ペントハウスってどんな部屋?

ペントハウスって?
ペントハウスって?

ペントハウスには屋上に建てられた家屋という意味があり、マンションの最上階にある、広いルーフテラス(下階の屋根を利用したテラス)が付属した部屋のことを指します。そのマンションの象徴的存在になるような特別な設計となっており、グレードの高い内装材や設備が使用されています。そのため、マンションの最上階にある部屋すべてがペントハウスと呼ばれるわけではありません。いわゆる「億ション」と呼ばれるような、都市部の高級物件に多く見られます。

また、一戸建てやビルの階段室、エレベーターの機械室、倉庫など、屋上に突き出した小屋のことをペントハウスと呼ぶこともあります。ただし、高級邸宅としてのペントハウスと区別するために、「塔屋(とうや・とうおく)」と呼ぶこともあります。

ペントハウスのメリット

ペントハウスは天井が高い
ペントハウスは天井が高い

天井が高い

一般的なマンションの天井高は2.3~2.5mほどですが、ペントハウスは3m以上の高さを確保していることも珍しくありません。天井の高さは実際以上に空間を広く感じさせる効果もあるため、海外の高級ブランドに多い大型の家具を置いても、窮屈さを感じさせないでしょう。

広く明るいルーフテラス

一般的に、マンションのルーフテラスは北側に設置されていることが多いようです。これは北側斜線制限により建物の北側に一定の勾配を確保する必要性があることから、部屋が階段状になることを活かした結果と言えるでしょう。

ペントハウスの場合は、北側だけでなく南側にメインのルーフテラスを大きく確保していることが多いようです。南向きのテラスは1日を通して明るく、庭付き一戸建てのような開放的な空間が楽しめます。

高級感・ステータス性の高さはペントハウスならでは
高級感・ステータス性の高さはペントハウスならでは

高級感・ステータス性が高い

ペントハウスは、そのマンションの象徴となる特別な部屋と位置づけられているため、ほかの部屋よりもグレードの高い内装材や設備が使用されています。エレベーターに乗り、最上階のボタンを押すことを誇らしく感じるという人もいるでしょう。ペントハウスに住んでいる、ということがステータスになるようです。

プライバシーが守られる・騒音がない

ペントハウスは、マンションに一戸だけつくられることが多く、フロアを独占的に使用できるため、プライバシーが守られた生活ができます。また、最上階は周囲の建物からの視線がほとんどない場合が多くカーテンを開け放していても気にならないでしょう。また、マンショントラブルの代表的なものとして挙げられるのが、周囲の住戸から聞こえる騒音です。ペントハウスであれば、上階や隣の部屋から生活音が聞こえてくることがなく、静かな生活を送れるでしょう。

眺望が良さもメリット
眺望が良さもメリット

眺望が良い

マンションの階数と眺望の良さはほぼ比例するため、最上階にあるペントハウスはもっとも眺望の良い部屋です。眼下にはるか遠くまで広がる風景を独り占めすることができます。立地によっては、ほかの建物に邪魔されることなく夕焼けや花火などを楽しむことができるでしょう。

ペントハウスのデメリット

ではペントハウスのデメリットは?
ではペントハウスのデメリットは?

雨漏りの被害を最初に受ける可能性がある

防水処理の経年劣化により、建物に雨漏りが起きてしまった場合、最上階であるペントハウスは最初に被害を受ける可能性が高いです。

強風が吹く

マンションは高層階ほど風が強く吹きます。特にペントハウスのルーフテラスは、周囲に風を遮るものがないため「吹きさらし」になってしまうことも多いようです。テラスに置いたベンチやテーブルが吹き飛ぶという大変危険な事例もあるので、風が強い日には注意が必要です。

家賃や分譲価格が高い

一般的に、マンションの分譲価格や家賃は高層階ほど上がる傾向にあり、最上階の部屋はその建物の中でもっとも高額となることが少なくありません。ペントハウスは、内装や設備がほかの部屋よりもグレードが高い仕様のため、一般的な最上階の物件よりもさらに高額となります。

管理費・共益費とは別に、ルーフテラスの使用料が必要

ルーフテラスは、マンション住人全体で所有する「共用部」にあたるのですが、ペントハウスに住む人が独占的に使用する場所となるため、使用料の支払いが必要です。マンションでは家賃あるいは住宅ローンに加えて管理費や修繕積立金などを支払いますが、ペントハウスではさらにテラスの使用料が加算されるため、月々の維持費が高額になるケースが少なくありません。

地震の影響を受けやすい

マンションの上階ほど地震の揺れが増幅される性質があります。そのため最上階のペントハウスでは、実際の震度よりも揺れを大きく・長く感じやすい可能性があります。また、停電などでエレベーターが停止した際は、長い階段を昇り降りすることになり、下の階よりも不便を感じるかもしれません。

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