、自分好みのレイアウトにしたいと考える人は多いと思います。睡眠は日常生活におけるとても重要な要素であるため、ポイントをしっかりと押さえて、最高の寝室をつくりましょう。
通風性・遮光性
人は寝ている間にコップ1杯分程度の汗をかくといわれています。とくに寝苦しい夏の夜であれば、汗をかく量も増え、暑くて眠れないこともあるでしょう。
エアコンや扇風機を使用してもいいのですが、初夏や晩夏などでは窓を開けるだけでも十分涼しく、また電気代をできるだけ節約したい人や、エアコンなどの風を嫌う人もいます。そのため、通風性を第一に考えたレイアウトを考えて、寝室をつくってみるといいでしょう。
また、遮光性もとても大事です。人は朝起きて日光を感じることで体内時計がリセットされ、しっかりと目を覚ますことができます。起床後カーテンを開ければ、窓から日光が差し込むレイアウトにしておくと、安眠に向けた生活リズムをつくれます。
半個室をつくる
夫婦で同じ寝室の人もいれば、別寝室の人もいるでしょう。夫婦で別寝室だという人の理由は“いびきが気になるから”“生活リズムが違うから”などさまざまです。
しかし、中にはパートナーに気を使って、夫婦で別寝室にしづらいという人もいるようです。何か不満を抱えている場合には、しっかりと眠れない夜もあるのではないでしょうか。“夫婦で別寝室にするには抵抗があるけど、できることであれば別にしたい”。この問題を解決するレイアウトは半個室です。
部屋を別にしないままでも、収納スペースなどを設置し、区切ってしまうのです。いびきなどの音は消すことできませんが、半個室にすることで、お互いのプライバシーが確保されるため、隣同士で同じ空間にいるよりは、ゆっくりと眠れる可能性があります。
寝室の広さ
新築住宅の最大のメリットは、間取りを自由に決められる点です。もちろん、寝室の広さも自由に決定できます。狭い空間が落ち着く人もいれば、広い空間で眠りたいと考える人もいます。自分の性格や生活スタイルに合わせた寝室の広さを決めてみてもいいでしょう。
寝室を快適な空間にするために

寝室のレイアウトが決定しても、寝室内が睡眠環境として適切でなければ意味がありません。寝室を快適な空間にすべく押さえておきたいポイントについて紹介します。
照明にこだわる
色には鎮静の青、情熱の赤などのように心理的効果があります。照明ひとつで眠りやすい環境にできるかどうかが変わるため、寝室の照明にこだわってみてはいかがでしょう。
寝室にいいとされている照明の色は、一般的にオレンジ色です。作業や勉強に人が集中できるのは太陽光をイメージした青白い蛍光灯、反対に人をリラックスさせてやすらぎを与えるには夕日をイメージさせる赤みを帯びた白熱灯がおすすめです。
ただ、寝室でパソコンを用いて仕事をしたい人や、寝室内が真っ暗だと眠れないという人もいます。よって、照明の色や明るさを調整できるリモコン式照明を設置しておいたほうがいいでしょう。仕事をするときは明るい照明にし、寝る数十分前から照明の色をオレンジ色に変えて暗めに設定するなど、使用状況によって工夫しましょう。
また、布団に入ったときに照明が目線の中に入らないことがポイントです。どのような明かりであっても、視界に眩しい光が入れば頭が冴えてしまいます。
壁紙の色
寝室の壁紙の基本は“下を暗く、上を明るく”です。心理的にも、床を暗くし、上を明るい壁紙にすることで、安心感が生まれます。例えば、床がダークブラウンのフローリングなら、壁紙や天井を白くするなどです。
災害に備える
どんなに自分好みの寝室が完成したとしても、災害時に被災しやすいレイアウトにならないように注意が必要です。本棚やテレビ、クローゼットのように、背の高いものや重いものを設置する場合は、災害発生を想定して設置しましょう。
本棚が倒れたり、テレビやクローゼットの中の重たいものが落下したりすることによるケガの可能性があり、ドア付近に大きなものを置いていれば逃げ遅れの原因にもなります。
寝室に大きな、また重い家具・家電などを置くのであれば、安全な配置場所を考えるほか、転倒・落下防止のためのストッパーやつっぱり棒などで固定するなど十分な注意が必要です。
壁に埋め込むタイプの本棚や壁掛け型のテレビを設置するなど、新築時から耐震面を考えた工夫もできます。
物件を探す最高の寝室で安眠を手に入れよう
総務省による「平成28年社会生活基本調査」によると、日本人の平均睡眠時間は7時間40分。つまり、睡眠を含めて人生の3分の1近くの時間を寝室で過ごすともいえます。
中には“ただ寝るだけの場所”と考えている人がいるかもしれませんが、長く過ごす場所だからこそ快適な空間にしたいと思う人もいるでしょう。
睡眠の質を向上させるためには、寝室のレイアウトから考えてみて、今回紹介したポイントを参考に、最高の寝室をつくってみてはいかがでしょうか。
物件を探す更新日: / 公開日:2019.10.21










