マイホームを購入するときに悩むのが、マンションにするか、それとも一軒家にするかという点です。

購入費用だけに意識を向けるのでなく、それぞれのメリットや注意点についても押さえておきましょう。自分のライフスタイルに合わせて、多くの視点から考えていくことが大切です。

今回は、マンションと一軒家の特徴とメリットについて紹介します。

マンション

 

マンションを購入するメリットとして、メンテナンスが楽なところが挙げられます。管理会社が共用部分の掃除を定期的に行ってくれたり、ゴミ出しが24時間いつでも可能だったりするマンションもあります。

 

また、管理人や他の居住者がいることで、一軒家と比べて防犯性に優れているといえるでしょう。安心して快適な暮らしをしたいという場合には、メリットに感じる部分も多いのです。

 

部屋の間取りも基本的にワンフロアであるため、上下の移動が少ないのが特徴です。室内での移動が比較的スムーズに行えるので、高齢者も暮らしやすい面があります。

 

居住者同士の交流も設けやすく、ある程度の規模のマンションであれば共用施設を使って趣味のコミュニティをつくることもできます。同世代の居住者が多くいれば、暮らしや子育ての相談相手を見つけやすくなるでしょう。

 

一方で、マンションを購入するときにはいくつかの注意すべき点もあります。

 

まず、一軒家のように独立した建物ではないため、築年数の経ったマンションなどの場合、近隣の居住者の生活音が響いて気になることもあるでしょう。

 

また、マンションの場合は一軒家と異なり、管理費や修繕積立金の負担も考慮する必要があります。そのほかに駐車場代などもかかってしまうので、毎月数万円の支払いが発生してしまいます。

一軒家

 

一軒家のメリットとして挙げられるのは、自分の住みたいところに住めるという点です。マンションのように集合住宅ではないため、騒音などのトラブルに悩まされてしまうことも少ないでしょう。

 

また、管理規約によって縛られることもないので、自分のライフスタイルに合わせた暮らしを手に入れられます。管理費や修繕積立金などの負担がないため、お金を使うタイミングがコントロールしやすいのもメリットです。

 

一軒家はあらゆる設備を自分で管理しなければならないため、時として修繕のためにまとまった資金が必要になることもあります。計画的に修繕費用を確保しておき、設備をこまめに管理していくことも必要です。

 

また、マンションと比べると防犯面での対策も考えなければなりません。マンションのように管理人や警備員が見回りをしてくれるわけではないので、戸締まりなどをしっかりと行い、防犯意識を持ち続けることが大切です。

費用面で比較

 

マンションでは修繕積立金を毎月徴収されますが、居住者の人数によって負担額も変わってきます。だんだんと居住者が引越してしまうマンションだと、1世帯あたりの修繕積立金の負担額も増えていくでしょう。

 

一方で、一軒家の場合には売主との直接契約でなければ、仲介手数料を支払う必要があります。基本的に新築マンションの購入には仲介手数料は不要ですが、中古の場合は必要となるケースがほとんどです。物件の価格によって仲介手数料も異なってくるので、一軒家を購入するときには諸費用も含めて考えておくことが大事です。

 

なお、どちらを購入する場合でも印紙代や登記費用、保険料や固定資産税などの各種税金はかかります。住宅を購入してから困ってしまわないためにも、手元の資金にある程度の余裕を持たせておくことも考えておきましょう。

 

住宅を購入してから時間の経過とともに家族構成や仕事など、生活そのものにも変化が出てくるものです。

 

そのため、住宅を購入するときに10年後や20年後の暮らしもイメージしておくことで、結果的に自分に合った家を選ぶことにつながります。

 

建物には耐用年数もあるため、仮に途中で売却をするときにはいくらで売れるのかといった点も、あらかじめシミュレーションしておくといいでしょう。

 

「ずっと住み続ける」のか「途中で住み替えを検討する」のかによって、選択肢も異なってきます。一緒に住む家族ともよく話し合ったうえで、自分たちのライフスタイルに合わせた家を選ぶことが大切です。

 

・マンションはセキュリティ面に優れており、管理会社がメンテナンスを行ってくれる

・マンションは毎月の管理費や修繕積立金の負担がある

・一軒家は管理規約に縛られずに暮らせるメリットがある

・設備に不具合が生じたときには、一軒家の場合はすべて自分で対処しなければならない

・家を購入するときは耐用年数や売却時のことも考慮し、家族でよく話し合うことが大切

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