マンションについて調べていると、特記事項としてルーフバルコニーが付いていることを売りにした物件も見つけられます。ルーフバルコニーがあるとどんな生活を送れるようになるのか、いくつかの活用法と注意点も併せてお伝えします。

マンションのルーフバルコニー

一般的なバルコニーが、人が1人か2人通れる程度の幅であることに対し、ルーフバルコニーには庭のように使える広いスペースがあり、さまざまな活用法で楽しめます。

 

バルコニーとベランダは混同されることもありますが、バルコニーは屋根が付いていない屋外の空間を、ベランダは屋根が付いている屋外の空間を指す言葉です。ルーフバルコニーは、バルコニーの面積をさらに広げたものと考えるといいでしょう。

まず、ベランダが屋根付きであることに対し、バルコニーとルーフバルコニーには屋根が付いていないことが特徴です。バルコニーとルーフバルコニーは同じカテゴリーの設備にはなりますが、決定的な違いとなるのは広さです。

 

ルーフバルコニーは、直下の階で屋根として利用している部分をバルコニーの床として使用します。そのためバルコニーと比較すると非常に面積が広く、庭のような感覚で活用できるため、ベランダやバルコニーよりも用途が増えるところが魅力となります。

部屋の窓からルーフバルコニーが見える場合、部屋に圧迫感がなくなり、開放的に感じられるようになるため、部屋そのものが広く見える効果が生まれます。単純に窓の外が見えるのと、部屋続きのようにルーフバルコニーが見えているのとでは視覚的な感覚がまったく違います。

ルーフバルコニーでガーデニング

広々としたルーフバルコニーには、さまざまな活用法があります。そのポテンシャルを生かすためにはどんな使い方をすると効果的で楽しめるのか知っておきましょう。

ルーフバルコニーには屋根がないので、日当たりや風通しもよいという魅力があります。開放感が抜群にいいので、ソファやベンチを置いてのんびり過ごすにはこれ以上ない環境といえるでしょう。

 

たとえば夏場にはソファで横になりながら星空を眺めればロマンチックなひとときを過ごすことができますし、花火が見える場合には自宅が特等席になります。子どもと一緒に暮らしているのならば、ビニールプールを用意して遊ぶこともできます。ガーデニングを楽しめる空間にもなるので、趣味を楽しむにもぴったりです。

屋内でBBQをすることは困難ですが、ルーフバルコニーがあれば強力な火力を用いた料理も楽しめます。家族や友人たちと食事を楽しんだり、お酒を片手に夜景を見ながら過ごしたりなど、バー代わりのようにルーフバルコニーを利用することもできるでしょう。

 

また、ペットの遊び場としても活用できます。ペットにとっては外で遊んでいるのと同じ環境なので、目の届く範囲内で自由に遊ばせることもできますし、わんぱく盛りのペットでも走り回ることができます。

人気が高いルーフバルコニーですが、外にある以上デメリットもあります。最も大きな問題となるのは天候に左右されることでしょう。ソファなどをルーフバルコニーに出している場合には、雨や風から守るための対応をしなければなりません。そのほかにもいくつかのデメリットがあるので、それらの点も知っておいてください。

マンションにおいて、ベランダやバルコニー、ルーフバルコニーは専有部分ではなく、マンション全体の共用部分として扱われます。その理由は、災害が起きた場合などにルーフバルコニーを利用して住民が避難する可能性があるためで、避難経路を妨げるような物を置いたり、勝手にリフォームしたりすることも認められていません。

共用部分であるため、ルーフバルコニーには管理費などとは別に特別な使用料がかかることもあります。料金はマンションの規約によって異なるので、契約前に確認しておくことがおすすめです。

ルーフバルコニーのすぐ下には住民が住んでいる可能性があるため、周囲に配慮しながら利用しなければなりません。常識の範囲内であればBBQや花火などをしてもよいとされていることがほとんどですが、深夜に騒音を出したり、強烈なにおいを出したりすることはなるべく避けましょう。ほかにもマンションによって決まりが異なる可能性があるため、必ず管理規約を確認するようにしましょう。

ルーフバルコニーは屋根のない庭のような感覚で使用でき、星空を眺めたり、BBQをしたり、ペットの遊び場として活用したりできます。外であることから、使用できるか否かは天候に左右されますが、マンションが設けている規約の範囲内であれば、さまざまな用途に利用できる空間なのです。

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