開発面積約17.5ha、首都圏最大級プロジェクト「幕張ベイパーク」

JR京葉線「海浜幕張」駅に誕生する「幕張ベイパーク」
駅から歩いて行くと手前に「イオンスタイル幕張ベイパーク(2019年4月開業予定)」を擁する商業エリア。その先には楕円形の「若葉三丁目公園」があり、それを囲むように、6棟のタワーマンションを中心とした開発が行われる予定です。各街区の足元には多様性のある生活利便施設が設けられていきます。
コンセプトは「職・住・学・遊がひとつになったミクストユースの街」(※)。
今回お話を聞いたのは、この幕張ベイパークに新設される認可保育園についてです。

※「ミクストユースの街」とは、街が複数の用途を併せ持つことでコンパクトシティを実現。日中も夜間も常に様々な人が集まり、交流することで、多世代コミュニティ、多様性のある暮らし方、新しい文化を生み出していくということと私なりに解釈しています。


幕張ベイパークの配置イラスト図
1棟目:幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスのモデルルームレポート
2棟目:幕張ベイパーク スカイグランドタワー の詳細情報はこちら

千葉市役所でお話を伺ってきました!

<お話を伺った方>
■千葉市 担当
・千葉市こども未来局こども未来部 幼保支援課 幼児教育・保育政策担当課長  枡見 康平氏(以下、枡見さん)
・千葉市こども未来局こども未来部 幼保運営課  田中 智紀氏(以下、田中さん)
■幕張ベイパーク 開発担当
・三井不動産レジデンシャル株式会社 千葉支店 事業室 主管  工藤 朋之氏(以下、工藤さん)
・三井不動産レジデンシャル株式会社 千葉支店 事業室  篠崎 匠氏(以下、篠崎さん)

新しい街「幕張ベイパーク」に誕生する保育園

―まず、保育園の誕生する「幕張ベイパーク」について教えてください。

幕張ベイパーク敷地図
2棟目が完成した時点のイメージ図

工藤さん:「幕張ベイパーク」のコンセプトである「ミクストユースな街」とは、多様な機能があることで昼夜問わず人が行き交い、賑わいの絶えない街をイメージしています。そのために、タワーマンション以外にも商業施設、教育施設、運動や遊ぶためのスペース、クリニックモール、ケアサービス付き高齢者向け住宅など暮らしのための様々な機能がすぐ側にある街を10年以上かけて作り上げていきます。

篠崎さん:子育て支援という観点で言うと、保育園の他にも、コワーキングスペースやインターナショナルプリスクールや学童保育も同じ建物に誘致しています。例えば、下の子を保育園に、上の子を学童に預け、ママはコワーキングスペースで働いているというような幕張ベイパークならではのライフスタイルの提案ができると考えています。それを実現するためにも、保育園をはじめとする各教育施設は重要です。

ーそんな幕張ベイパーク内に、今回、マンション住民優先の認可保育園が誕生した経緯を教えてください。

枡見さん:若葉住宅地区の開発(現 幕張ベイパーク)の事業者を千葉県が公募する際に、保育園の設置が謳われており、保育園ができることはもともと決まっていました。今回のような大規模マンションの開発が行われると子育て世帯が急増し、局所的に保育園需要が増大するので、千葉市としては、より効果的・効率的に対応するために住民優先の仕組みを作る必要があると考えました。住民優先の認可保育園は、先行して大阪市などで実施されているので、それを参考に検討し、実施に至ったということになります。

ーそもそも住民優先の保育園は、法令や条例を変えずに制定はできるものなのでしょうか?

田中さん:そうですね。入所の選考に関しては、実情に応じて各自治体が選考基準を決めることになっています。局所的な保育園需要にどのような対策を打つかというのは、まさに市の姿勢が現れるところになります。
千葉市は以前から「保育士」が復職や就職できればより多くのお子さんを預かることができるという考えから保育士のお子さんの入園優先などを実施していましたので、それと同じように各自治体で決められる選考基準の範囲内で実施します。

ー住民優先の保育園ができるということを公示後、なにか反響はありましたか?

幕張ベイパークの保育園(保育園のイメージ)
<イメージ図>
転入先で保育園に入園できるかどうかは
マンション購入の重要なポイントになります

篠崎さん:マンションへの問合せは増えています。ちょうどタワーマンションの2棟目の販売が始まりますが、これからの販売においても、強いセールスポイントになると思っています。

田中さん:実際に優先的な取り扱いについてなどの問合せもありました。12月3日に一次選考の締め切りがあり、市外からの申し込みも相当数ありましたので、反響は大きかったのかなと感じています。

ー新しい街でもともとは保育需要も低かったエリアかと想像しますが、それでも公共性が求められる保育園において、住民優先は不公平という声もあったのでは?

枡見さん:マンションに住まない方から、そういった問合せも数件ありました。ご納得いただけるように、既存の保育園に影響が出ないよう局所的な需要を吸収するための待機児童対策であるという経緯を説明させていただいています。
今回の施策は、あくまで、若葉住宅地区の開発のように、一気に保育需要があがることへの対策の1つであり、待機児童対策として必要となる期間だけのことと考えています。

千葉市の待機児童問題への取り組みについて

―千葉市の待機児童に対する取り組みについても少し聞かせてください。今回の住民優先の保育園以外に、どのような待機児童対策を行っていますか?

枡見さん:2018年4月時点での千葉市の待機児童数は8人です。保育需要が高い状況は続いているので、待機児童対策にも積極的に取り組んでいます。まず、「量」という観点で保育園の新設や、保育士の待遇改善による保育士確保などに取り組んでいます。そして、「質」。保育の質向上のための研修なども行っています。

―千葉市や周辺の習志野市などは、転入前に認可保育園に通っていれば、調整指数の対象になる(「転入による保育所などの入所 ※保育所等の継続利用があった場合のみ」)など、比較的、転入しやすい指数になっていると思うのですが、いかがですか?

幕張ベイパークの保育園(千葉市の指数の考え方)
<イメージ図>
自治体によって、指数の考え方は異なります。
田中さんは「自治体の考えを施策に反映できる
のはありがたい」とおっしゃっていました。

田中さん:「転入による保育所などの入所」の調整指数は、待機児童対策というよりも、現在の居住地で保育園に入っているのであれば、転入しても保育が必要な状況だろうという考えからです。一般論では転入者が増えていくのは歓迎すべきことです。他自治体からの「呼び込み」とまでは思っていませんが、転入しやすいよう現在の生活スタイルをなるべく継続できるよう考慮し、指数を決めています。さらに、より実態に沿った内容にするため、いろいろなお声を踏まえ、周辺自治体とのバランスを取りながら、必要に応じて改正しています。

―なるほど、その転入者を含む居住者の方達への配慮と柔軟な姿勢によって、今回の住民優先の保育園が実現できたのですね。
今後の取り組みについてもお伺いしたいのですが、幕張ベイパーク内に2棟目以降もタワーマンションができて住民が増えてきたら、また保育園は足りなくなりますよね?


工藤さん:先ほどのお話にもあったように、そもそも開発事業者公募の時点で、保育園を段階的に整備することが必要となっておりますので、今後の保育需要を見ながら3棟目以降での新設を考えております。

枡見さん:もともと千葉市の宅地開発指導要綱の指導基準として500戸を超える開発事業は保育園の整備について市と協議が必要になります。マンション住民優先の取り扱いは、このような場合が対象となります。幕張ベイパークは全体の開発事業がこの場合に当てはまるので、原則、マンション内に設置される保育園は住民優先の取り扱いの対象となります。

―!!! ということは、今後も千葉市では住民優先の保育園が新設される可能性があるということですね?

枡見さん:そうですね。若葉住宅地区以外に今のところ予定はないですが(笑)。
今回、市内で500戸以上の大規模マンションができる際、マンション内に保育園を設置する場合には、居住者の優先的な取り扱いの対象にしようというルールを作ったということになります。大規模な開発は頻繁にあるわけではないですが、優先入所を適用することによってマンション内の設置を促進できると考えており、今後も積極的に協議していく予定です。

工藤さん:新築大規模マンション開発時には、保育園整備について自治体の方と協議することが多いのですが、認可保育園を整備した場合、せっかく新設しても購入者には「入れるかどうかわかりません」と話さなくてはいけないので、マンション販売上はいつもそこが難しいポイントでした。限定的な優先権のある制度を活用するケースもありますが、本質的な解決には至っていませんでした。住民優先の保育園であればその課題も解決するので、デベロッパーとしても設置しやすくなりますよね。局所的に増える需要に対して、優先的に入れるようにするというのは、転入促進にもつながると思います。

画期的な取り組みの第一段となる「幕張ベイパーク」

―今回は、首都圏最大級のプロジェクトであること、新しく開発される街であること、「ミクストユースな街」というコンセプトなどにマッチしたというところもありますよね。街が作られていくのが楽しみですね!

篠崎さん:同じ認可保育園を作っても、住民優先であれば全く意味が違ってきます。購入者にも安心して入居していただけると思います。

田中さん:一般論になりますが、人口は増えれば増えるほど都市の力になっていくのは間違いありません。子育て世代、若い世代が入ってくることで、地域が活性化します。
新しい制度を作れば賛否があるとは思いますが、私たちもできるところからいろいろやっていきたいと思います。

工藤さん:幕張ベイパークでは、いろいろな機能を街に持たせることで、コミュニティ活動を含めた自己実現を支援できればいいなと考えています。例えば、保育園や学童などの教育機能を充実させることで、子育てファミリーのご両親も様々な勤務形態で働くことができ、多様なライフスタイルを実現していただけると思います。
今回は、そんな街の機能を活かす効果的な制度を作っていただいたと思いますので、千葉市さんとの共同作業的な意味合いがあります。私たちは住みたいと思ってもらえるいい街を開発し、千葉市さんにはより転入しやすいように待機児童対策の施策を行っていただき、幕張ベイパークを新しい魅力的な街にしていきます。

枡見さん:千葉市としても大きくてインパクトがある開発。期待しています。

【感想】インタビューを終えて

幕張ベイパークの街
幕張ベイパークの街並みイメージ図

みなさんが、丁寧に優しくお話ししてくださったので、楽しくインタビューできました。枡見さんが、「局所的な保育需要に効率的に対応するための対策であり、待機児童問題が解消されれば必要なくなる制度」とおっしゃっていたのが非常に印象的でした。優先的な取り扱いなどが無くても希望すれば誰でも保育園に入れるようにするのだという、千葉市の待機児童問題に対する姿勢や覚悟を感じました。

私自身、保育園に入れずに未入居のまま新築分譲マンションを売却した経験があり、住宅購入をしたくても保育園がないので引越しができないという課題には、非常に関心を持っています。これをきっかけにぜひ他の自治体でも検討されるといいなと思いました。

幕張ベイパークの1棟目「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」のモデルルームを見学した際、これから作られる新しい街への期待で胸が高鳴りました。今回は保育園を取り上げましたが、多世代が永く快適に暮らせる街を作っていくとは、こういう一つ一つの施策の積み重ねがあってこそなのだと感じました。開発担当者さんの多世代の多様性を尊重できる「街づくり」「街そだて」の想いに触れ、ますます期待が膨らみました。
幕張ベイパークに誕生する2棟目「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の販売が始まります。少しでも興味のある方は、ぜひ街づくりについて聞きにモデルルームに行ってみてください。WoMansionでも見学し、ご紹介したいと思っています!

<幕張ベイパーク>

開発面積約17.5ha。首都圏最大級の街づくり「幕張ベイパーク」
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