新築を建てるとき、間取りに迷う方は少なくないでしょう。なぜなら、一度建ててしまった家の間取りを変えるのは容易ではないからです。

しかし、「どの部屋をどのように使うか」という使い方は、後からでも変えることができます。目的を固定せずに変化させる方法で、間取りを上手に使いましょう。

この記事では、家の中でも特に「子ども2人の4人家族のリビング」について、家族の成長と共に使い方を変化させられるおすすめの間取りと方法をご案内します。

家を選ぶ際にも選択肢が増えることになるので、ぜひ参考にしてみてください。
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予算や管理のことを考えると、リビングは「広ければ広いほどいい」というわけではありません。もちろん「何をして過ごすのか」にもよりますが、目的をもってスペースを配置すると「このくらいがいいのでは」というヒント が見えてきます。

 

例えば4人暮らしでテレビの前にテーブルを置くとき、テーブルが正方形で各辺に1人が座るとなると、1人は「自分の背面にテレビがある」ということになってしまいます。これではテレビを見ることができません。

 

家族みんなで団らんするには、一辺に2人は座れる程度の大きなテーブルが必要です。また、廊下に出る動線、リビングに出る動線なども考えると、6畳程度は必要になるでしょう。

 

テレビとテーブルに加えて2~3人掛けのソファを置く場合は、もう2畳程度が必要になります。ソファだけであれば1畳を占める程度ですが、ここにも動線が必要になるからです。

 

出入り口から各位置に移動する動線を遮らない場所をつくるとなると、8畳は考えるようにしたいものです。家族全員が座れるように、2人掛けのソファを2つ置く場合には、もう少し余裕があるといいでしょう。

 

また、出入り口に近すぎると、廊下の温度の影響を受けてしまいます。リビングの空調を効かせていたとしても、ソファに座っている人が夏は暑く、冬は寒い思いをするケースもあるので、入り口から少し離れた場所の確保が必要です。

 

子どものプレイスペースが欲しいと考える人も多いでしょう。テーブルに近い位置だと子どもがぶつかる危険性があるので、少し離れた場所をきちんと確保する必要があります。それを踏まえると、さらに2畳程度あると悠々と過ごせるでしょう。

 

以上のポイントをすべて踏まえると、4人家族で過ごす理想的なリビングの広さは8~10畳程度ということになります。ダイニングスペースと合わせると、10~14畳程度を選ぶ方々が多いのではないでしょうか。

 

家具のサイズや種類によっては、もう少し狭くても問題ない場合と、もう少し広いほうが不便のない場合があります。間取りだけでなく、家具での調整も可能です。

 

 

利用方法を変えることができる間取りとして、上の写真のように「リビング横に部屋がある間取り」 がおすすめです。和室は引き戸にして開いたまま、広いリビングとして利用します。リビングを広くできないとしても、狭いという印象を与えません。

 

いつでも視界の中に子どもがいるので、親としても安心できます。畳は転んでもある程度衝撃を吸収してくれるので、小さな子どもが遊ぶスペースとしても適しています。

 

子どもが幼い間は広いリビングが必要でも、ある程度大きくなれば不要になります。その場合は引き戸を閉めて独立した部屋として使うことが可能です。またリフォームで壁とドアをつくれば、完全に別の部屋にもできます。

 

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「リビングで宿題や勉強をする」というのは、子どもが小さな頃にはよくあることです。 リビングの隣の部屋に勉強机を置く方法もよく選ばれています。

 

子どもが小さなうちは、親も学校のお知らせプリントなどを回収しなければならないことも多く、リビングの近くに机があるのはとても効率的です。子どもによっては親のそばにいるほうが安心し、集中できると考えられます。

 

なお、こういった部屋の向き・不向きは子どもの性格にもよるので、ある程度相談し、子どもの意思を尊重するようにしましょう。

 

 

今回は、理想的なリビングの広さと、リビングと横の部屋を一続きにすることで「変化するリビング」をつくることができる、ということについて説明しました。

 

子どもが小さいうちから大きくなるまで、ずっと同じ使い方をするものと考える必要はありません。間取りを考える時点から「変動させる」ことを意識して家づくり・家探しをしていけば、さらに選択の幅が広がるのではないでしょうか。

 

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更新日: / 公開日:2019.03.20