マンション選びをスムーズにするためのポイント

いざマンションを購入しようと思っても、実際には何から手をつけてよいかわからないものです。マンション選びをスムーズに進めるために意識しておきたいポイントをまとめました。

■POINT■
・暮らし方をイメージしておく
・希望条件に優先順位をつけておく
・相場感を養っておく
・時期を逃さないように準備しておく

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間取りを考える際に、具体的な
ライフスタイルのイメージはとても大事です。

まずは、ライフスタイルを踏まえて暮らし方をイメージしておくと、自分や家族に合った間取りが見えてきます。たとえば、“子供部屋はリビングの横にして気配を感じたい”“調理しながら家族と会話ができるようにオープンキッチンが良い”というようにイメージしてみましょう。また、マンション探しでは、希望条件をすべて満たす物件を見つけるのが難しいので、希望条件に優先順位をつけておくと、予算内で満足度の高い物件を選びやすくなります。

そして不動産情報サイトや広告などをチェックしておくと“○○(場所)で3LDKなら4,000万円台半ば”といったように相場感がつかめ、予算内で購入できる物件が探しやすくなります。希望するエリアで物件が販売された時にすぐに情報を得られるように、気になるデベロッパーに会員登録などをしておきましょう。

気に入った物件を購入するためのポイント

もし「これだ」と思う物件に出会うことができたら、購入のプロセスを進めていきましょう。その際に注意しておきたいポイントをご紹介します。

■POINT■
・気になる物件の販売時期を確認しておく
・営業マンに申込み状況を確認する
・実際の物件ではなくモデルルームを見て決められるように、確認するべきポイントを知っておく
・予算内に抑えるために欲しいオプションを絞っておく

多くの新築マンションは複数の期に分けられて販売され、期ごとに購入の申し込みを受け付ける時期や抽選の時期が決まっています。
人気物件では、短期間で販売を進めて、気づいた時には完売しているというケースも少なくありません。気になる物件がある時は、早めに問合せやモデルルーム見学を行い、販売スケジュールを確認しておくことが大切です。

また、新築マンションの販売方法には、“登録抽選方式”と“先着順方式”があり、登録抽選方式では、登録受付期間に申し込みがあった人の中から抽選で購入できる人が決まります。
住戸によって人気にはバラつきがあるので、確実に購入したい時には、営業マンに申し込み状況を確認して、人気のある住戸は避けるという方法もとれます。

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事前に欲しい設備等を整理しておくと、スムーズでしょう。

新築マンションの販売では、実際の建物は建設中で、モデルルームを見て検討するケースもあります。見学できるモデルルームの多くは1つの間取りしか用意されず、オプション品が取り付けられていることが多数です。
見学時は希望する間取りとの広さの違いや、モデルルーム内でオプション仕様のもの、内装や設備で選べる部分などを確認しましょう。
モデルルームでのチェックポイントを把握しておくと、購入の判断がしやすくなります。また、ホテルのように設えられたモデルルームを見るとオプション品が欲しくなりやすいので、購入費用が不用意にアップしないように、欲しい設備などを絞っておきましょう。

お金の苦労をしないためのポイント

マンション購入は費用面を無視して進めることはできません。そこで、お金の苦労をしないためにできることをポイントでまとめてみました。

■POINT■
・頭金と諸経費を貯めておく
・頭金を貯めていくには先取り貯金をする
・両親や祖父母から援助を受けられるか確認する

一般的に頭金と諸費用を合わせて、物件価格の3割程度の現金を用意しておくと、スムーズに購入を進められます。“気に入った物件が見つかったのに、頭金が足りず購入できない”といったケースを避けるためには、計画的にマンションの購入資金を貯めておくことが大切です。

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合った方法で計画性をもって貯蓄しましょう

頭金を貯めるには、生活費の残りを貯めていくのではなく、郵便局や銀行の自動積立を利用して、先取り貯金をすると貯まりやすくなります。財形貯蓄の利用は勤務先で制度を導入している場合に限られますが、要件を満たす住宅の購入に利用すると、元金550万円までに対する利子を無利子で引き出せるなど有利です。
たとえば、1年間で100万円貯めるためには、毎月5万円、ボーナス時に20万円貯金する必要がありますので、計画的に貯めていく必要があります。
また、父母や祖父母から住宅購入資金の援助を受けられる場合は“住宅取得等資金贈与の非課税”の特例を受けられることがありますので、相談してみましょう。

住環境で後悔しないためのチェックポイント

マンションを購入して、住み始めてから住環境について後悔するようなことは避けたいものです。住環境について住んでから後悔しないように確認したいポイントをまとめました。

■POINT■
・周辺環境を朝や夜も見に行く
・実際の暮らしを想像してみる
・収納が十分に確保されているかチェックする
・ペットの飼育条件を確認する

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日中だけでなく、夜の雰囲気も確認するなど、
慎重なチェックが大事です。

マンションの購入を検討する際には、日中に物件見学に行くケースが多く、夜の環境を知らなかったために不満を持つこともあり得ます。日中は周辺がにぎわっていても、夜は人通りが少なく、治安に不安を感じる場合もあるのです。危険は夜だけではなく、朝の早い時間帯は、車の往来が多く、子供の通学が危惧されるケースもあります。納得できる住環境なのかを確認するためにも、朝や夜も現地を見ておきましょう。
また、海沿いの高層マンションなどでは風が強く、洗濯物が外に干せないこともあります。実際の暮らしが不便にならないかを想像して、物件を選ぶことが大切になります。特に、収納スペースが十分に備えられていない場合は、部屋の片付けがしにくく、暮らし辛さを感じやすくなります。さらに、今はペットを飼っていなくても、将来的に飼いたいという希望がある場合は、ペットの飼育条件もチェックするべきポイントになります。

マンション選びを失敗しないために

マンションのモデルルームを初めて訪れると、豪華でおしゃれな部屋に魅了され、衝動買いをしてしまうケースもあります。しかし、自分がマンションに求めるものを整理せず、相場感がわからない状態では、購入して後悔するリスクが高くなります。リスク回避のため、マンションを購入する前には、ライフスタイルや予算を踏まえて希望条件を整理しておきましょう。そうすることで、予算内で理想の住まいを手に入れやすくなります。マンション選びを失敗しないためには、事前に購入に向けた準備をしておくことが大切です。

■まとめ
・欲しいマンションの条件を整理しておく
・マンションの物件情報を得られるようにしておく
・頭金や諸費用を計画的に貯めておく
・周辺環境や間取りが暮らし方にあっているか確認する

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(2017/11/12)