これから新築の家を建てる予定だけど、庭のことは後でもいいかな…と考えていないでしょうか。
確かに、大きな建築物のように「一度決めたら絶対に変更できない」ということではないため、スペースだけ確保して、家部分の工事が終わって時間に余裕が生まれたら庭について考える、という方法もあります。
ですが、「庭も家の一部」として、家を建てる前から庭づくりについて考えてみましょう。家の窓から見える風景まで考慮できると、より満足度の高い家づくりができるのではないでしょうか。工事が必要になるものについては、住宅の建築と同時に進められるものもあります。
ここでは庭づくりで主に考えたい3つのポイントについて紹介します。入居する時点で庭もある程度つくっておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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庭づくりで考えたい3つのポイント

庭づくりをポイントごとに考えていきます。さまざまなポイントがありますが、「地面」「動線と配置」「外からの視線」の3点についてはきちんと考えておかなければなりません。順番にご紹介します。
地面
地面は、部屋から見える庭のイメージを大きく左右します。新築にあたって、庭を一番よく見るであろう部屋から「どのように庭が見えるのか」「どのような見え方がいいのか」などをよくイメージして決めることが重要です。
地面をどのようにするのかによって、庭のイメージや管理方法は大きく変わります。全体をひとつに決める必要はなく「この部分は砂利、この部分は芝生」といったように、部分的に変えることも可能です。
土や芝生、砂利を全体に使い、そのうえで一部に木(枕木)やレンガ・庭石を敷くなどするとバランスもとりやすくなり、庭をつくる人の個性が一気に発揮されます。
・土
土を敷いたスタイルです。その場合も、「大きな石は取り除く」「雑草を生やさないようにする(除草剤を利用する)」といったことに配慮すると、キレイな庭を保つことができます。
「いまは無理だが、生活が落ちついたら家庭菜園をしたい」などと考えている方は、最低限のメンテナンスをして土の庭を保っておきましょう。風の強い日は土が飛んだり、雨が多い季節は水が溜まったり、ぬかるんで歩きにくくなったりする可能性もあるのでご注意ください。
・芝生
庭が明るい緑に包まれる、子どもやペットが遊びやすい、土があちこちに飛びにくい、雑草が生えにくくなるということで、人気があるのが芝生の庭です。
ただし、庭の広さによっては高額になります。また、青々した元気な芝生を保つためには定期的な手入れが必要です。できるだけ手間を省きたいという方は「人工芝」という選択肢も加えてみましょう。
・砂利
砂利の庭は人が歩くと音がするので、防犯対策としても役立ちます。手間がかからず、自然な雰囲気を保てるのが魅力です。ただし、ある程度の雑草対策が必要となります。
また、砂利は雨風によって流されたり、風化したり、土に沈んだりして徐々に減ってしまいます。そのため、定期的に継ぎ足さなくてはなりません。砂利が減りにくくなる飛散防止マットなども販売されているほか、最近では砂利を液体で固め、動きにくくする方法もあるので、それらを活用した対策もおすすめします。
・コンクリート
コンクリートを敷いた庭は手入れが楽というメリットがあります。殺風景になってしまわないかと心配されるかもしれませんが、デザイン性を持たせたり、コンクリートブロックの目地(めじ:部材と部材の隙間・継ぎ目の部分)に植物を配置したりすると面白味もでます(コンクリートを隙間なく敷くと、収縮によりヒビが発生してしまうため、隙間は必要です)。耐久性が高く、駐車場にも向いています。
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動線と配置

植物を植える場所(木を植える場所や、背が低い植物を育てる花壇)や物置を置く場所、子どもが遊ぶ場所など、庭にも場所ごとに役割があります。
重要なのはそれらを繋ぐ、人が歩く場所となる「動線」です。玄関から道路へ、玄関から駐車場へ、正面玄関から裏口の玄関へと、庭の中でも人が歩く部分をどのように考えるかによって、それぞれに何を配置するのかが決めやすくなります。
なお、そこが動線であることを分かりやすくするために「道」をつくると、より庭らしさがでます。芝生の庭であれば道の部分だけ砂利にしたり飛び石を埋め込んだりすれば、芝生を傷めることもありません。
砂利の庭であればコンクリートの道をつくり、歩きやすくすることも可能です(防犯性は落ちるかもしれませんが、裏庭や視線の行き届かない窓の下などが砂利であれば十分に効果的です)。
動線やものの配置も庭の景色を一変させます。家を設計する際、庭に何を置くか置かないかということも合わせて考えることができると、「○○は庭に置きたくないから、玄関収納を少し充実させよう」などの変更ができる可能性もあります。
外からの視線

「どのようにして庭を綺麗に見せるか」という点とともに重要なのが「どのようにして家族の生活を隠すか」という点です。庭のどこに何を配置するかによって、家の中の見え方が変わります。
プライバシーを守ることも忘れずに、かつ、庭づくりのテーマである「どんな庭にしたいのか」から離れすぎない方法を選ぶとよいでしょう。
フェンスの種類を選ぶ(アルミ製、スチール製、木製、竹垣など)
木を植える
動線を調整する(少し遠回りさせるなど)
以上のような方法で、外からの視線をコントロールすることが可能です。木は特に、苗の状態からある程度まで育てるということが必要になるので、早めに対応するようにしましょう。
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庭も含めて過ごしやすい家づくりを

家を建てるとなると、どうしても住宅部分に意識が集中しがちです。ですが、ぜひ庭も家の一部として考え、早いうちから「どんな庭をつくりたいのか」を練るようにしてみてください。
家の中も庭も過ごしやすい、という「トータルの過ごしやすさ」を意識してみることをおすすめします。
更新日: / 公開日:2019.07.02










