分譲マンションの購入を考えたきっかけランキング

それでは2016年に分譲マンションの購入をした人のきっかけを見ていきましょう。「もっと便利なところで暮らしたかったため」が2015年の3位からランクアップして1位を獲得しました。2位は「住宅ローンを支払える年齢を考えて」、3位は「もっと広い住まいで暮らしたかったため」となりました。

2016年 分譲マンションの購入を考えたきっかけランキング

1位(3位)「もっと便利なところで暮らしたかったため」27.9%

2位(4位)「住宅ローンを支払える年齢を考えて」24.4%

3位(2位)「もっと広い住まいで暮らしたかったため」24.3%

4位(5位)「ローンの金利が低水準だったため」23.4%

5位(1位)「もっと設備が充実した住まいで暮らしたかったため」20.3%

6位(6位)「家族の人数が増えたため」19.0%

7位(7位)「もっと落ち着いたところで暮らしたかったため」11.4%

8位(8位)「子どもが成長したため」11.2%

9位(10位)「結婚のため」10.2%

10位(17位)「自身の高齢化のため」8.7%


分譲マンションの購入を考えたきっかけ【複数回答可】2016年の分譲マンション購入者(n=140)
※カッコ内は、2015年の順位

2015年に1位だった「もっと設備が充実した住まいで暮らしたかったため」は、2016年では5位にランクダウンしています(スコアも4.3ポイント低下)。2位は「もっと広い住まいで暮らしたかったため」が続いていたところからすると、2015年の方が家の建物そのものに目を向けていたのではないでしょうか。2015年よりも2016年の方が家の外(利便性)をさらに意識するようになったと言えるのかもしれません。

家の中よりも外を意識する人が増えています
家の中よりも外を意識する人が増えています

今回、大きくランクを伸ばしたのが、10位にランクインした「自身の高齢化のため」でした。「住宅ローンを支払える年齢を考えて」も2位とランクアップしていることから、年齢を意識して購入した人が増えた年とも言えるでしょう。生活施設が周囲に揃っている状態を求めるようになっていたからこそ、利便性の重要度が増したのかもしれません。

検討開始から契約に至るまでの期間

分譲マンションを購入した先輩たちは、一般的にどの程度で検討開始から契約に至るのでしょうか。結果は以下のようになりました。

「2ヶ月未満」 25.5%
「2ヶ月~半年未満」 38.8%
「半年~1年未満」 21.9%
「1年以上」 13.9%

「2ヶ月~半年未満」が最も多く38.8%でした。続いて「2ヶ月未満」(25.5%)とすぐに決めた方と、「半年~1年未満」(21.9%)で分かれました。平均すると8.2ヶ月でした。分譲マンションは予算と見合い、条件にぴったりの物件を見つけるまでには少々時間がかかりそうということが分かります。

契約までには、モデルルームの見学などやることがたくさんあります
契約までには、モデルルームの見学など
やることがたくさんあります

決まるまでにどのくらいかかるか分からない方は、逆算していつから動いたらいいのか参考にしてみるといいかもしれません。

ただし、分譲マンションは契約後、引渡しまでに半年以上要することもあります。いつ頃竣工予定なのか、あわせて確認しておきましょう。また必ずしも予定通りの期間で完成に至らないこともあります。

検討初期の予算と実際の購入・契約価格

続いて分譲マンションの実際の購入価格を見ていきます。もともと、検討当初の予算は平均すると3605万円でした。しかし、実際の購入価格は、平均で4052万円となりました。「4000万円~5000万円未満」と「5000万円以上」が増えています。分譲マンションを購入した人の多くは、当初考えていた予算よりも高い買い物をした人が多かったということが分かりました。

検討初期の予算(上)と実際の購入価格(下)【単一回答】
検討初期の予算(上)と実際の購入価格(下)【単一回答】

マンション購入で苦労したこと

分譲マンションを購入した先輩たちは、どのようなことで苦労したのでしょうか。1位となったのは「相場や適正価格が分からなかった」(25.7%)。相場感を身に付けることに苦労したようです。続いて2位は「住まいに関する基礎知識が不足していた」、3位は「何を基準に比較検討すれば良いか分からなかった」でした。

検討中に苦労したこと

1位「相場や適正価格が分からなかった」25.7%

2位「住まいに関する基礎知識が不足していた」22.7%

3位「何を基準に比較検討すれば良いか分からなかった」16.5%

4位「実際の住まいのイメージが分からなかった」12.0%

5位「物件価格・施工価格が分かりにくかった」11.6%

6位「どの情報源から情報収集すればよいか分からなかった」9.2%

7位「相談できる第三者がいると良かった」9.1%

8位「希望に合う物件・施工会社が少なかった」7.9%

9位「見積もりの比較が大変だった」7.4%

10位「クチコミ情報が少なかった」7.1%


検討中に苦労したこと【複数回答可】2016年の分譲マンション購入者(n=140)

最初は、進め方の手順や一体どのような選定基準が存在するかが、分からなかったりするものです。マンションの参考価格は、以下のような既存のマンションの価格帯を参考にすると、イメージしやすいかもしれません。
プライスマップ
中古マンションの価格相場

最終的にその物件を買った決め手は

最後に最終的に購入した物件の決め手を伺いました。1位から7位までは2015年とほぼ変わらない順位となりました。1位と2位は「交通アクセスの良さ」「物件価格」が半数を超えてランクインしています。代わりに上位から離脱したのは、「設備が充実していること」「建物の広さ」でした。2016年は部屋の中身は優先順位をやや下げて、周辺環境を重視する結果となったようです。

最終的にその物件を買った決め手

1位(1位)「交通アクセスの良さ」59.2%

2位(2位)「物件価格」53.2%

3位(3位)「間取り・部屋数」32.9%

4位(4位)「築年数/新しさ」30.0%

5位(6位)「通勤・通学のしやすさ」29.0%

6位(5位)「日当りの良さ・南向き」27.3%

7位(7位)「セキュリティの高さ」16.6%

8位(11位)「周辺施設へのアクセスのしやすさ」15.8%

9位(10位)「商業、医療施設が充実していること」15.6%

10位(14位)「駐車場があること」12.6%


最終的に購入した物件の決め手【5項目まで複数回答可】2016年の分譲マンション購入者(n=140)
※カッコ内は、2015年の順位

調査概要

【調査実施期間】事前調査:2016年11月14日(月)~11月24日(木)
 本調査:2016年11月18日(金)~11月24日(木)
【調査対象者】事前調査時(2016年11月)に過去1年間で、賃貸/分譲マンション/分譲一戸建て/中古マンション/中古一戸建て/注文住宅/リフォームいずれかの住宅の契約をした人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】分譲マンション:140サンプル(ウェイトバック前 518サンプル)
※住まい形態に応じて、人口動態に沿って回収し算出した性年代構成比に補正して集計を行った(ウェイトバック集計)

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