転勤族によく見られる生活パターンとは?

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支社が全国にある場合
転勤がある人もいるでしょう

転勤族とは、会社などの組織に所属していて、全国にあるいくつかの支社などに勤務先が移動することの多い人やその家族のことを言います。

転勤があることで、社員はさまざまな環境でキャリアを積んで成長し、さらに企業のマンネリ化や不正防止にもつながるのです。

したがって、全国転勤ありの会社に勤めている以上、本人やその家族は突然の部署異動を覚悟しておかなければなりません。
転勤は家族がいても関係なく命じられます。
幼い子どもがいる家庭は家族全員で転勤先に移り住むパターン、そして子どもがある程度成長すれば単身赴任してもらうというパターンが多いようです。

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購入時期は悩みどころですよね

そこで、転勤族を悩ませるのがマイホーム購入の時期です。
せっかくマイホームを建てても数ヶ月後に部署異動で転勤が決まり、次はいつ戻ってこられるのか分からないということも珍しくありません。
そのため、定年までは賃貸暮らしで落ち着いてから購入を考える場合も多いですが、一方で転勤族でありながらマイホームを持つことを決めた人もたくさん存在します。

転勤族がマイホームを持つことのメリット

転勤族の方がマイホーム購入の決断をする理由はさまざまです。
1つに、ずっと賃貸でいることに対する将来の不安があります。
「定年後、現金で家を購入する予定で貯蓄しましょう」と決めていても、家賃を払いながら本当に計画通り貯められるのか不安になるでしょう。
もし貯蓄できていない場合、高齢で住宅ローンを借りられないのではないか、買わずに賃貸にしてもずっと家賃を払い続けられるのかなど、さまざまな懸念材料がつきまといます。

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購入した家は、退職後に戻ってくることや
賃貸・売却することも可能です

若いうちに無理のないローンを組んでおけば、その分ローン返済を早く終わらせることができ、老後資金を早めに貯めることができるかもしれません。
高齢化社会になることは必然の中、年金がきちんと支給されるのかわからないこともあり、老後にローンが残っているような状態はできれば避けたいものです。

仮に、購入した直後に転勤になっても、戻ってくるまでの間は家族に住んでもらったり、賃貸に出したりして、マイホームを売却さえしなければ定年後は住み続けることが可能です。

現時点でマイホームに住めない状態だとしても、最終的に戻れる家があるということで精神的な安定を得られる方も多いようです。

転勤族のマイホーム購入後の生活パターンはどうなるの?

転勤族の方は、マイホーム購入後に転勤になったときの生活パターンをあらかじめ想定しておく必要があります。
考えられる生活パターンは以下の3通りです。それぞれのケースごとの適切な購入の時期や、物件選びのポイントについて見ていきましょう。

◆本人が単身赴任で、家族が家に残る場合

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子育てを考えている場合には、
周辺環境も大事です

購入後は単身赴任すると最初から決めているなら、家に残る家族にとっていいと思うタイミングや環境でマイホームを建てましょう。

子どもができたら、やはり気になるのは周辺環境ではないでしょうか。
もし集合住宅の場合、夜泣きや物音で肩身の狭い思いをしたり、トラブルが起こったりすることもあり得ます。
対して、周辺環境の整った土地で購入した一戸建てであれば、安心して子育てができると感じる方が多いと思います。
治安のいいところや、教育環境のいいところ、お互いの実家の近くなど、母親が子育てしやすいと思える場所などがおすすめです。

子どもの成長に合わせた引越しを優先的に考えるなら、小さいうちなら幼稚園入園前や小学校入学前など、環境になじみやすい時期に合わせて引越すと安心です。

Real Estate Property and Investment Concept
借り手がつきやすいエリアで
購入するのも方法です

◆一時的に賃貸にする場合

老後に住む街を決めている場合は、転勤になったらマイホームを賃貸にすることを前提に購入するという方法もあります。
将来的に車を手放す予定があったり、足腰が弱くなったりした状況を想定すれば、スーパーや銀行、病院などが歩いて行ける距離にあるところだと老後は住みやすいかと思います。

予算的に駅から近いところが難しい場合は、ネットスーパーの宅配が利用できるエリア、バス便が充実しているところなどを選んだほうが、貸す上でも借り手がつきやすくなります。

マイホームを売却ではなく一時的に貸すという選択は、すぐに借り手が見つからなかったり、希望する家賃ではなかなか借り手がつかなかったりするなどのリスクも伴います。
借り手が見つかれば家賃収入で住宅ローンを返済できますが、家賃収入による税金やマイホームの固定資産税や修繕費などを見積もっておく必要があります。

◆売却する場合

売却しやすい物件を購入することが
ポイントです

年齢的にもそろそろ住宅ローンを組まないといけない、今の住まいが我慢できないなどの理由で、いざという時は売却してもいいからマイホームが欲しいという方も少なくありません。

売却することを前提に購入するのであれば、資産価値のある物件を選ぶと買い手がつきやすくなります。
人気のエリアや、駅から近い場所を選ぶと資産価値は下がりにくいと言われています。
個性的な間取りよりも万人受けする一般的な間取りにし、内装や設備はこだわりすぎないほうがいいでしょう。
築浅物件のほうが売れやすいので、転勤が決まったらなるべく早い時期から売却活動を始めましょう。
そのほか、大手の住宅メーカー施工の家や、日当たりがよい、2台駐車可能なども売却の際に有利になることがあります。

購入の際に考えておきたいポイント

◆転勤になったときに備えて家族と話し合っておく
マイホーム購入前に、もし転勤になったら単身赴任なのか、帯同するのかを家族間でよく相談しておくことが大切です。
それによって、住宅購入の方針も資金計画も変わってきます。

◆住宅補助の期間や有無
会社によりますが、住宅補助が出る場合はその制度を利用して、補助が出る間は賃貸住宅に住みながら貯蓄をしておき、定年後に現金でマイホームを購入するというケースもよくあります。

転勤の可能性がある人は、マイホーム購入の前に上記のポイントをしっかり確認しておくとよいでしょう。

まとめ
・転勤族はマイホームを購入してすぐに転勤ということもあり得るので、住宅購入のタイミングが難しい
・たとえ住めない期間があっても、売却さえしなければ最終的に戻れる家があることで安心感がある
・転勤が決まったら単身赴任か帯同か、帯同するのであればマイホームを貸すのか売るのかなど、購入後の生活パターンをよく家族で話し合う


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