外構工事とは、庭やカーポート、フェンスの設置といった建物本体以外の外側の工事を意味し、新築住宅において仕上げ作業となる工程のことです。

外構工事で扱う箇所は人の目につきやすいものが多いため、外構工事の良しあしによって、建物全体の印象が大きく変わってくる可能性があります。

そこで今回は、家の見た目を大きく左右する外構工事で失敗しないために、新築で外構工事を行う際に注意すべきポイントを紹介します。
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外構は主に門まわり、塀やフェンス、駐車スペースや庭などがあります

門まわりは“家の顔”となる場所で、最も人目につきやすい場所といえるでしょう。門扉(もんぴ)や門塀、ポスト、表札などはまとめて工事することが多く、家の外観の雰囲気に合わせて揃えると、住宅全体に統一感が生まれます。

 

また、門扉や門塀の材質、機能、インターフォンや門の前に置くライトなどをどう組み合わせるのかによって予算は変動します。門扉を設けない場合や、表札や門柱の機能を兼ねたポストやライトを自身で購入して設置するなどの工夫をした場合は、予算を抑えることもできます。

家のまわりに塀やフェンスを設置すれば、防犯面の強化やプライバシー保護に効果的です。塀やフェンスを設置する際は、色や形状を家の外観と揃えると統一感が出ます。

 

塀やフェンスは全長や面積で費用が変わり、特に塀は材料費だけでなく、高さがあるため構造計算やコンクリートの基礎工事も必要となり、その分コストが割高になる傾向にあります。

 

フェンスは、部分的に設置すれば予算を抑えられ、光を通すことで建物を明るい雰囲気に見せられます。また、目隠し効果の高い羽根板状のものや、アルミ製から木製素材まで、豊富な種類から好みのテイストを選ぶこともできます。

マイカーを所有している方にとって必ず設置したいのが駐車スペースです。駐車スペースを設置する際は、車を雨風から守り、ストレスなく車の出し入れが行えるような機能性と、家の雰囲気を邪魔しないデザイン性の両方を意識して検討するようにしましょう。

 

駐車スペースの確保の仕方は、地面の舗装のみを行う場合から、ガレージの設置、カーポートタイプを採用するケースまであり、予算や駐車スペースに合わせて選ぶことができます。

 

大屋根のカーポートであれば、自転車の駐輪スペースも確保できるので、家庭に自転車がある場合や将来的に子どもが自転車に乗ることが想定される場合には便利です。面積や大きさを必要最小限に収めると、予算が抑えられます。

玄関前に庭を配置する場合は、外構工事の一環となります。家の正面から見て目立ちやすくなるので、レンガを敷いたり植栽したり、庭も建物の一部としてデザインすると統一感があって見栄えの良い庭づくりができます。

 

テラスと一続きにする場合や庭全体にたくさんの工夫をこらしたいという場合は予算が上がりますが、外構工事が終了後に自分でガーデニングをしたり、DIYをしたりすると予算が抑えられます。

予算オーバーにならないためには?

外構工事では、のちのち希望がふくらみやすいことから、考えていたよりも費用がかかってしまうケースも多く見られます。そのため、外構工事を検討する段階から、予算オーバーにならないためのコツを押さえておきましょう。

資金計画の段階で外構工事費用をしっかり考え、優先順位を立てておくこと

家づくりにおける資金計画を立てる段階から、外構工事の内容や費用をしっかりと考えておき、のちのち資金不足とならないようにしましょう。駐車場や門、表札、庭まわりといった外構工事を検討するなら、目安として建築価格の1割程度を見積もっておきましょう。

 

また、外構工事を進めていくと“ウッドデッキを設置したい”“デザインにもっとこだわりたい”と理想がふくらんできますが、どれも叶えるとなると大きな予算が必要となります。

 

外構工事の内容に優先順位を決めておき、絶対に譲れないポイントを押さえて工事を進めていくことで、失敗しない外構工事が行えます。

土地探しの段階から高低差をチェックしておくこと

道路と土地の間に高低差がある場合、外構工事のひとつとして擁壁工事が必要となり、土地自体が安くても、擁壁工事でお金がかかることがあります。

 

擁壁とは土の流入を防ぐための壁のことで、土砂崩れや浸水の被害を防ぐために工事を行う必要があります。道路と土地の間にあまり高低差がない場合、工事は比較的簡単に済みますが、高低差次第で費用は高くなり、予算をオーバーする可能性があります。

 

このため、土地探しの段階で擁壁工事の必要性と、どれくらい費用がかかるのかを調べておきましょう。

住宅ローンに組み込みたい場合は事前に確認を取ること

住宅ローンで外構工事費用を支払うことが可能な場合があります。しかし、ハウスメーカーや金融機関によっては、外構工事は住宅ローンの支払い対象外とする場合もあるので、あらかじめ担当者と相談しておきましょう。

 

外構工事費用の支払いのタイミングによっては、住宅ローンの入金前に支払わなければならないこともあるので、その場合はひとまず自己資金で賄う必要があります。

 

そのため、住宅ローンを利用する場合にも、念のため自己資金はある程度用意しておきましょう。

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予算を事前にしっかり見積もっておくことが大切

外構工事を行う際は、理想の住まいに対して必ず優先順位を決めて工事を行うことが重要です。

 

新築を建てる際の外構工事に失敗しないためにも、ここだけは絶対に譲れないというポイントを実現できるように、資金計画の段階からしっかりと外構工事の予算を見積もっておくようにしましょう。

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更新日: / 公開日:2019.09.12