マンションの管理費はどう決まるのか?

「マンションは管理を買え」と言われるぐらい、快適にマンションで暮らすために管理は重要です。その管理に対し充てられる費用が管理費です。マンションの運営には様々な費用がかかります。大きな項目は、管理員やフロントスタッフなどの人件費等の管理委託費用と、共用部の清掃や、エレベーターなどの設備の保守・点検費用、水道光熱費や修理といった維持管理に必要な費用です。それをマンションの所有者全員で負担することになります。サービスの内容や設備・共用施設の多寡とマンションの規模によって管理費は異なります。管理員の勤務時間では、毎日勤務する日勤よりも当然巡回管理の方がコストは安くなります。運営費のかかる共用施設があればその分、マンション全体の負担は増えます。戸数規模の小さいマンションで管理員が常勤であれば、その分管理費は高くなる傾向にあります。

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マンション管理費

管理費の目安は?

新築マンションの管理費は、当初不動産会社が設定するケースがほとんどです。傾向としては、マンションの価格が高いと管理費も高くなる傾向にあるようです。首都圏と地方都市では、管理員の人件費や清掃費も異なりますし、より高額のマンションを購入する方は、求めるサービスも大きくなるからのようです。東京カンテイ発表の2011年1月~3月のデータでは、首都圏の管理費の平均値は70㎡換算で15,324円になっています。戸数規模が小さいマンションは高くなる傾向がありますが、一定の規模以上のマンションの場合、共用施設を充実させることが多いので管理費も相応の価格設定になっている傾向にあります。

管理を見直すケースもある

同じマンションブランドなら系列の同じ管理会社が管理を運営している場合が多いのですが、中古マンションの広告などを見ると管理組合が管理委託先を変更しブランドと異なる管理会社になっているケースがあります。住民の意識が高く管理組合の運営がより機能している場合、各項目の管理コストの見直しを行っています。その中で管理会社を変更する場合もあるようです。削減できた管理コストは、修繕積立金に組み入れ将来の修繕に備えている管理組合もあります。またプールなど維持コストがかかる施設などの運営時間を見直すこともあるようです。長期にわたって、快適にマンションで暮らすためには、必要な管理を適正な形で行うことが求められています。

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(2013/08/06)