目次
1. 70m2の賃貸マンションはどのくらいの広さ?
2. 70m2の間取りの特徴は?
 2ー1. LDKの目安は12〜15畳程度
 2ー2. 居室はコンパクトな広さ
 2ー3. 収納は少なめ
3. 70m2で3LDKの部屋はどんな家族におすすめ?
4. どんな暮らしにしたいか、家族でよく話し合おう

70m2の賃貸マンションはどのくらいの広さ?

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「1.62m2」という数字は覚えておきましょう

70m2という広さは、畳に換算すると約43畳です。ただしこれは、室内の全面積を指す「専有面積」となるため、水回り設備(システムキッチン、トイレ、お風呂、洗面室)や、収納や通路なども含めた広さになります。

水回り設備や収納、通路などのスペースとして20m2程度を割く物件が多いため、実際の居住スペースは50m2程度と考えておくとよいでしょう。50m2は約31畳ですので、6畳程度の部屋が5つあるとイメージするとわかりやすいかもしれません。

ちなみに、畳の大きさは地域によって異なりますが、不動産広告では「不動産の表示に関する公正競争規約」によって、1畳は1.62m2以上で算出すると決められています。

物件の専有面積はm2で表されることが多いですが、m2ではなかなか広さを実感しにくいものです。専有面積を1.62m2で割って畳数に置き換えるとわかりやすくなるため、「1.62m2」という数字は覚えておくと役立つでしょう。

参考:不動産の表示に関する公正競争規約|不動産公正取引協議会連合会
(http://www.rftc.jp/koseikyosokiyaku/)

70m2の間取りの特徴は?

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4人家族の場合

次は間取りについて考えてみましょう。専有面積70m2のマンションの場合、一般的に2LDKや3 LDKという物件がメインになり、ファミリー向けの間取りが多いです。

今回はファミリーの中でも、夫婦と子ども2人という4人家族を想定し、居室が3つある3LDKの間取りに注目して見ていきます。

■LDKの目安は12〜15畳程度

家族が食事をしてくつろぐ空間であるLDKがどのくらいの広さになるのか気になる人は多いでしょう。

3LDKというファミリータイプの場合、LDKは12〜15畳程度確保されている物件が多いようです。二人暮らしに適した40m2〜50m2の物件のLDKが10〜12畳前後ですから、2〜3畳ほど広くなるイメージです。

LDKの広さは、居室の広さと関係しています。例えば3つの居室がすべて6畳だった場合、居室だけで18畳になる計算です。70m2のマンションの居住空間は31畳程度ですから、「居住空間31畳−居室の合計18畳=LDK13畳」となります。

同様に、居室の広さが7畳+6.5畳+5.5畳=19畳であればLDKは12畳、6畳+5.5畳+4.5畳=16畳であればLDKは15畳になると考えられます。

ただし、12畳〜15畳というのはあくまで目安です。水回りや通路スペースが広い物件になると目安を下回る物件もあるため、実際の広さは物件ごとの間取り図をチェックしましょう。

なお、不動産の表示に関する公正競争規約によって「居室が2つ以上ある場合のLDKは10畳以上」が目安として定められています。LDKの広さも確認して選ぶようにしましょう。

■居室はコンパクトな広さ

70m2で3LDKの間取りの場合、居室の面積は小さめになるケースが多く、目安としては1居室4.5畳〜7畳程度です。

しかし、居室の広さを重視しない、大きな家具をそれほど持っていないという人であれば、狭さをデメリットと感じることは少ないでしょう。

一般的に専有面積が広くなるほど家賃は高くなる傾向にあります。コンパクトな空間を上手に使うことができれば、費用面でも有利です。

一方、8畳以上の広い居室が欲しい場合は、物件の選択肢が狭まってくる可能性があります。その場合は2LDKも視野に入れたり、専有面積を75m2程度まで広げたりすると探しやすくなるでしょう。

■収納は少なめ

70m2で3LDKの間取りの物件では、潤沢な収納スペースを確保するのは難しいかもしれません。収納スペースを充実させれば、そのぶん居住スペースが狭くなるためです。

しかし、収納スペースは広いほうがよいとは一概に言えません。荷物は収納スペースに応じて増えてしまうもの。広い収納空間があっても、暮らしていくうちに「収納が足りない、もっと欲しい!」という事態になることも少なくありません。

それよりも、暮らしに何が必要かを理解し、限られた空間を有効活用する意識を持ったほうが、スッキリとまとまった部屋になるケースがあります。

荷物が多いと感じている人は、住み替えのタイミングで思い切って処分することも視野に入れましょう。

70m2で3LDKの部屋はどんな家族におすすめ?

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3LDKの部屋がおすすめの家族とは

それでは、70m2で3LDKのマンションがおすすめの家族構成を紹介していきます。

・4人家族以下
・居室は広さより数が欲しい
・収納は重視しない
・荷物が少ない

70m2で3LDKというマンションは、4人以下のファミリーに向いています。家族がくつろげるLDKがあり、居室は夫婦の寝室として1部屋、子ども2人にそれぞれ1部屋ずつ充てることができます。

お子さんがまだ小さく、子ども部屋が必要ない期間は、客間や書斎として使うこともできますね。また、収納スペースには限りがあるため、荷物が少ない家族のほうが快適に暮らせるでしょう。

できるだけ空間に余裕を持たせたい場合は、ダイニングテーブルやソファ、ベッドなどの大型家具はコンパクトなものに買い換えるとよいかもしれません。

それぞれの家庭に合った工夫をすることで、空間にゆとりをもたらすことができます。

どんな暮らしにしたいか、家族でよく話し合おう

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家族がどんな暮らしをしたいのか話し合う事が大切

LDKにはどのくらいの広さが欲しいか、居室は必ず3つ必要か、必要な場合はどう使うかなど、それぞれの家族ごとに希望は異なります。また、長く住むのか、子どもが成長したら住み替えを検討しているのかによっても変わってくるでしょう。

それによって同じ70m2でも2LDKが向いている場合や、あるいは3LDKであってももう少し専有面積が広い物件のほうがよいケースもあるはずです。

それらを見極めるためには、これからどんな暮らしをしたいのかを家族で話し、そのイメージを共有することが大切です。ライフスタイルは十人十色。家族が心地よく暮らせる広さ、間取りを知ったうえで、部屋選びを行うようにしましょう。

まとめ

・70m2は約43畳、そのうち居住スペースは約31畳
・LDKは12〜15畳程度が目安
・居室はコンパクトで、収納スペースは少なめ
・70m2の3LDKマンションは4人家族までがおすすめ
・家具の大きさや荷物の量を工夫することがポイント

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