共用施設ってどんなもの?

マンションは、購入した自分だけのものである「専有部分」と、所有者全員の共有持分である「共用部分」に別れます。共用部はみんなのもの。例えば玄関ホール・廊下・階段・エレベータなどは、所有者全員のものです。共用部は専有部分全体に占める所有面積の割合に応じて持分を定め、共同で所有している部分にあたり、修繕なども個人の意志判断ではできない部分です。バルコニーは自分の部屋と続いているので専有部分と勘違いされそうですが、専用使用権を持った共用施設のひとつです。

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マンション共用施設(パーティールーム、ラウンジ、ゲストルーム、ラウンジ)

素敵な共用施設は、魅力のひとつ

エレベータなど必要な共有施設だけでなく、大規模なマンションではスケールメリットをいかした魅力的な共有施設が設置されているマンションもたくさんあります。広々としたエントランスと来客用のソファー、ホテルのようなコンシェルジェサービス、キッズルーム・シアタールーム・ジム・洗車スペース・ペットの足洗い場などさまざまな魅力的な施設が設置されているマンションがあります。同じ価格帯で同じ広さのマンションであれば、立地とともに共有施設の差は気になるところ。「こんな施設がついているなら」と購入の意志決定には大きく影響するものです。

あればあるほど維持費はかかる、共有施設

さて、このように魅力的な共有施設ですが、本当に必要なものかどうかは吟味しましょう。今は子供がいるのでキッズルームを使うとしても、子供が大きくなったら使わない施設です。同じような年代が購入すると、何年かすると、ほとんどの家族がキッズルームを使っていないというケースもあります。とはいえ、このキッズルームの光熱費やメンテナンス費用はずっとかかるわけです。ペットがいない人にとってはペット用の施設は使わないものですし、車を使わなくなったら洗車スペースや駐車場などは縁がなくなります。「コンシェルジェにあまり頼み事はなくなった」「エントランスのソファーで接客しない」「パーティルームでパーティを企画しない」などライフスタイルの違いやライフサイクルの変化によっては、無用の長物となることもあります。「あったらいいな」は「なくてもいい」のかもしれません。どんな共用施設が本当にほしいか、よく家族で話し合って、物件購入時の優先順位をつけていきましよう。

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