生活に欠かせない電気。電気工事は新築の場合、建築と併せて行うことが多く、場合によっては施主自ら電気工事店を選び、依頼するケースもあります。

自ら工事を手配することで費用が下がる可能性があったり、工事の内容や流れを知っておくとことで、今後トラブルが起きた際にも冷静に対処できたりします。

今回は電気工事の契約の流れや気をつけたいポイントを紹介します。

 

電気工事では主に、住宅内の照明の設置や配線工事を行います。

 

電気工事は危険を伴うため、“電気工事士”の資格を持つ人が行うのが一般的です。資格を持たない人が工事をすることは火災や感電の原因となるため禁止されており、これに違反した場合には罰則が科せられるよう決められています。

 

新築の場合、電気工事の具体的な内容は以下のとおりです。

・配線工事:住宅の室内へ電気を引き込むために配線を設置する工事です。

・空調工事:エアコンをはじめとした空調機器を設置する工事です。建築段階で空調を取り付ける場合はここで行います。
・照明器具工事:各部屋に照明器具を設置する工事です。建築段階で照明器具がある場合はここで取り付けることになります。
通信関係工事:テレビや電話、インターネットなどの回線を繋ぐ工事です。

 

上記の内容を、家を建てる段階で同時に行います。新築の場合、建物へ電気を引いた後に各部屋へ分配するための分電盤の設置と電圧の調整をします。


次にコンセントや照明、空調機器への配線などを行い、壁の中で配管します。この際、配線を間違えたり変更が必要となったりしてしまうと、壁を取り壊して配線し直す必要があります。

 

まずは日程を調整のうえ、工事予定の現場調査を行い、打ち合わせをしてから契約に進みます。

 

打ち合わせでは、どういった工事になるのか施工会社側から説明があるのでしっかりと聞いて、不明点があればその場で確認を取るようにしましょう。

 

工事内容が決まったら見積書を作成してくれるので、見積もり内容に納得したら契約へと進みます。

 

契約後は必要な資材・製品の調達が完了し、双方のスケジュールが合った日より工事開始となり、施工が完了したら料金を支払います。これが電気工事の契約から工事完了までの一般的な流れです。

 

新築の建物が木造かRC造(鉄筋コンクリート造)かによって、契約内容や作業内容が変わります。木造の場合、配線作業を行った後に内装工事を行うため、後から配線ミスを見つけたとしても手直しがしやすいです。


一方RC造の場合、電気の配管はコンクリート内へ埋設するので、後から配線を直すことが難しいとされています。配線にミスがないか、電気工事の完成前に再度確認を取るようにしましょう。

 

また、電気工事は専門知識と技術が必要となる工事であるため、配線ミスなどが起こらないように実績や経験を積んだ会社を慎重に選ぶことも大切です。

 

電気工事を契約する際は以下のポイントに注意しておきましょう。

 

住宅の大きさや設備、工事内容によって電気工事費用は異なります。正確な相場を自分で調べるのは難しいので、相場を知るために同じ条件でいくつかの会社から見積もりを取るようにしましょう。

 

電気工事がセットになった住宅プランを選ぶ際も、電気工事にどれくらいの費用がかかっているのか確認してみましょう。

 

電気工事の費用は工事内容によって変動するので、コンセントやスイッチの数が増えるほど高くなる場合があります。特に、コンセントやスイッチの数を後付けで増やす際は費用がかかりやすい傾向にあります。

 

電気工事の費用を抑えたいという方は、コンセントやスイッチの個数、位置について後で増設する必要のないように前もって考えておくと、余計な費用をかけずに済みます。

 

新築の電気工事は、建築工事とセットになっていることがほとんどなため、安心してしまい、工事内容をきちんと確認しきれていないこともあります。

 

特に、コンセントやスイッチの個数は後付けとなると料金が上乗せされ、費用が高くなりやすいので、契約段階からしっかりと工事内容や総合的に必要となる費用を確認しておきましょう。

 

また、自ら依頼をする際は複数の施工会社から見積もりを出してもらい、内容と費用が合ったところを選択しましょう。

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