パイセンのしくじりに学ぶ 神間取り11 | 第四回 ⑧ウッドデッキ ⑨子どもの成長 編
家を建てる際、誰もが一番こだわるのが間取り。にもかかわらず、しくじってしまった家づくりの先輩の嘆きを参考に、“間取りの神”佐川先生と共に理想の“神間取り”を考えましょう! 今回は「⑧ウッドデッキ ⑨子どもの成長 編」をご紹介します。

- 佐川旭建築研究所の代表取締役を務める一級建築士。
認定NPO法人の理事、女子美術大学非常勤講師など、多方面で活躍。「最高の住まいをつくる『間取り』の教科書」(PHP研究所)など、住まいや間取りに関する著書も多数
今回ご紹介する神間取りはこの3つ!
8ウッドデッキがある人が集まる間取り

どの部屋とつなげるかで
ウッドデッキの性格が変化
デッキはどの部屋とつなげるかでその性格が変化。
この間取りではリビング、ユーティリティースペースとつなげたことで、人を招いてのバーベキューパーティーなどに最適です。ウッドデッキは、1つの目的だけで作ると、飽きて放置されがちです。3~4通りの使い方を考えておくようにしましょう。
神間取り!
※間取り図は押すと拡大できます
ユーティリティーなスペースとしても検討
バーベキューセットや食品などを置けるユーティリティースペース。子ども用のプールや望遠鏡などを置いておくスペースとしても使える
数種類の使い方を考えたウッドデッキ
ユーティリティースペースとつなげたウッドデッキ。パーティーのほか、子どもたちの遊び場、星を見るスペースなどにも使える
9子どもの成長を考えた間取り

将来を見据えた
部屋のパターンを検討
将来を考えて、入れ替え可能な部屋を作ることが重要です。この間取りでは2階をフレキシブルに入れ替えられるように考えています。子どもが小さい時は吹き抜けでリビングとつながった気配を感じられる場所に子どもの寝室を置き、子どもが成長したらより広いスペースと場所を入れ替えます。
神間取り!
※間取り図は押すと拡大できます
子どもの成長に合わせ用途を変えるスペースに
子どもが大きくなったら子ども部屋1を子どもの寝室にして、多目的スペースをスタディコーナーに。将来弟や妹ができた場合は、それぞれの子ども部屋にするなど対応可能
吹き抜けに面した、気配を感じる子ども部屋
吹き抜けからリビングの様子が分かる子ども部屋。子どもが小さい頃は、子どもの寝室として利用し、大きくなったらユーティリティーなスペースに
取材・文=越智龍二 / イラスト=にわゆり / イラスト=佐川旭建築研究所
編集= LIFULL HOME'S 編集部
パイセンのしくじりに学ぶ
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更新日: / 公開日:2018.06.20












